バックナンバー 2011年 7月

公明党の山根堂宏(たかひろ)議員とともに市内をまわり、街頭で市政報告を行いました。

 

6月議会は、「防災議会」といわれるほど、防災に関する個人質問が大半をしめ、執行部からも、今後の防災計画の見直しなど、様々な答弁がありました。

公明党も、避難経路や津波避難ビルの設置・津波避難の弱者対策としてライフジャケットとヘルメットの整備など、具体的な提案を行っています。

 

また今回の大震災では、各自治体による災害時の被災者支援のあり方が大きくクローズアップされましたが、高知市議会公明党は、3月議会から、『被災者支援システム』の導入を、強く訴えてまいりました。

この『被災者支援システム』とは、災害時に被災者の情報を一元的に管理し、様々な被災者支援に迅速に対応できるシステムとして、阪神・淡路大震災の教訓をうけ、公明党が国レベルでも積極的に取り組んでいるシステムです。

実際、今回の震災でも、罹災証明書の発行や、義援金のスムーズな支給を行うために活用され、住民の皆様と行政の双方にとって、とても大切な役割を担っています。

これまで高知市には、独自のシステムの流れもありましたが、発災時に、県や全国の自治体と連携を図る上で、有効であるとの答弁を得て、本市でも導入する方向で進んでいます。

 

私は6月議会で個人質問には立ちませんでしたが、現在、中山間地域や北部地域の防災の課題と役割について、地域の方や町内会長さんなどに協議の場をもって頂き、ご意見を頂戴しています。

地域によって、課題は本当に異なります。その地域・地域の住民の皆様の智恵と力をお借りしながら、丁寧に進めていかなければ、防災の取り組みも行き詰まってしまいかねません。

 

この4月から、議員定数も10名削減された高知市議会。

 

住民の皆様からの声を真摯に受け止め、議会改革を推進してきた公明党の一員として、地域の声、小さな声も受け止めることができるように、さらに現場に根を張って活動しなくてはと決意をあらたにしています。 

秦地区の安全推進協議会の皆様と、一斉点検を行ないました。

安全推進協議会の皆様は、日頃から、子供達の見守り活動や通学路の安全パトロール、犯罪防止の啓蒙活動など、地域の安全を守るため、日夜、ご尽力下さっている方々です。

今日は、朝から暑い日差しの中、30名前後の方が参加され、地区を4ブロックに分けての点検活動を行い、今回私は、西方面のエリアの点検活動に参加させていただきました。

学校関係者や、PTAの方も一緒に回って下さり、実際、子供達の遊び場を知らないと想像できないような、死角となる危険箇所もありました。

例えば、団地内の雨水の集積タンクの蓋が、子供でも簡単にあけられるようになっており、藪の中でかっこうの遊び場になっているとのこと。

雨が降ったあとに誤って転落でもすると、発見も困難ではないかと心配されるお父さんの声もお聞き、推進協議会の会長さんと連携し、蓋のボルトがけなどの対応を要望しました。

そのほかにも、各エリアで熱心に点検活動が行われ、報告会では、防災の観点からの指摘も、多くあげられていました。

地域で解決できること、行政に要望することなどを精査しながら、協議会の皆様と町内会長にもご尽力を頂いて、今、取り組んでいるところです。

 

子供達を、地域ぐるみで、守り、育てることの大切さを実感します

とともに、3・11の東北大地震を振り返るとき、『釜石の軌跡』といわれた防災教育によって、子供たちが「自分の生命を自分で守る」という徹底した実践のおかげで、自分の生命のみならず、守る側ともなって、難を逃れたという事実は、とても重要な教育のテーマであると思います。

「地域力」と「家庭力」、そして「子供達の危険回避能力・生きる力」を引き出す取り組みの重要性を痛感しています。

 

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