バックナンバー 2016年 8月
四国Cスタ丸亀(野球場)で開催中の展示、弥生時代前期 「中の池遺跡展」を見学しました。
第1会議室ですからそんなに広くない所ですが、しっかり見ていくと、弥生時代の集落のあり方がわかり、発見の連続でした。
野球場建設の前に発掘調査が行われ、中の池遺跡の詳細がわかってきたそうです。弥生時代前期はこの少し北側は海に面しており、今の丸亀駅前などは海だったということ、ムラは複数の溝(環濠、防御用)に囲まれ、その周辺では稲作が営まれ、煮炊きに使用した甕や器、石包丁など多彩な出土品から香川県を代表する弥生時代の遺跡であるのが明らかになったことなどは驚きの内容でした。
専門員の方に聞くと、特に歴史的価値があるのは、豊作を祈る祭りに使われていた「銅剣」で、瀬戸内地域でも最も古い銅剣の一部だそうです。
出土品などから当時の生活などに思いを馳せることができ、自身の想像力を豊かにしてくれそうです。
展示期間は25日(木)まで
8月3日(水)~5日(金)、中讃広域行政事務組合の議員研修に参加しました。
3日は愛知県稲沢市のごみ処理施設を、4日は同県小牧市のリサイクルプラザを見学。
稲沢市は、15年経過した施設の長寿命化を図るため、早めに改修。併せて最新設備による二酸化炭素の排出量の削減を実現。26億の工事の内、半分は国の補助を活用し、市の負担を抑えているのが特徴です。
小牧市のリサイクルプラザは体験工房等本市のエコ丸工房と同じ取り組みを行っていますが、自転車の提供やおもちゃの修理等すべて無料にしているのが特徴で、市民にとってはありがたいリサイクルシステムです。
また、廃食油の収集や雑紙の資源化など本市にない取り組みは非常に参考となるものです。
これらについては、機会を見つけて、議会等で訴えていきたいと考えています。なお、以下の写真はいずれも小牧市です。