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桝屋敬悟
m0403@ymg.urban.ne.jp

7月22日、鳥取県三朝町に伺いました。今回は、地元の公明党議員団の希望もあり、岡山県との県境に位置する人形峠環境技術センターを視察させていただきました。このセンターは、独立行政法人日本原子力研究開発機構が運営するもので、昭和30年に人形峠でウラン鉱床が発見されて以来、ウランの製錬、ウラン濃縮パイロットプラント、さらにはウラン濃縮原型プラントや製錬転換施設回収ウラン転換実用化試験など多くの研究開発の事業に取り組んできて、今は、こうした研究開発に使用してきた施設、設備の廃止措置に取り組んでいるというものです。核燃料に係る製錬・転換・濃縮などの研究、開発の成果は今や民間の事業主体に引き継がれており、人形峠の施設は役割を達成し、廃止の段階に入っているということ。 岡田所長さんから概況説明を受ける公明党議員団

こうした分野では素人の私としては、大変に勉強になる視察でした。我が国では、今後、多くの核燃料施設が廃止措置を迎えるわけで、必要な技術野開発、実証や費用の低減などが重要な課題となるわけです。
ウラン系廃棄物の処理も含めて一連の環境保全対策を行うための、廃止措置技術の体系化の中心拠点が人形峠の環境技術センターだったのです。今後の廃止措置に係る期間は、30年とか40年というスパンになるようです。 

今回は、岡田所長さんから概況を伺い、製錬転換施設や鉱さいたい積場、鉱さいダムなどを視察しましたが、廃止に向けて環境保全対策も含め、本当に重要な作業であると実感しました。まさに、核燃料施設廃止措置のフロントランナーとして、地道な作業を行っておられることに感銘を受けた次第です。 施設内の精錬転換施設(センターパンフレットから)

全国的には、ウラン鉱山の残土問題で、湯梨浜町方面地区のウラン残土の処理がどのように進められる、裁判にもなり、有名になりましたが、この問題も、関係者で協定された通り、一部の鉱石を除き、残りの残土はレンガに製造し、本年6月には、全量搬出されたと伺いました。もちろん、このレンガは、一般に使用するに当たっては放射線上問題はないとのこと。

センターの岡田所長さんとの話の中で、技術者として、核燃料や原発などについて、福島原発事故などを受けて、極端な議論が進むことを危惧しておられました。あくまでも科学的に思考していく作業が重要との指摘だと感じました。
今回の視察では、地元の三朝町の吉田町長さんがお疲れのところ同行していただきました。感謝です。

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