「社会とのつながりが多様な人ほど、認知症のリスクが低減」国立長寿医療研究センターの発表に注目!
平成29年12月27日(水)の讀賣新聞夕刊記事によると、社会とのつながりが多様な人ほど、認知症になりにくいとする研究結果を国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)などのチームが発表したと報じた。調査対象は全国10市町村の65歳以上の男女13,984人。2003年から約9年間追跡し、認知症で介護が必要になった人数と社会とのつながりの関連を調べた結果①配偶者がいる②同居家族の支援がある③友人との交流がある④地域の活動に参加している⑤就労している。①~⑤のいずれかに該当すると認知症の発症リスクが減り、該当の項目数が多い程より効果が大とのこと。同センターの社会福祉・地域包括ケア研究室長は「特定の人とのつながりだけよりも、多様なつながりがある方が認知症のリスクを下げそうだ。社会とのつながりを増やすよう心がけてほしい」①~⑤の項目に注目して市と地域の現状の取り組み内容を確認をしたい。(写真:平成29年12月27日讀賣新聞夕刊、平成29年10月小平市発行の地域包括支援センターと介護予防事業の小冊子)