公明党が主導で高知市議会議員の定数問題を協議
29日高知市議会の議会改革特別委員会を開催、これまで 岡村やすよし委員長(公明党議員) のもとで検討を重ねてきた議員定数見直しの協議が行われました。
公明党は、先頭に立ってこれまで同様、議員定数の削減を提案してきましたが、他会派の腰が重く、中々定数削減まで至っておりません。
現在の高知市議会議員定数は40名でありますが、市町村合併特例により2011年5月1日まで暫定44名となっております。
岡村やすよし委員長のもと、この議員定数の見直しが協議されてきました。
29日の委員会では、各会派が最終意見を持ち寄り協議がなされました。
各会派の意見は次のとおりです。
●公明党 現在の 40名 を 34名 に削減する。(理由) 財政が厳しい中、市民負担を求める前に議会が改革の先導役を担い、議員定数は、市民1万人当たり1人が妥当
●自民党みらいの会 公明党と同様、40名 を 34名 に削減する。(理由) 議員定数は、市民1万人当たり1人が妥当
●黒潮薫る会 40名 を 36名 に削減する。(理由) 財政が厳しく、職員定数や給料カットをする中で議員も身を削り、現行定数より1割削減を行う
●共産党 現状の40名で削減は行わない。(理由) 合併した旧町村の意見を反映するためにも必要な定数である。
●新風クラブ 現状の40名で削減は行わない。(理由) 他の中核市と比べても議員数は多くない。
●市民クラブ 現状の40名で削減は行わない。(理由) 地方自治が変わる中で議会の役割はいっそう大きくなる。
公明党は、多くの市民からの「現状の議員定数は多すぎる」との意見を聴き、議会改革を行っていますが、現状では定数削減に至ることは難しい現状です。
市民の皆様のご意見を高知市議会にメール・手紙・電話等で届けてください。
高知市議会議員定数を決めるのは市民の皆様、お一人、お一人です。
公明党は、財政の厳しい高知市において、市民負担を求める前にまず、議員自らが先頭に立って議会改革を進めていく決意です。
9月議会に登壇し、個人質問を行いました
9月議会における個人質問2日目の16日、当日最終の質問者として登壇し、一問一答方式により個人質問を行いました。
個人質問の内容は次のとおりです。
1 観光行政 ● 「龍馬伝」の観光戦略を質しました。
私は、「龍馬伝」が坂本龍馬が主人公であり、一過性の大河ドラマではなく、生涯の龍馬ファン・高知ファンをつくる大きなチャンスと捉えています。
そのために、高知と共に「龍馬伝」の舞台となる長崎・京都と競い合い、また協力し、全国に「坂本龍馬ブーム」を巻き起こす戦略が重要であると考えます。
全国的な「龍馬ブーム」が再来すれば、明年の「龍馬伝」を皮切りに、龍馬の生まれ育った我が高知を龍馬ファンが次々と訪れることは目に見えています。
その時、訪れた龍馬ファンが必ず立ち寄るところが、龍馬像が立つ桂浜であります。
従って「龍馬ブーム」の戦略と連動して重要な戦略が「桂浜の活性化」であります。
今こそ「桂浜を龍馬の地」としてリニューアルし、本格的な観光地、桂浜として整備することが急務であると考え、その主旨で質問を行いました。
観光行政 ● 「よさこい祭り」に関する質問を行いました。
「よさこい祭振興会」を市観光協会等が支援し、本場高知の「よさこい祭り」をさらに大きくすべきである旨の要望を市長に行いました。
観光行政
●今、若者の間で巻き起こっている戦国ブーム・長宗我部ブームを活かした戦略を質しました。
私は、長宗我部史跡巡り観光を早急に立ち上げるべきであるとの観点から質問を行いました。
2 放置自転車等整理啓発事業
国の緊急雇用創出基金を活用し、18名の雇用により放置自転車等整理啓発事業を行う議案が提出されていました。
私は、歩行者・街の安全面だけでなく「龍馬伝」による観光客を迎える観点からも、条例により自転車の放置規制区域を指定している中心街に自転車を放置させないよう、今年中に徹底した整理・啓発活動を行うべきであるとの観点から順次質問を行いました。
3 新型インフルエンザ
多数の感染者が予想される新型インフルエンザへの本市の対応を質しました。
また、感染予防策として高齢者や基礎疾患を持つ市民への予防接種助成を行うべきであるとの観点から市長に迫りました。