3月26日(土)議会を終えて、武雄市立図書館に行ってきました。
オープン直後から何かと話題の多い図書館ですが、私は、こんな図書館があってもいいと思います。
この図書館は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が武雄市より指定管理者として図書館の運営委託を受け、民間のノウハウを最大に活かして営業しているもので、館内には、スターバックスコーヒーショップ、文具雑貨やお土産などの物販をはじめ、書籍の販売も行われています。
営業時間は、午前9時から午後9時。
蔵書は23万冊。
そのほとんどが開架書庫に。既存の建物をモダンに改築し、音楽が流れる空間と、静かに学びたい空間と、巧みに構成され、誰でも気軽に立ち寄れる雰囲気の図書館。
販売用の本でも、コーヒー片手に立ち読みOK。「家でも、コーヒー飲みながら読書するでしょう」と寛大な対応に感心しました。
2013年にオープンして以来、来館者は、2011年と比較して約3倍に。貸出利用者数も大幅に伸び、人口約5万人の街の新たな観光スポットと言っても過言でない大切な拠点となっています。
土曜日のお忙しい中、ご親切に視察対応して下さったマネージャーさんに感謝です。
3月24日(木)
高知市議会公明党6人が全員で行うKSK街頭を、木曜市を皮切りに、はりまや橋交差点まで、歩き遊説とPoint街頭を開催しました。
今日は、終業式とあって、多くの学生や早くも春休みを迎えた観光客などで賑わう高知市。やっと桜の開花宣言も出されたとの事で、これからの土佐路が楽しみです。
そんな街中で、今日の街頭では、18歳選挙権が始まるこの時に、若者はもとより、一足早く有権者となっている私達も、「政治とは何か」「政治と生活とのかかわり」は、また、「どのような視点で政党や政治家を選ぶのか」という事を市民の皆様と考えました。
私は、政治は実行力。
有権者との約束を実現する力が求められ、議員は誠実に対応する事が有権者の皆様の信頼に応える事だと考えています。
そこで、これまでの公明党の取り組みの中から、消費税と軽減税率の導入についてご紹介し、消費税は、景気の動向だけを考えて引き上げるものではなく、社会保障を充実させる目的を忘れてはいけない事、
軽減税率は、生きていくために必要なものは据え置かれるという、心の景気対策だとお訴えさせて頂きました。
それにしても私には、納得できない事があります。
それは、夏の参議院選挙を見据えて、政策の考え方も違う政党が新たな政党を作り、選挙協力まで行うという。一体何のために?
それは政治を己の政党のために利用するという事で、国民を無視し、政治の本来の役割を果せないのではありませんか?
3月23日(水)今日は小学校の卒業式。ご卒業おめでとうございます。
20数年前の娘の入学を思い出しました。「ようやく我が娘も1年生」と、親も子も胸を膨らませて小さな手を引き、少し不安げに、小学校に入学した日。
小さな体で、遠い道のりを歩いて50分。元気に自然と戯れながら通ったあの道はさぞ、遠かったことでしょう。そんな子が、卒業する頃は、下級生の面倒を見ながら通ったけな~
******PTA会長さんは語ります。*****
卒業生の皆さんに、覚えておいて欲しいことが三つあると。
一つ目は、「自分はどんな自分になりたいのか」ということをイメージして毎日を生活して欲しい。ということです
「人に優しく出来る自分と人に意地悪してしまう自分」「明るく挨拶が出来る自分と挨拶をしない自分」「きらきらと目を輝かせて目標に進んでいく自分と目標から目を背けて、うつむいている自分」
きっと、なりたい自分の答えはこれまで家庭の中で、また保育園や小学校で学んだことの中にある。と
二つ目、それは「自分にも優しく」ということです
これから大きな試練の前に挫折しそうになったりまた苦しい立場、環境に立たされたとき、それがもし大切な友達だったらどんな言葉を投げかけますか?同じように愛情ある言葉を自分にも投げかけられる人になってください。自分以外の人と自分を分けることなく愛して、大切にしてください
三つ目は「感謝の気持ち」です。みなさんはこの小学校に感謝していますか?
