1月30日
高知県美容組合主催の「わくわくセミナー」に参加しました。今日の講師は、もうすぐ22歳を迎えるという、電動車椅子に乗って登場した可愛いく明るいお嬢さん。演題は「あきらめないで」
彼女は、先天性四肢欠損症で生まれ、あるのは短い左足と3本の指のみ。その体で、食事もPCも、メイクもするという。
そして、声優やタレントなどの夢に向ってラジオパーソナリティのアシスタントなどを経験し、OLとして勤務されたこともあるそうです。
現在はCDも発売し、多くの人に歌で気持ちを伝えたいと、取材や講演活動に積極的に活動されています。私は、今日の講演を拝聴し、困難にたじろぐ自分を大きく反省させられました。人の心を動かすのは、人の心であるという事を実感した一日でした。また、思いがこもった「声」は相手に伝わるものだとも実感させられました。
CDより、一曲ご紹介します。 「歩きつづけよう」
歩きたい 走りたい 二本の足で
手をつなぎたい 抱きつきたい 二本の手で
誰もがやっている簡単な事だよね
なんでもないことなのに 私にはできない
だけど信じてもいいよね 頑張っている人には いつか幸せが訪れるときが必ず来るって
心と一緒に歩き続ける 魂を込めて歩き続ける
私は頑張るからみんなも 諦めないで 歩きつづけよう
21回目となる春節を祝う会が、今年も留学生や中国から帰国された方など、多くの関係者が集い盛大に開催されました。
この会は、例年高知県日中友好協会が故郷の中国で一家団欒の春節を迎えることの出来ない留学生・研究生の方々をお迎えし、皆で新年を寿ぐ催しです。
来賓挨拶に立った公明党の石田のりとし衆議院議員は、日中国交正常化から40年を迎える本年、国と国の間には国益に左右される事柄があっても、人と人との交流は親密に幅広く築かれていくことを、ご自身の学ばれた大学での交流を通して語られました。
今年の会は、留学生達による合唱や踊りなどが披露され、賑やかな和気藹々とした交流会になりました。留学生の皆さま勉学に、想いで作りに勤しんでください。応援しています。
高知県には、もの作りにおいて、全国でも名高い企業がたくさんあります。1月27日高知県工業会の新年の会に、副議長として参加させて頂きました。
賀詞交換会に先立ち、記念講演会も開催され、皆で、長宗我部元親について学びました。その後、開催された会では、優秀な製品の開発に係った個人や、技術者、企業に対し表彰が行われました。
「高知県地場産業大賞」を受賞したのは、「株式会社 垣内」の柑橘類の搾汁装置で柑橘類を投入すると、選果、洗浄、乾燥を経て搾汁されるというのもで、搾汁後の果皮は、スライサーにより果皮と内袋を別々に取り出すことが出来る装置だそうです。
現在でも高知の「ゆず」の皮からの化粧品作りなど様々な加工品の生産がされているところですが、この機械の開発により、ますます産業振興が図られていくものと思われます。
また、技研製作所の「二輪車の収容効率を高めた二輪車駐車装置」は、発明協会会長奨励賞を頂きました。
http://jmf.or.jp/monodzukuri02/12.html
高知の素晴しい技術が全国で益々活躍するように、願ってやみません。
1月26日 午前10時
今、最も旬でホットな場所「藁工」の「蛸蔵」でイタリアで起こった実話を基に制作された映画「人生ここにあり」を鑑賞しました。
1978年イタリアでは、パザリア法の制定により精神病院を閉鎖し、それまで病院に閉じ込められ人ていた患者達を一般社会で生活させるために地域に戻したとのこと。正直驚きました。
この作品は、そんな時代に起こった実話を基に、イタリアでも語られることの少なかった事実が思慮深く描かれており、感動を覚える作品で、日本の精神保健分野にも影響を与えたのではないかと感じました。そして、まだまだ社会との触れ合いにも垣根がある現実と、患者さんの社会復帰についても、もっと真剣に取り組まねばと考えさせられました。
1月22日(日)午前11時
昨日は、暦の上では1年中で最も寒いとされる「大寒」で、高知市でも雨が降っていました。気温はそんなに低くはなかったものの、どんよりとした冬空は何故か億劫になるものです。
今日、22日は、昨日来の雨も上がり、一転して幾分温かい感じの休日となり、毎週開催される日曜市で街頭演説会を開催しました。
石田のりとし衆議院議員を中心に、西森雅和県議会議員、山根たかひろ市議会議員と、私は、11時より定点に立ち、「政治資金規正法と政治家の資質について」「一票の格差と選挙制度」「税制改革と社会保障」などの国政課題や、市政、県政につて皆様方にお訴えをさせていただきました。
開催中の日曜市では、「おっ すげェ! 自家製はちみつだぜェ」「これが日曜市の芋テンか?買ってみる?」といってその場で試食。「いけてる!」
そんな会話にうなずく私でした。皆さま、300余年の歴史を持つ土佐の日曜市に是非お出かけ下さい!
