今日は朝から雨模様だったので、7時過ぎから学校周辺を回ってみると、傘をさした児童と自転車が、いつも以上に狭くなった歩道上を通行している様子がよく分かりました。
事故以来、地域の方々や秦小学校の先生方が、児童には歩道の端を歩くこと、自転車通学の中学校にも働きかけをして下さり、通学時の見守りも含めたソフト面での安全教育が進んでいます。
一方、ハード面での整備にあたっては、県土木・県警・市道路管理課・市道路整備課・市教育環境支援課・秦小学校教頭先生で、危険箇所を点検して回りながら、歩道の歩車分離の色分けや、カーブミラーの設置、児童用の止まれシールの整備など、具体的な対策を協議しました。
最悪のコンデション時に、現地を確認することの大事さもあらためて痛感しています。県道の安全対策なので、黒岩まさよし県議会議員(公明党)と、しっかり対応したいと思います。
こちらの意図する内容が、正確に届いているかどうかは、伝えた側の責任だと、若い頃に厳しく指導された記憶があります。その通りだと思います。
こういった乖離は、一方通行の関係性であったり、閉鎖的な雰囲気の中で、しばしば現れたりしますが、行政と住民の皆様との協議の場であれば、信頼の土台を揺るがすことにもなりかねません。
住民の皆様の思いが強いからこそ、意思の疎通・合意形成は何よりも大事であり、行政の政策決定が相乗効果を生むために、地域力・住民力ほどありがたいものはないと思います。
懸案事項であった、秦中央保育園の移転改築にあたっては、一日も早く子ども達が安全な園舎に移れるように、そして多世代交流のモデル地区を目指して、秦ふれあいセンターと横断的に連携できるように、具体的な設計に入りたいと思っています✌️
イノシシなどの有害鳥獣対策に取り組み始めたのは、平成22年のこと。農業をされているおばあちゃんから、畑でイノシシに遭遇したお話を聞いたのがきっかけでした。
その恐怖と、収穫直前の農作物がダメになる失望感は、想像に余りあるものです。
「鳥獣保護法」に、保護とあわせて個体数の適正管理の概念が盛り込まれたことを踏まえ、高知市においての取り組みを推進してきました。職員の皆様のご努力により、6年前に比べると、現在予算は約10倍以上になりました。
イノシシ中心から、近年はシカやサル・カワウなどの被害も増加しているため、今後はさらに面的な体制強化を提案するとともに、鳥獣を山にかえす環境整備も、両輪で行わなくてはならないと思っています。
昨夜は、来賓でもなく一構成員であり、猟友会としての活動もなかなか追いついていない私が、大先輩方を前にご挨拶をさせて頂く時間まで頂戴し、大変恐縮しました。
ざっくばらんな温かい雰囲気のなかで、いつも様々なご助言を頂き、感謝申し訳上げます。しっかり頑張ります
災害時には、広域消防の拠点となる隣の「北消防署」とあわせて、県市の重要な防災拠点となります
今後の課題は
◎ 救急搬送ルートの渋滞緩和
・北部の人口増に、インフラが追いついていない。
・人気の大型商業施設への導線は、今でも土日は長蛇の列。
・雨の日はなおさらのこと
この現状を踏まえての、円滑な救急搬送を推進しなくてはならないと考えています。
◎ 浸水対策
平成26年には、施設につながる北環状線のあちこちで、冠水による通行止めが発生し、環境整備を提案してきました。
・防災拠点の2施設があるシキボウ跡地周辺は、平成31年には一定の対策が完了。
・西方面の一ツ橋町周辺も、本年度中に排水機場のポンプの増強の設計が完了。31年までの浸水解消を目指したい。
・初月・福井地区は、県の大きな課題は残っているものの、高知市は時間差を利用しての内水排除の対策を推進。
・インターまでの東側(ヤマダ電機周辺)に関しては、まだ手つかずの状態なので、地域の皆様とどのように連携を図るべきか、思案しています。
※ 浸水対策は、打ち上げ花火的な提案では、前に進みません。どこまでも地元と二人三脚でなくては前が見えてこない。それがこの3年半、徹底して浸水対策を取り組んできた私の実感です。
◎ ヘリコプター発着に対する騒音対応 などなど
想定できる内容だけでも、病院開院後の課題は山積です。住民側に立って、取り組む決意です。
町内にしても地域全体にしても、総意がなければ、私たち議員にできることには、限界があることを痛感しています。ましてや、デメリットもある案件であれば、住民の皆様の結論が出るまで、見守るしかありません。
一方で、たとえ短期的に同意を得られなくても、将来を見据えて、議員としてやりとげなくてはならないことに直面することもあります。その時には、理解を求める努力と、説明責任を貫くしかないと思っています。よりよい方向性であっても、民意が追いつかない結論は、行き詰まると思うからです。
いずれにしても、住民の皆様の役割を尊重しながら、どこまでも「住民自治」を支えていきたいという気持ちに変わりはありません。
けれど、本当に難しいことです。
「よいものはカタツムリのように進む」(マハトマ・ガンジー)