バックナンバー: 2011年 11月

 11月11日(金)、 三里地区における「ごみ懇談会」が三里文化センターにて19:00~20:00まで開催され、高知市環境部の環境政策課・環境業務課の職員と地域住民が意見交換を行いました。主な内容は、最近、問題になっております資源・不燃物ステーションから資源物を持ち去る悪質な行為が発生していることから「持ち去り禁止条例」制定に向けた取り組みなど活発に意見を述べ合いました。「持ち去り禁止条例」制定の大まかな骨子は、組織化された窃盗集団によって資源物が大量に盗まれビジネス化されてしまうことへの抑止力とするものであると伺いました。地域住民からは、窃盗団とのトラブルに巻き込まれた時の対応、罰則規定のあり方など様々な意見が出されました。約1時間の懇談会でしたが、十分な論議がつくされてはおりません。地域住民主体で取り組んで来た高知方式である資源分別回収方法も新たな局面に立たされております。地域住民VS窃盗団、これは言いすぎなのかどうなのか!? 高知方式を支えて下さっている地域住民の皆様の安全は当然として保障されなければなりません。地域の皆さんが安心して取り組んで頂けるように、もっともっと時間をかけて論議を尽くすべきです。高知市環境部によりますと平成24年4月施行予定、3月度議会で提案をしたいとの事。今後、この問題に関しては、私もしっかりと注視をしながら活発かつ内容のある論戦を展開して参ります。

11月8日(火) 五台山地区への市民相談のおり、久々に浜口雄幸生家記念館を訪問してみました。高知県として、四国として、そして明治生まれとして初の内閣総理大臣であり土佐の誇るべき人物であり政治家であります。若き日に五台山から田野町の浜口家に婿養子となっております。田野町出身の私は、幼き頃、田野町の浜口雄幸邸でよく遊び廻っておりました。同じ政治の世界に身をおき感慨深いものがあります。城山三郎著「男子の本懐」で人物が紹介され、終始一貫して和平構築に取り組んだその姿が共感を生みました。大変に寡黙で質実質素であったと言われております。五台山・田野町の邸宅も総理大臣にしては、大変に質素な造り構えになっております。皆さんに土佐の総理大臣と問えば「吉田茂」!!とすぐに名前が出てきますが、なかなか「浜口雄幸」と出てこないのが私としては残念なところであります。五台山の生家は、ひっそりとたたずんでおり訪れる方も少ないようですが、雄幸の志に触れようと県外から訪れる方もおられることが訪問帳に記されておりました。皆さん、是非とも浜口雄幸生家記念館を訪問して下さい。入館無料です!! 只今、浜口雄幸著「随感録」を読書しております。

11月7日(月)に(社)高知県聴覚障害者協会を同会派である高木たえ議員・山根たかひろ議員・西森みわ議員とともに訪問をしました。訪問の目的は、聴覚障がい者における救急体制の現状や今後、懸念されております南海地震対策のあり方などについて高知県聴覚障害者協会会長を始めNPO日本レスキュー支援協会の方々と意見交換をさせて頂きました。聴覚障がい者が体調悪化時に救急車を呼びたい場合、自宅おいては消防局にFAXで通達をしているとの事。しかし、折り返しの連絡が遅れたりなど様々な課題があるそうです。自宅外においては、手話通訳者がその場にいないと消防局との意思の疎通が取れない現状があるそうで、119番通報する事は想像する以上に大変な事であると思いました。これらの現状を打破すべく聴覚障がい者向けの通報システムを早期に確立すべきであると実感をしました。その他、手話通訳者の不足問題や海岸線に住する聴覚障がい者の皆様に対してどのように防災情報を提供するのかなど今後の南海地震対策もしっかりと取り組んでいかなければなりません。問題解決に向け、今後も対話を重ねながら障がい者の皆様の意見に謙虚に耳を傾け着実に取り組んで参ります。

                      

                                                                                               

高知市桂浜水族館の80周年記念行事の一環として、高知市のシンボルとも言える浦戸湾にスポットライトを当てた展示会および対談が現在、桂浜水族館にて行われております。11月6日(日)、同会派の寺内のりよし議員・西森みわ議員とともに対談に参加をさせて頂きました。テーマは「水辺の活性化と浦戸湾の未来」と題して吉澤文治郎氏(ひまわり乳業 社長)と永國雅彦氏(桂浜水族館館長)の講演に続き参加者と浦戸湾の現状と未来について意見交換を行いました。浦戸湾および高知市内に流れる河川利用で魅力あふれる観光スポットの創出・新たなる産業の振興や水質の改善対策など高知市の活性化に向け内容のある話でした。しかし浦戸湾内の水質悪化や魚種の激減など、もとの浦戸湾に復帰させるには乗り越えるべき様々な課題が山積しております。海の荒廃は山の荒廃とも密接であるようです。海・山・川は、私たち土佐人にとって歴史的にみても生活の一部であり、これからも切り捨てることはできないものであります。未来を見据えて真剣に取り組むべき最重要課題の一つであります。経済・産業と自然環境がバランスよく保てるには、どうすべきか。机上論のみに終始せず、これからも行動を起こして参る決意です。

11月4日(金)総合あんしんセンター3階会議室にて、第2回 防災人づくり塾が開催され出席をしました。今回のテーマと講師は、「連動型巨大南海地震ー想定外にしないためにー」 高知大学理学部の岡村 眞教授でありました。岡村教授の講義は、幾度となく参加をさせて頂いておりますが、参加する度に防災意識の向上へ目覚めさせてくれます。講義の中で地震直後「人はなぜ逃げないのか」が論議されました。東日本大震災における生存者からの証言や様々な観点から分析をして4つのパターンで説明をして頂きました。①経験値による(今まで津波が来なかったなど、自分勝手な理由をつけて判断を誤らしている。)②自分の親族・知人などが海側に住んでおり、安否確認のため海側に向かってしまった(現実として、人は親族や知人などを捨ててなかなか逃げれないものである)③平日の金曜日の2:46分に地震が発生。週末の一番忙しい時に会社として社長が逃げないと社員も逃げづらい。(地震発生後、社内の後片付けを社長が率先して行っており、逃げれない空気感を作ってしまった。今後の対策として社内における防災意識も考えなくてはならない)④安心感(地域には世界一の防波堤がある。命を防波堤などのハード整備に預けきってしまった)などであります。そのほか、高知市における検討事項として、ハザードマップが安全マップになっていないのか、一つの目やすである事を忘れてはいけない。南海地震において津波は山際までくると考えておくべき。など多数の教訓を提言して頂きました。学習会の度に自分自身に言い聞かせていることがあります。机上論と評論に終始することなく地域の皆さんとともに汗を流して防災実践で取り組む事。第3回の講義もがんばって参加します。