11月16日(水) 最近、三里地域の方々から「可動式防波堤」の建設について多くの質問を受けております。現在、具体的なビジョンがハッキリとしていないので返答に困っている今日この頃です。本日は、特に予定もなく「可動式防波堤」構想が気になり、イメージを確認するため浦戸湾口の種崎海岸に行って参りました。うららかな日の種崎海岸の埠頭に立つ。どこまでものどかな風景。トンビの鳴き声と心地よい潮風が眠気を誘う程とても気持ちよかったです。可動式防波堤とは、「超巨大な防波堤」が海底から浮上してくるというのです。まるでアニメ「マジンガーZ」オープニングの世界のように感じました。国土交通省は、南海地震対策の一つとして、総額339億円で設置する新規直轄事業として了承をしており、平成24年度予算の概算要求に盛り込まれる事となっております。国庫補助を受けて行う高知県事業費も含めますと総事業費は、約640億円に上がると試算されております。高知市湾周辺施設や市街地への浸水被害を最小限に防ぐのが目的であります。実現が可能となれば、現在すでに工事が着手されている和歌山県海南市についで2番目の防波堤となります。規模としては、浦戸大橋の湾口に長さ170メートル、高さ20メートルの防波堤が出現となるそうです。平時は海中に沈められ、津波発生時に浮上する仕組みになっているようであります。地域住民の皆さんの意見をお聞きすると、疑問視されている方のほうが多いように思えます。また、よく分からないといった意見もありました。疑問視をする方の多くは、種崎地区周辺を犠牲にしている、長期間で数百億円をかけた可動式防波堤より裏山への避難経路・場所の確保や整備にお金をかけるべき、より多くの避難タワー建設にお金を充てるべきなどその他多数であります。今後、白熱した議論展開が開始されてくると思います。私としてもしっかりと注視しながら慎重な取り組みをしていく事を、種崎海岸の埠頭にて決意を新たにしました。

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