孤独死シンポジウムです!
午前中は、ボランティア活動の打ち合わせ
午後は、常盤平団地の「孤独死を考えるシンポジウム」に出席してきました。
都市部が抱えている問題である高齢化と単身世帯の増加など、高齢者が一人でも安心して暮らせるコミュニティーづくりの必要性を改めて勉強させてもらいました。
孤独死ゼロ作戦を積極的に実施しているのが常盤平団地です。中心で活動して頂いている団地自治会の皆さん!大変にありがとうございます!
厚生労働省の専門官の方の講演があり、現在、地域で課題となっていることとして、高齢者増加と合わせて以下の事例をあげていましたので抜粋します。
〈孤立死の防止〉・・・単身者の地域からの孤立の防止
〈徘徊死・不明者〉・・・地域の人々による認知症の理解と早期発見
〈高齢者虐待の発見〉・・・孤立している介護世帯の早期発見と支援
〈児童虐待の発見〉・・・子育てへの心理的負担軽減のための支援
〈障がい者の地域移行〉・・・地域の受け皿づくり
〈消費者被害〉・・・身近な相談者、生活変化を察知できる関係づくり
〈災害時要援護者〉・・・日常的なつながりや支えあう活動の必要
〈「時々」「ちょっとしたこと」の手助けに困る人〉・・・制度の外にあるニーズへの対応が必要
〈軽度者や一時的な要支援者〉・・・制度の谷間にある人への対応が必要
〈重なり合う問題〉・・・同世帯に障がいや不登校の児童などいくつもの問題を抱えている世帯への対応
今後、このような課題は国というよりは、各市町村などの自治体に委ねられる傾向があるとのことです。今の政府の動きを待っていては、手遅れになるかもしれません。
これらの諸課題に真摯に向き合いながら、市議会議員としてできることをやって参ります!