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本日は、昨年12月議会で継続審査となっていた議案について、審査のための総務財務常任委員会が開催されました。
継続となっていた議案は次の二つです。
1.任期付職員の採用に関する条例
2.松戸市後期基本計画について

1の任期付職員の採用に関する条例については、医師や弁護士など高度な専門性を持つ人材を採用して、活用して行こうという趣旨の条例で、決して反対するものではありません。しかし、12月議会の中では、誠に残念なのですが、その条例をそのまま認めるわけにはいかない状況にあり継続審査になっておりました。
それは、昨年夏に行われた本市の非常勤職員採用について、市民から監査請求が出され、11月には本市監査委員からも意見が出されていたからです。
つまり、簡単に言えば、現在行われている本市の非常勤職員採用については、「違法ではないが不明朗だ」と、監査委員から指摘された状態だったからです。
そこで、議会としては、さらなる透明性の確保を求めたわけです。
そして今回、市から、様々な改善案が提示され、例えば、この条例を執行するに当たっての規則・要綱が提示され、さらには、選考の判断基準についても客観的な判断基準を設けて採点の細目や配点なども行っていくことも明確になりました。
よって、本日の審査の中では、施行期日を修正して、可決されました。

続いて、2の後期基本計画については、我が会派でも幾度となく検討を重ねた、大変に重要かつ難しい議案でした。
公明党としては、昨年8月の段階で市長方針により追加・変更部分について、どうしても首長のマニフェストと総合計画をどう位置付けるか、総合計画とマニフェストをどう連動させ、その一方でダブルスタンダードにならないような一体的な運用をどう図るのか、まずはシステムを確立することからスタートしなければならないと考えました。
本日の審査でも、その辺りを主張させていただきました。
結果として、市長が追加・変更した部分について、修正して、可決されました。

以上に二件とも、議会による修正がなされた上で、可決となったわけで、非常に珍しいケースだと思います。
議会による監視機能が発揮されたものと見ることもできます。

これらの委員会の結果を受けて、来週臨時議会が開催される予定です。
しっかりと討論の準備を進めてまいりたいと思います。

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松戸市 織原正幸
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