公明党高知県本部では、「ダルニー奨学金制度」に協賛しています。私の地域でも、2004年から2011年までに、タイやラオスの子ども達を延べ19名支援し、中学を卒業させる事ができました。今年もラオスの中学1年生を進級させるために、書き損じはがき250枚収集を目標に頑張っています。
「ダルニー奨学金制度」は、「日本民際交流センター」が窓口になり、経済的貧困のため、教育の機会に恵まれない、ラオス・カンボジア・タイの子どもたちの進学を支援する国際教育里親システムです。
この制度の素晴しいところは、「1対1の顔の見える支援」であり、奨学生の写真や、プロフィール、本人の近況などのお知らせが丁寧に届けられることです。従って、自分が支援する子どもの成長が実感でき、里親としての喜びを皆で共有しています。
具体的には、1人の子どもが1年間学校に通うために必要な現金、1万円を支援しするために、私達は、書き損じはがきを収集し、高額切手に変換して、「民際センター」にお届けします。奨学生は、学校の成績ではなく「(経済的な)貧しさ」を基準に、現地の県教育委員会や教師らが選考委員となって選考しているそうです。
また、現金を支給するタイでは、奨学金が生活費などに使われないように生徒名義の銀行口座から教師との連署により、お金が引き出せるシステムが確立されています。また、ラオスやカンボジアでは現地で制服や教材・カバン・靴などの学用品を現物支給をしているそうです。以下、最近の「ダルニー通信」の一部をご紹介します。
12月23日オープンしたわが町の地球33番地の「藁工ミュージアム。」公明党県議、市議8名で視察を行い、竹村代表よりお話をお伺いしました。
オープニングの様子や、アール・ブリュットについては、先の(12月23日)ブログでご紹介いたしましたが、日本財団の笹川陽平会長のブログで、ご自身の当日のご挨拶が掲載されています。実に感動的な全文のUPとなっていますのでご紹介いたします。
これこそが、この美術館の設置目的であり、この事業計画に呼応した竹村代表率いるNPO団体のこれまでの実績と、障害者雇用にかかわるポリシーの融合により実現されたと感じます。
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/3386
今、「藁工ミュージアム」ではパリに渡ったニッポンのアール・ブリュット「ART BRUT JAPONAIS(アール・ブリュット・ジャポネ)」展が開催中です。(2月19日まで)
そして、待ちに待った土佐の食材をふんだんに活用した食の拠点「土佐バル」が開店しました。1月は夕方までの開店ですが、2月からは、夜も楽しめるとのこと。また、多目的ホール「蛸蔵」も素敵です。私は、映画を見に行こうと思っています。
それはきっと、演技者の日頃からの信頼の絆の深さや、団結、各人の強靭な鍛錬による強い精神性が、見る者をぐいぐいと引き込む力となっているのではないかと、感じるものです。