バックナンバー: the ‘研修’ Category

江東区教育センターで江東区障碍者福祉センター主催による講演「高次脳機能障害を理解するために~知っておこう!脳の病気~」が開催されました。講師は三軒茶屋リハビリテーションクリニック院長の長谷川幹氏。

参加して脳の構造や機能の構造を知る事ができ、人間の脳の特徴としては他の動物と比べて言葉や記憶、知識など人の機能を果たす皮質面積が他の動物と比べて非常に大きいことが特徴であること、記憶に関しては7割1日の中で7割が消えると言われている。つまり3割が残っているということだ。頷けるようでもあるが、幼き頃の記憶が多く残っているのも不思議であると実感した。また、行動と感情の障害いついても分かりやすくお話があったが、特に易怒性についてのお話の中で、普通なら抑制がかけられるが障害がある方は所構わず急に怒る。また通常の怒り方が違う。これは本人の価値判断で起こっているということを理解しなくてはならないと思いました。まだまだ勉強しなければならない事が多く、今回の勉強で学んだことを高次脳機能障害者支援のみならず認知症の方々の支援にも役立ててまいりたいと思います。

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若者と政治をつなごうと活動しているNPO法人「Youth Create」の原田謙介氏の講演会に参加してきました。

原田氏は1986年岡山県生まれ、東京大学卒業。内閣府子ども・若者育成推進点検・評価会議委員。NPO法人ユースクリエイトの代表として若年層の政治参加拡大に取り組んでいます。国会議員の事務所のインターンとなって仕事をする中で、候補者が学生や若いサラリーマンと接触する機会がないことに驚いたそうです。

「政治は僕たちの身近に」ということで、今まさに新聞・雑誌等メディアにも取り上げられている方です。現在、若者と地方議員が酒を飲み気軽に語り合う交流会も開いているそうです。

今年から選挙は18歳からとなりますが、選挙は義務ではなく権利であることを知ってもらうための努力をしなければならないと私も思いました。そして、講演を伺って、地域の若者が集まる場所に私たち議員も飛び込んで行き、積極的に交流を図ることが大事であると感じました。

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(公財)特別区協議会主催で平成27年度第三回目の講演です。

東京区政会館20階会議室で開催されました。講師はスポーツジャーナリストであり、元女子マラソン日本代表増田明美氏で、演題は「スポーツと地域活性化」でした。

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けてスポーツに対する関心が高まっていますが、多くの人にスポーツと接してもらい、また世界の方々を迎えるにあたり、魅力ある街づくりの施策に果たす特別区の役割は大きいです。4年後に向けてわが江東区もいよいよプランニングが具体的になっていきます。江東区ではコンセプトが「Sports&Supports」と決まり、ロゴマークも700案応募があり現在選定中です。スポーツとサポートの意味は江東区に来られた方が人情味あふれる街であることを実感できるようにすることです。接遇などもこれから考えていかねばなりません。私も頑張ります。

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内閣府平成27年度障害者週間「連続セミナー」が中野のセントラルパークサウスコングレスクエアで開催されました。
「障害者差別解消法と読書権保障の実現について考える」をテーマに田中章治氏(特定非営利活動法人大活字文化普及協会理事)が特別講演をされました。

全ての人が読書できるように特に障害者等に配慮した図書館の整備や運営、資料の代読サービスを訴えられました。また、大活字の本となると値段が単行本の7倍くらいになってしまうという事でびっくりしました。障害者差別解消法は来年4月に施行されますが、
人は生きる喜びを知るためには読み書きが不可欠です。また、情報なくして生きては行けません。そのためにも更なる情報バリアフリーや図書館のサービス、そして国民の読書権の保障に関する読書権保障法の充実を前進させていかなければなりません。今回は井上信治衆議院議員(自民党)、長妻昭衆議院議員(民主党)、田村智子参議院議員(共産党)、高木美千代衆議院議員(公明党)、福島瑞穂参議院議員(社民党)がご挨拶に来てくださいました。超党派でこれからも障害者差別解消法に向かっていただければと思います。

「少子化対策の可能性ー若者への支援をめぐって」。講師は中央大学教授の山田昌弘氏。

二人に一人は結婚しないか、結婚しても離婚するという状況が現実。
1980年代までは、欧米や日本のドラマで楽しい恋愛結婚が描かれ、親は見合い結婚だから仲の良くない夫婦に見えたけれど、自分たちはラブラブの結婚生活ができるのではという期待があった。しかし近年では経済的な不安や出会いの減少、加えて恋愛への憧れが消失されているという内容でした。

世田谷の元区議会議員の栗林さんが、施策として婚活を行ったそうですが、私もなんとか若い男女が安心して区内で知り合える機会を作っていきたいと思っています。

 

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テーマは「2020大会を日本全国みんなのオリンピック・パラリンピックに」。日経ホールで盛大に開催され参加致しました。主催は東京都、東京都議会。

はじめに舛添要一東京都知事の挨拶があり、続いて東京都議会前議長の川井しげお氏が挨拶。来賓で東京オリンピック・パラリンピック大臣の遠藤利男氏もご挨拶に立たれました。基調講演は招致委員会会長の森喜朗氏。

パネルディスカッションは、法政大学教授の山本浩氏、オリンピアンの中村真衣氏、パラリンピアンの根木慎志氏、宮城県議会議員前議長の安藤俊威氏、静岡県議会議長の吉川雄二氏、経済産業省商務情報政策局長の安藤久佳氏で行われました。

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オープニングセレモニー (東京都交響楽団 弦楽四重奏)

 

 

