9月議会最終日です!
本日、9月議会が終了しましたが、我々に平穏な日々が訪れることは無さそうです。
平成22年度の決算に関しては、各会派の代表から討論が行われ、一般会計と特別会計に対する評価や要望がなされました。
我が公明党からは諸角議員と織原議員が代表して登壇し、子育て未来カード、パパ手帳などの取り組みを評価、また、学校耐震化、アスベスト対策、音楽室冷房化などを要望し、会派として市民生活向上のための意見を述べました。※詳細は松戸市ホームページをご覧ください。
今回は、市立病院の建て替えに関して、委員長より途中報告が発表され、新病院建設に向けて、ある一定の方向性が見えてきました。
これからも、我々議会は行政のチェック機能としての役割を果たすべく取り組んでいくと共に、松戸市民全体にとって本当に良い病院ができるように協議を重ねて参ります!
ちなみに、松戸市には200床以上の手術・入院が可能な2次救急病院は3病院も存在しています。現状では234床、283床、408床の2次救急病院があります。いずれの病院も増床や機能向上に向けて新病院を松戸市内に建設している最中であります。
2次救急病院とは、通常の時間帯(朝9時頃から夕方5時頃まで)は常勤医がおり、手術・入院などの対応が可能な病院のことをいいます。
しかし、この2次救急病院は夜間や休日などは全ての科の医師がいるわけではありません。整形外科の担当の日もあれば、眼科の担当の日もあります。夜中に急におなかが痛くなっても、整形外科や眼科の医師では手術など適切な処置ができない場合があります。
ましてや、夜中に交通事故に遭い、脳挫傷・骨折・内臓損傷をしてしまったら、脳外科、整形外科、外科のドクターが必要であり、当然ですが手術になりますので、麻酔科のドクターも必要になります。手術室専属の看護師さん(手術室の看護師さんは専門的な知識が必要で、一般病棟や外来専属の看護師さんでは代役ができないのが一般的です。その逆は、ありのはやME(臨床工学士)さんもしかりです。このような場合、2次救急病院では対応することができない場合があり、救急隊は受け入れ可能な病院を探すことになります。
このような場合に必要なのが3次救急病院なのです。救命救急センターなどを擁する、2次救急病院では対応しきれない患者さんの最後の砦(受け入れ先)となるのが3次救急病院であり、東葛地域でその役割を担っている唯一の病院が松戸市立病院なのであります!
以前にもブログに載せましたが、私は松戸市立病院で生まれました。私の長女も松戸市立病院で産声を上げました。友人・知人などが同病院でお世話になっており、私も含めて、手術をしてもらった経験もあります。
私の後輩も交通事故でたらい回しになったあげく、同病院にて一命を取り留めて頂いたことがあります。その時の、ドクターをはじめ、看護師さんなどの病院スタッフが懸命に対応してくれたことは10年ほど前ですが、昨日のように鮮明に覚えています。手術室の看護師さんが輸血を運ぶために何度も何度も階段を行ったり来たり走り廻ってくれていました!今思えば、動線が悪かったことが一因かとも、、、
そのような大恩のある松戸市立病院が無くなってしまうような事は絶対に許されません!松戸市民を含めて、多くの市民の命を守る最後の砦として、公明党は松戸市立病院存続に向けて全力で取り組んでいくことを誓います!