「困難を抱える若者に寄り添うフォーラム」受講
ひきこもり等に関する理解促進や解決を目指す鳥取県主催のフォーラムです。はじめに県の現状やサポート体制等の報告があった後、「ひきこもり・不登校の理解と支援」題して神戸市看護大学の船越教授による講演がありました。
【認識を改めた(深まった)点】
●ひきこもりは本人要因・家庭要因・学校や職場や地域などの外的要因が複合的に重なり絡み合って起こり、誰にでも可能性はある。社会的要因に対しては行政の取組も求められる。親もSOSを出しにくいことから周囲のサポートは重要。
●親のあゆみと子どものあゆみのギャップが子を孤立させる。親の支援を飛び越えては解決に繋がらない。解決に至る5つのステップ(戸惑いや焦り→子の状態を知る→理解する→受け入れる→新たな価値を見出す)を歩ませるサポートが重要。
●ひきこもりは早期把握と早期支援が重要。相談できる人や支援機関や制度があれば長く続くことはない。
●ひきこもり状態にある方の約76%が男性、かつ40~50歳代で全体の約53%と高年齢化しており(H30年県調査)同居する母親の家事負担を軽減する支援も必要ではないか。
なお、ひきこもり生活支援センターは鳥取県内に3カ所あり倉吉から最寄りの窓口は
「中部ひきこもり生活支援センター」です。
北栄町由良宿495(JA鳥取中央大栄支所となり)
TEL 0858(49)7003
受付時間は月曜~金曜までの9時~夕方5時まで 相談料は無料です。来所予約も可。
または鳥羽までご相談下さい。