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バックナンバー 2013年 8月

本日(8月5日)、千葉県内で小型家電リサイクルを推進している「あゆみ会」さんを視察させていただきました。

以前に小型家電リサイクルを行っている豊田市を視察してきましたが、今日は障がい者などの福祉施設で小型家電をリサイクルを行っている施設の視察です。

 

私は、障がいのある方々の就労支援にはどのような方法が効果的か、議員になってより毎日のように悩み考えてきました。

私の長男がお世話になっている「つくし特別支援学校」では石鹸、陶器、和紙、など様々なものを製作しており、長男もこれらを製作する実習を楽しみにしております。

しかしながら、この様な日用品は私たちの生活の中にあふれており、一般の方々へ販売をするのにはいや応なく競争にさらされることとなり、障がい者の生活の糧となるような収入が得られるというのは、夢のまた夢というのが現実です。

どのような製品を作っても、それは市場原理の働きにより競争にさらされてしまい、障がい者の収入向上にはつながっていかないということです。

このような状況の中、何か発想の転換をしなければこの状況を打破できないと、悩んでいたところに、今年の4月より「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」いわゆる小型家電リサイクル法が施行され、各自治体での小型家電をリサイクルしていく努力義務が課せられるようになりました。小型家電には様々な金属が使用されており有効利用できればとても価値のある物となります。が、捨ててしまえばただのゴミ。この小型家電を分解して金属部分を取り出せれば高価な価格で引き取ってもらえます。

 

この小型家電の分解作業に障がい者が対応すると、素晴らしい適性を発揮するのです。

 

このメリットとしては

1.障害の程度に応じて作業を行うことにより、その人に応じた対応ができる。

2.分解した金属にはレアメタルなどの高価な金属も含まれており、これを売却することにより収入増が見込まれる。

 

 

写真は、小型家電を分解している様子と分別された部品の箱の様子です。

 

 

あゆみ会の理事長さんは次のようにおっしゃっていました。

「分解作業において、その精度で信頼を得ていかなければならない。障がい者だからとの甘えは許されない。信頼を得られるようになれば企業の一翼を担うような存在になり、社会に大きく貢献していくこととなる」

私の考えにピッタリのお言葉でした。

 

「あゆみ会」さんでは、皆さんが伸び伸びと、そして活き活きとしておられ、とても輝いているのが印象的でした。

働いている方々の笑顔が忘れられません。 

 

松戸市においては、残念ながら小型家電リサイクルはまだ実施されていません。回収する方法ができていない、また分解作業を請け負う作業所がない、のです。この理由には様々な課題が山積しているからではないかと感じています。その課題を解決していくことこそが私の仕事です。

この事業は必ず障がい者の将来を照らし行く重要な事業となっていくことは間違いありません。

 

私は障がいの子を持つ親として、多くの方々より就労支援についてのお声をいただいております。この事業はこの期待に応えるに十分なものです。

松戸市でも実現できるよう、全力で取り組んでまいります。

 

 

また、あゆみ会さんではペットボトルのキャップを再利用するための分別も行っていますが、何と毎日2tものキャップを分別しているとのこと。まさにリサイクルの一翼を担っていました。

 

右が仕分け前のキャップ、左が仕分け後にフレコンパックに入れられたキャップです。 

 

 

 

 

 

 

最後になりましたが、視察にご協力いただいた「あゆみ会」の皆さま、千葉県障害者就労事業振興センターの皆さま、本当にお世話になりました。今日の皆さまの真心にお応えするには、松戸市において、また千葉県や全国に、この事業を普及させていく事だと確信しております。必ず普及させるべく全力で取り組んでいくことをお約束させていただき、結びとさせていただきます。

本当に本当にありがとうございました。

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松戸市 伊東英一
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