<教育行政の1点目、放課後学習支援事業の積極的な取り組みについて、>

学校と連携し、地域の大学生や教員OB、学習塾などの民間教育事業者などの人的資源と教育力を最大限に活用することで、貧困に窮する子供たちや学習習慣が十分に身についていない子供たちを含め、全ての子供たちに最低限必要な基礎学力の定着や、学力向上を図っていくことが重要であると考えます。まさに牛久市の放課後カッパ塾のように小学生高学年も対象とし、しかも学習支援が必要な児童生徒のみならず、希望者全員が放課後に通学している学校内の教室、図書館等で学習が受けられるよう、公教育としてさらなる支援拡大を図るべきではないかと考えますが、教育長のご見解をお伺いいたします。

<教育長答弁>

本市では、この事業を推進するために、学校応援団を拡充するシステムづくりを進めております。現段階では、教育委員会会議において指導者を確保するため、退職教職員ボランティア制度及び学生ボランティア制度について協議いたしました。今年度中には、その運用を開始したいと考えております。さらに次年度以降、要綱の制定や運営委員会の設置など、その体制づくりを進めるとともに、モデルとなる学習支援を試行し、効果的な運営について検討してまいります。
教育委員会といたしましては、児童生徒一人一人の学力向上や居場所づくりに向けて、各学校の学校応援団活動を基盤として学校、家庭、地域が一体となり、放課後等の学習支援の充実に積極的に取り組んでまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

<29年度予算にてモデル校を選定し本事業試行実施>

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越谷市 竹内栄治
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