小平元気村おがわ東で開催された「子ども食堂の現状と課題」の講演会に参加して感じたこと!
平成31年1月12日(土)13時30分~小平元気村おがわ東で開催された「子ども食堂の現状と課題」(講師:湯浅誠 法政大学教授)講演会に参加した。氏の全国でこの2年間だけで2000を超える子ども食堂が立ち上がっていることそのこと事態が「時代の要請」であるとの言葉が心に響きました。この運動はボランティア団体の方がまさに手弁当でつくりあげられています。子どもたちの「居場所」作りの運動でもあり、小平市内でも3団体6ヶ所で開催されているとのこと。国連が進める誰一人とり残さない世界の実現を目指すSDGsにつながると氏は訴えておられました。お金がない。つながりがない。結果自信が持てない。の3つのないが子どもの貧困につながる。貧困の連鎖。虐待の連鎖は子どもたちが自分の家庭環境を相対比較できない為だ。だからともにある「居場所」が大事になる。「人と一緒にいること。ともにあることの価値が高まってきている」との氏の主張は共感できます。ボランティア団体の皆さんや個人で懸命に活動されている方々の悩みや課題に寄り添い、持続した取り組みとするための食材の提供や居場所の提供も含めた流通事業者、物流事業者と協働した「仕組み」作りが必要だとあらためて感じました。今後「子ども宅食」と合わせた支援の取り組みが求められています。(写真:講演される湯浅講師)