****心に染み入るご挨拶です。****ご卒業、誠におめでとうございます。
3月21日(月)今日は、久振りに夫とドライブがてらのお墓参りや親類宅へ。そして、女子の懇談会へ。
この会はとても活発で、ポンポン質問が飛び出します。
消費増税と軽減税率について貴重なご意見を伺いました。そして、「インボイス」についても上手に説明を下さった博学の婦人。
「私は、暇やから、いろいろ読みゆうし、聞きよらね」と。御年82歳と・・凄い・真剣な方々に支えて頂いていることを実感しました。
さあ、これから明日の委員会討論を作ります。
予算はその年度における自治体の設計図。そこに今年のコンセプトが活かされ、課題解決の予算となっているのか、国の政策との関係は?など突っ込んだ議論を行います。
特に、市庁舎入札不調について、住宅新築資金貸付に関する特別会計の閉鎖、防災対策、・・所管の取り組みの多い事・・
市長の政治姿勢の項目の一つに、中心市街地活性化とタウン・モビリティの取り組みについて伺いました。
高齢者や障がい者の移動手段をサポートしようと、県市の補助金を活用し取り組んでいる「タウン・モビリティ」。
京町商店街に開設することができ、間もなく1年を迎えます。 この間の取り組みは、地元紙でも連載されるほど多方面への波及効果を生み、想像以上の歩行者通行量を生んでいます。
また、今月7日には、バリアフリーへの貢献が評価されて四国運輸局長賞を受賞されるなど、さらに必要性を求める声が高まっています。
ステーションでは、シルバーカーや車いす、ベビーカーなどの無料貸し出し、観光客などにバリアフリーのトイレや動線にゆとりのあるショップ紹介、また、近年多くの外国人観光客にも、他のNPO団体とコラボして言語による案内など、ユニバーサル・トラベルの視点での取り組みをはじめ、気軽に立ち寄れる手話カフェの開催など、多彩な情報発信をされています。
そこで、私は、中心市街地活性化の新たな事業として中心市街地活性化計画へ登載し、地方創生の街づくりと して、貴重な民間資源に対し、さらなる支援の体制が組めないものかと、質問しました。
岡﨑市長からは、現在認可を受けるべく、申請手続き中であること、また、新たな支援についても、実施主体の方々とご相談しながら取り組んでいくとの答弁を得ました。
このステーションには、様々なニーズの方が、立ち寄られます。私も時々、お手伝いをさせて頂いていますが、今後も、誰もが行き交える街づくりのためにステーションの皆様と一緒に取り組んで参ります。
防災対策について・・東日本大震災から5年、昭和南海地震から70年、過去の災害を教訓に対策を!との視点で質問を行いました。
防災対策部の主要事業の一つに掲げられた「地区防災計画策定推進事業」について伺いました。
地区防災計画とは、東日本大震災の教訓をもとに、国の防災基本計画と都道府県及び市町村の地域防災計画では網羅できない「共助」の取り組みを高めるために、平成25年の災害対策基本法に追加規定されたものです。
そこで内閣府では、この制度を普及させるために、26年度より全国でモデル地区の指定を行い推進しています。本市でも、下知地区減災連絡会が、27年度「地区防災計画策定」のモデル地区の指定を受け検討を重ねて来ました。
下知地区の計画は、全国でも稀な、「復興後の街づくり」に視点をおいて、事前復興計画を策定し、合意形成の手法に習熟することを目指し取り組みました。
今後は、さらに実効性を高める地区防災計画を策定するには、地域の特性を分析し、地域の実情にあった現実的な対策を盛り込まねばなりません。
そこで,地区防災計画の策定支援に関して,予算の計上の目的や具体的な支援の在り方について伺い、市町村防災計画への反映について、市域への取り組み拡大についてただしました。
また、「勤労者交流館」の避難ビル指定と整備に着手をするとすれば、どのような整備計画と、スケジュールになっていくのかを伺いました。執行部からは、それぞれ具体的な答弁を得ました。
勤労者交流館の改修については、この地域の津波避難ビルの指定が進まない場合は、建物の所管かと協議を行い、屋上に転落防止柵をつけ、外階段などを整備する案が出されました。
私は、避難ビル指定と同時に、並行して計画を策定するべきだと要望しました。
また、岡﨑市長には、都市計画が一度も入っていない地域で強い揺れなどで古い建物が倒壊した時には、狭隘な道路をふさぎ、逃げ道をふさぐ。高齢化が進むこの地域ではひなんも 困難であるため、具体的な防災計画を策定することが必要であるため、その作成過程を知っていただくうえで市長にも参加して頂きたい事を申し述べました。
それに対し、岡崎市長は、計画策定の節目で、「市長の意見を聞く」という場合には、日程が合えば出向いて下さるとの答弁をされました。
3月17日(木)昨日の議会質問をまとめます。
1、地方創生について考えました。国は頑張る自治体に予算を付けると言っている・・でも、
財源交付には要件があって、それがなかなかハードルが高い!
私は、この1年(27年度の議会に於いて)高知市が策定した人口ビジョンと総合戦略の整合性・妥当性・などの視点から、分野別に鑑み提案を行ってきました。今議会では、特に健康政策についてただしました。それは、自然減解消の取り組みだから。
執行部からは、具体的な「生き生き大作戦」など、習慣病予防の推進やデータ―ヘルス計画に基づく官民連携の取り組み紹介などについて答弁がありました。(市民の皆様が、実行しやすい取り組みになる事を願っています。)
そこで、地方創生の取り組みは、「地方に仕事を作り、人口の流入を図る」という目的から考えると、高知市の産業構造の一つにもなっている、医療・介護分野で公的保険適用外の産業の創出・「ヘルスケア産業」の大きなプロジェクトが組めるのではないか・・・との提案を行いました。
岡﨑市長からは、「プロジェクトチームの設置も視野に入れながら、庁内の横断的な組織体制を築いてまいりたい」との答弁がありました。
2、胃がん対策とピロリ菌検査・・28年度から、成人病における胃がん検診が変更します・・どう、変わるのか、そのための対策は?
年間13万人以上が発病し、48,000人以上が死亡している悪性腫瘍の胃がんは、癌罹患死亡の上位にあり、日本人にとって深刻な問題ですが、胃がんを引き起こす要因に、ヘリコバクター・ピロリ菌感染が影響している事が報告されています。
それゆえ、ピロリ菌を除菌し、内視鏡検査で早期発見、早期治療を行う事で尊い命を護る事が大切だと私は考えています。また、国では、28年度から胃がん検診X線検査に加え、内視鏡検査を導入することにしています。
それゆえ、これまで提案してきたヘリコバクターピロリ抗体検査を行い、内視鏡検査が必要な人のみが検査を行うとの、スクリーニングを掛ける事で、胃がん検診を受けられる方の身体的な負担軽減を図るべきだとの提案を行いました。
残念ながら何とも取り組みが消極的です。その理由は、死亡率減少効果のエビデンスがない!との事。
しかし、私は、全国107の自治体で行われている自体が最も「近代的なエビデンス」ではないかと思います。
また、新たな胃がん検診は、高知市では29年度から取り組むそうで、28年度は高知県での協議会を設置し、具体的な検討がなされていくとの答弁がありました。
その検討会のメンバーには、内視鏡の専門医もおられることを願っています。