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昨日(3月24日)、松戸市議会3月定例会が閉会しました。

今回は平成25年度補正予算関連議案が6件、条例制定など11件、人事案件5件、平成26年度予算関連が10件提案され、

平成25年度一般会計補正予算では修正されて可決、

平成26年度一般会計予算も一部削除されて可決成立しました。

 

可決成立した予算の特徴的なものは、

①チャレンジドオフィスの実施。

  これは、「障害のある方を市で雇用し3年間就労した後、市での就労経験を生かして民間企業への就職につなげる」というものです。

  昨年(平成25年)より試行として2名を雇用してきましたが、26年度より4名を雇用して本格的に実施されます。

②地下水の活用。

  平成25年12月25日より地下水を汲み上げて市の飲料水として利用しています。これにより水道代が8割削減でき、非常時の飲料水確保が図れます。

③市役所庁舎にSRF工法(いわゆる包帯工法)を実施

  SRF工法(包帯工法)は耐震性の低い柱に包帯を巻く要領で樹脂を巻き付けて強度を増し、地震時などの座屈を防ぎ、庁舎内の人の命を守るものです。

  対象となる柱は本館40本、新館94本で、工事は平成26年秋以降。この期間、足場を設置するため駐車場の利用制限が入ります。ご注意下さい。

④平和都市宣言30周年記念事業

  平和都市宣言30周年を記念して、戦争体験談、戦争遺稿などを掲載した冊子を作成します。

  また、市内在住外国人の方や市内児童生徒との合唱などを行う「平和音楽祭」の実施を提案しました。

⑤成年後見制度の利用支援

  市民後見制度の利用が増加傾向であり、そのため法人での市民後見を実施し市民後見協力員を養成していきます。

⑥臨時福祉給付金給付事業

  消費税アップに伴う「簡素な給付措置」と位置づけられたものです。7月以降に市よりお知らせの通知が行きますので申請してください。

⑦放課後KIDSルームの拡充

  放課後KIDSルームと放課後の子ども居場所作り事業で、学校の図書館などを利用して子どもの居場所を作る事業で500円/月で事業者が行っています。

  これまで7校で実施していましたが、さらに3校増える予定です。

⑧肺炎球菌ワクチン予防接種事業

  松戸市単独で65歳以上の方を対象に、一人2000円の補助を行います。

  ただし10月より国がこのワクチン事業を行う場合、国の制度に変更します。

⑨飼い主のいないネコの去勢費用を助成

  飼い主のいないネコの去勢手術費用を助成します。

⑩「ゾーン30」の拡充2校

  通学路の安全を守るため「ゾーン30」を上本郷小学校区、上本郷第二小学校区に実施します。

  実施主体は警察署なので、その他の地域についても検討を進め、警察に要望していくとのことです。

⑪排水施設整備事業

  稔台交番前の浸水対策として千葉県が行う事業が本格的に動き出します。平成26年度は設計、27~29年の3ヶ年かけて工事が予定されています。

  また、春木川の武蔵野線との交差部より上流部について、整備計画を作成していきます。

 

これ以外にも様々な事業が予定されています。

市役所職員の方々は、市民生活向上のため、着実な執行をお願いします。

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松戸市 伊東英一
itou-eiichi@jcom.zaq.ne.jp