12月議会に提出されるはずであった、官民一体で利活用する『市有地の50年間の定期借地権』の議案の提出を、市長が断念。
賛否を判断するにあたり、私に対する支持・不支持を問わず、20カ所を超える住民説明会を行ってきました。
○ 事業者選定をなぜ「非公開」で行ったのか
○ 説明が不十分すぎる
○ 50年間の責任を誰が持つのか
○ 事業が継続する担保はどこに
○ 景観への配慮はあるのか
○「非公開」としたことで事業者の利益は本当に守られたのか
○ 高知市の事業に手をあげてくれる事業者はいなくなる
○ 市長の権限とは言え「非公開」を止められなかった議会の責任
○ 与党きどりの会派による硬直化(地方議会はオール野党のはず)
○ 次の市長選、市議会議員選挙をめぐっての「政争の具」になっているだけ
○ そもそも、この事業を住民はあまり知らない。賛成派・反対派の一部の市民だけでなく、広く情報提供し、市民の意見を聞け‼️
○ 市長も議員も、選挙が終われば全権委任されているわけではない
ご指摘を重く受け止めています。
昨夜は娘も初めて参加し、議論をメモっていました。50年先は62歳。もう、孫もいるおばあちゃんでしょうか・・
「私達の問題でもあるんやから、意見を聞くべきじゃない❓」
おっしゃる通りです
「新図書館オーテピアの西敷地を、どのように活用するのか」
昨日、経済文教委員会が開かれましたが、私が独自に行っている住民説明会でも、たくさんの疑問の声が挙がっています。
50年間もの間、市民の皆様の大事な財産を提供するからには、事業の継続性を見極めなくてはならないのは当然のことです。今後の
収支計画が不透明なままでは、市民の皆様の理解が得られるはずがありません。
また参入する事業者側にとっても、一連の行政の対応は、事業のパートナーとしての信頼性に欠けるものであったのかもしれません。
今後、官民一体の事業については、より良い提案を持っている事業者が、安心して手をあげられる環境整備が、市民の皆様の利益につながるはずです。
高知市議会公明党として、透明性の確保を求めながら、私は12月議会の賛否に臨むにあたり、正確な民意をつかむための住民説明会に、全力をあげていきたいと思います。
議員の役割に徹します。