古城まさお

(東京都・新宿区)

暮らしを守る感震ブレーカー

未分類 / 2017年2月14日

竹谷とし子参議院議員、吉倉正美東京都議会議員とともに14日、東京都電気工事工業組合・新宿地区本部の中川正則顧問からお話を伺いました。

参議院議員 竹谷とし子 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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私たちの住宅や勤務する会社の電気設備は使用者である私たちに保安の責任がありますが、東京都電気工事工業組合の皆さまは、その電気設備の点検や調査に従事されています。
また、東京都電気工事工業組合では、「感震ブレーカー」を啓蒙されています。

大規模災害で懸念されていることの一つに、停電から電気が復旧したとき、電気製品が再び作動し、これが火元となって起こる「通電火災」があります。
東日本大震災(本震)による火災で、原因(特定されたもの)の過半数が電気関係の出火でした。
たとえば、散乱した室内で、通電した電気製品から近くの燃えやすいものに引火・着火し火災が発生するケースです。
そこで、「通電火災」を防ぐために効果的といわれているのが「感震ブレーカー」です。
感震ブレーカー」は、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止めます。
出火防止の役割を「感震ブレーカー」が果たすことになります。

中川顧問からは、「感震ブレーカー」の活用には、課題もあることを教えていただきました。
感震ブレーカー」により家庭への電気を止めてしまうと、個人用医療機器(人口透析機器など)が使用不可となり利用者に生命の危険が迫ること、住宅セキュリティーシステムが停止し防犯機能が低下することなどが考えられます。
積極的に一律な設置推進をするのではなく、慎重に検討した上で、その活用をしなければならないと感じました。

新宿区では、平成29年度から「感震ブレーカーの普及」事業が始まる予定です。

助成費用が来年度予算案に盛り込まれました!

「災害時活動困難度を考慮した総合危険度」の高い地域を対象に、感震ブレーカー設置費用の一部を助成

・対象地域
「災害時活動困難度を考慮した総合危険度」4及び5の地域

・助成内容
分電盤タイプまたはコンセントタイプの感震ブレーカー設置に要する経費の一部を助成

・助成対象 60棟
一般世帯:上限額50,000円(設置費用の2/3)
非課税世帯:上限額62,500円(設置費用の5/6)

参照 : 新宿区ホームページ「予算(案)の概要(平成29年度)」

区内には木造住宅密集地域(木密地域)があり、大規模火災のおそれがあります。
木密地域で発生した火災は、消防が発生現場に到達するまで時間を要するなど消火活動が困難になる可能性が高まるからです。
とくに木密地域においては、「感震ブレーカー」を取り付けることで、大規模火災を未然に防ぎ、私たちの地域を守ることができると考えます。
これからも、地域の防災・減災に取り組んでまいります。