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来年のリオデジャネイロオリンピックが終わるといよいよ日本が注目されます。日本の地域の魅力を発信する良いチャンスになっていきます。パネリストの吉川氏も静岡県をアピール。観光資源は富士山。また、格闘技でモンゴルとの交流を深めているということもあり、既に静岡県は魅力を発信しています。安藤氏は、2020年は東日本大震災の復興計画最後の10年目にあたる為、2020年には160か国の方々に復興の姿を見ていただきたいと力が入っておりました。今、聖火台が「復興のシンボル」として、石巻市に設置されましたが、聖火の出発地にして、東日本の太平洋沿い青森への道を聖火道として<未来への道>とし、取り組んでいきたいとのお話も伺うことが出来ました。

国としても、産業発信のチャンスと捉えていますが、まさに日本中の各地域が発信していくことこそ大事であり、世界への起爆剤になっていくに違いありません。発信を速めていきたいものです。

「時事通信ホール」で開催された観光立国実現に向けて~訪日外国人を地方に呼び込め~セミナーに参加しました。

協賛は成田国際空港株式会社。講演内容は、

「インバウンド新時代に向けた観光政策」について 観光庁長官 田村 明比古氏

「海外の目線から見た日本の観光資源」について 日本政府観光局理事長 松山 良一氏

「観光と地方創成を結び付ける持続的な政策とは」について じゃらんリサーチセンター長 沢登 次彦氏

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2014年の国際旅行者数は11億3300万人。2015年は3~4%伸びるという観光動向があります。米フューチャーブランド社の調べによると、日本の総合ブランド指数は1位、2位がスイス、3位がドイツですが、日本への外国人訪問者数は22位、アジアでは第7位となっています。2020年のオリンピックを控えて、日本はもっともっと日本の良さを発信して、日本に来てもらうための努力が必要である事を痛感しました。

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第一回関東ブロック研修会が午後1時半~午後5時まであり、参加しました。今回は土砂災害を防ぐ画期的な「全天候フォレストベンチ工法」についての研修会でした。

フォレストベンチ工法とは、降雨災害の中で斜面が崩壊したときに起こる土砂流出や落石を予防するために斜面を強化し流出する土砂や土石を効率的に止めるために、1.傾斜の段切りによって重力への地盤反力を真上に向ける 2.アンカー等の引っ張り力で斜面の土砂に圧縮力を導入する 3.地中に大気槽を確保して斜面の浸透能を高める というものです。

日野市新町では全国初の透水式フォレストベンチ工法を活用した自治体発注工事が行われました。その視察後、研修会がありフォレストベンチ工法考案者である栗原光二氏の講師による説明と懇親会が行われました。第二弾として大島では土砂災害防止のためにフォレストベンチ工法が採用される予定とお聞きしました。先生は、「コンクリートやブロック等の人工的な擁壁は風化により耐久性が損なわれていきます。やはり「自然災害は自然で守る」という意識転換が必要である」とお話くださいました。大変参考になりました。

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14時~17時まで、日本政策学校では毎年政策立案コンテストを開催しているのですが、今回私は傍聴させていただきました。今回の舞台は静岡県熱海市ということで、熱海市が抱える実際の課題を題材として人口・環境・医療・産業・観光の5チームに分かれて政策を立案・発表するもので、政策のプロである審査員の方から評価をしていただくというものです。

審査員は熱海市の斎藤栄市長、多摩大学大学院客員教授の金野索一氏、城西国際大学客員教授の鈴木崇弘氏、株式会社PHP総研専務取締役の永久寿夫氏、NPO法人オレンジティー理事長の河村裕美氏の5名。各15分ずつだったので各チーム端折りながらのプレゼンテーションでしたが、非常に研究されて発表も大変に素晴らしいものでした。また審査員のお一人お一人の総評も鋭く、多くの指摘がされ私も政策立案をしていく上で大変参考になりました。

優勝は教育チーム。「熱海の未来をひらく人材をつくる施策のご提案」でした。教育を通して熱海の何を実現するか、1.目指す熱海の姿 2.熱海の未来をひらく人づくり 3.熱海の未来をひらく人とは? ということで課題解決に向き合ってのデモンストレーションでありました。熱海の未来の人材育成のプロジェクトである「熱育」を掲げ、百業体験と子供コンサルの提案がありました。百業体験においては熱海の100の仕事をまんべんなく体験していこうというものでした。子供コンサルについては時間切れでしたが、大変にまとまっていてプレゼンとしては良かったと思います。

12191777_725808057563940_1748959081849758409_n12065904_725808044230608_1373255947748366594_n11140236_725808030897276_8687864029066907121_n公明党東京都本部女性議員のグループで品川区社会福祉協議会に行って参りました。成年後見制度に関してかなり充実した取り組みがされております。担当職員の方からお話を伺いました。

重層的な制度活用ができるような体制がしっかりと整っていて、すぐに支援が必要な方には法定後見、また将来の不安に備えるためには任意後見、そしてNPO法人や市民後見人など地域福祉を進める中、「支え愛のほっとコミュニティ」を掲げ、多彩な活動を進めて支え愛のネットワークづくりがされ、地域住民に対して安心チェックがされていることに大変感動いたしました。今後に活かしていきたいと思っております。

また、品川区社会福祉協議会では品川成年後見センター編ということで独自に「ライフプランノート」を発売しております。エンディングノートに加え、年代ごとに何をしたいかというプランニングも記入できるようになっておりました。私も高齢者対象に認知症にも対応できるようにエンディングノートの必要性を議会でお話をさせて頂き、簡単に記入できるエンディングノートを「思い出綴り」というタイトルで認知症パンフレットに挿入していただきました。これからも地域住民が支えあえる体制づくりを考えていきたいと思います。