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本日、市立病院建設検討特別委員会が開催され、市から、「急性期病院の建設整備計画」が提出されました。

この問題については、「現地建て替え」を主張した本郷谷市長が誕生して以降、混迷の度を深めておりましたが、有識者等で構成される検討委員会が「現地建て替えは非常に困難。」との答申を示したことを受け、昨年9月、本郷谷市長は漸く「現地建て替えを断念した。」と明言しました。
そして本郷谷市長は新たに、千駄堀地区への移転建て替え案を提示してきました。
ところが、この千駄堀地区は、過去何回となく市立病院の移転候補地に挙げられ、その都度、様々な課題を指摘され、候補地から消えてきた経緯があります。
しかし市議会としても、スピード感を重視する視点から、千駄堀地区を移転候補地の一つとして「尊重する」とし、基本計画を含めた各種判断材料の提出を求めました。
そしてそれを受けて、市は本日、基本計画の素案として「急性期病院検討書」を公表しました。

それによると新病院は、千駄堀地区の農地約69,500㎡を借り上げ、本館と管理棟合わせて延べ床面積45,000㎡の病院を建設するとしております。
病床数は現病院と同規模の600床。
平成25~28年度に建設工事を行い、平成29年度に開院とのスケジュールとなっております。
また、概算事業費として127億8,300万円、関連事業費として27億4,000万円。
合計の総事業費として、155億2,300万円を見込んでいるとしております。
市議会は、更なる情報開示を求めた上で最終的な判断をしたいと考えております。

本日の検討書公表により、本郷谷市長がマニフェストで掲げた、『現地建て替え・病床数450床・事業費64億円』との市民との約束は、総崩れとなったことが明らかになりました。
このことにより、本郷谷市長は、更なる説明責任が求められることになります。

公明党はこれからも、「市民の命を守る」との視点で議論を進めてまいります。

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松戸市 織原正幸
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