私は、凍結になっていた「下知市民図書館」の改築を推進するために、9月議会で「地域活性化公共投資基金」を活用し、改築に踏み切るように提案しました。そして、地域の皆さんと現計画について再度確認を行い、地域の総意として岡崎市長に要望書を提出した事が実りました。(10月27日ブログ参照)
11月30日
議案発送のと議会開会告知日にあたり、地元紙に大見出しで取り上げられた「下知図書館 前倒し着工」の記事について、注釈を加えご説明いたします。
厳しい財政事情から高知市が改築計画を凍結していた下知図書館について、同市は29日までに従来方針を前倒しして着工する事を決めた。実施設計2600万円を市議会12月議会に提出する予定で、2012年度中の完成をめざす。(高知新聞 記事より)
其の計画についてお知らせしますと、
財源について
地域活性化公共投資基金(国が経済対策予算として交付した、交付税措置のないハード整備に活用できるもの)
鉄筋コンクリート3階建・述床面積約1千平方メートルと倍増される
概 要
図書館機能に、集会場、防災倉庫、避難場所などの機能も併せ持つ施設として改築する
工事予定
11年度中に着工、12年度中に完成予定
総工費 4億円
やっと、一歩前進です。こんどこそ完成させられるように、地域在住の市議会議員として、改築中の業務や、防災機能なども確認して行きたいと考えています。多くの市民の皆さまのご意見をお寄せください。下知地域の皆様のご協力に心より感謝申し上げます。
「全国引きこもりKHJ親の会高知県支部やいろ鳥の会」12月月例会に参加しました。この会は、埼玉県で平成11年に結成され、引きこもりに悩む親たちの悩みや、精神科医ら専門家の意見を聞く会として全国に広がり、高知県でも、平成18年に結成されたものだそうです。
先生は、香川県でポレポレ農園を主宰し、全国から引きこもりの混乱期や、ためらい期から脱した人達が共同で、生活や仕事をする場を提供している実践の方でありました。それゆえに、
引きこもりの行動や、葛藤などその現実を知らなかった私には、随分衝撃的な話もありました。そして、映画「アンダンテ」で感じたわが教育論を反省したものです。
これに先立ち、11月13、日14日には東京大会に参加した私は、この会の発足者である奥山代表の、胸を突く深い思いを伺い、行政に近い立場にいる私が、今後果たして行かねばならない役割を感じている所です。折りしもこの頃の東京のイチョウの葉は、夏のみどりの葉から、黄色に変色していく様に見とれました。
私達も、個々のテンポにあわせた成長を見守る気長さと、「どん」と構えた覚悟が必要であることを実感したひと時でした。
県市合築の図書館構想に関心が高まっています。地元紙や図書館窓口、HPにも様々な声が寄せられているそうで、とてもよいことだと考えます。私は、今は是非はともかくとして、偏らないで見極めたいと、時間の許す限り傍聴に出かけています。
11月15日 第1回 子ども科学図書館・子ども科学館検討委員会を傍聴して
四国の中で、子ども科学館がないのは高知県だけ。子ども達の「不思議?」の芽を育てるためには、県立で建設するできではないか。高知市の「子供科学図書館」を委員さんの要望のように建設するには、3館(図書館、子ども科学図書館、点字図書館)が入るのは難しいのではないかと思いました。また、県教育長の閉会のご挨拶は、大いに期待を持たせるものですが、そんなに予算は有るのでしょうか。
11月23日 第2回 図書館検討委員会を傍聴して
それぞれの図書館が担う役割や機能についての議論でしたが、なんだか県市の枠が何も取り払われていないように感じられたのは私一人でしょうか?「合築」するには実務者がもっと議論をするべきではないかと思いました。
11月25日 市民図書館分館など9館の視察
図書館合築を考えるにはやはり現場を知る事が肝要だと、公明党市議団では市内の分館など9館を視察しました。
( 江ノ口、下知、長浜、春野、潮江、子ども科学図書館、旭、本館、点字図書館)
1、司書の役割の重要性
本の紹介の仕方や、配置によって読みたいと感じさせるものがある事を実感しました。
午後の忙しい時間にお邪魔し、作業を見せていただきました。
3、点字図書館の有り方について
時代のニーズのどのように対応するのか考えなくてはなりません。
4、子ども科学図書館の重要性
不思議が解明できた時の喜びを、子ども達が実感できる施設です。
高知市ウオーキング協会の月例会に久し振りに参加しました。今日は、高須方面のコスモスウオーク12㌔です。常盤公園を8時30分にスタートし、11時到着でした。体がすっきりした感じです。最後まで元気に咲き誇っていいる可憐なコスモスに感動しながら先週歩いた、井の頭公園や皇居周辺、春野の「菊の森」の風景を思い浮かべています。
みなさん 一緒にあるきましょう!
生涯学習フォーラム高知大会が11月20日より開催され、本日閉会を迎えました。この会は、平成元年の千葉大会より平成21年の埼玉大会まで全国生涯学習フェスティバルとして各県で開催されてきたとの事です。私は、ぢばさんセンターで開催された全国生涯学習情報発信市と地産外商・食育展、地域コミュニティフォーラム、高知県図書館大会に出席しました。
- 高知県は、全国に約10年先行して高齢化が進んでいると言われています。
また、経済状況も厳しく一人当たりの県民所得は、全国平均の約7割であり、学力・体力ともに全国水準を下回るという教育環境にも厳しいものがあります。
福祉交流プラザでは、RKCの井津葉子コーディネーターのもと、小中一貫教育を行なっている、品川区の浅田校長先生、学力、体力日本一の福井県から、徳島泰彦校長、民間校長第1号の小堀校長、そして、高知市の山中校長とそれぞれの取り組みを伺うことができました。やはり、体力は、精神も学力も支えるもとであること、教員と生徒の信頼が個々を伸ばす鍵であること、教育予算を削減してはいけないことなど学びました。今日の図書館協議会については、明日の合築検討委員会とあわせて報告します。
11月20日 二葉町自主防災会主催の「防災懇談会」に出席しました。
この会に先立ち、午後2時からは家具転倒防止とガラス飛散防止の防災講習会も行なわれたそうですが、定期的に防災訓練や学習会、防災新聞の発行やマップの作成なども行なっている、二葉町ではいつも学ばせていただいています。この日は、下知市民図書館の改築時期が話題となり、高木妙は次のようにご説明しました。
私は、平成15年より2期8年間下知地域にお世話になっている市議会議員の高木妙です。皆様もご承知のとおり、「下知市民図書館」は平成17年11月、耐震診断により1階部分に加重をかけないよう安全策として、2階部分の使用が禁止されています。
「下知市民図書館」は、下知地域の文化と教育を担う図書館機能のみならず、地域防災の拠点としても整備される事が望まれている施設であり、当時の教育長らに早期の改築を提案し、検討委員会も立ち上がり、当初は21年度のオープンを目指す予定で進行していたにもかかわらず1年遅れ、果ては、財政問題により凍結となています。
そこで、21年6月議会で市長議会答弁の信義即について糾し、本年9月議会では、高知市の基金を活用して整備をする事を提案しました。と同時に、9月議会に請願を行ったところ、全会一致で採択されました。そして、其の機運を受けてさらに、27町内会の方に、現計画で進めていただく同意を下知地区の総意として頂き、10月27日市長に要望書を提出したところです。その後は、12月議会に議案が提案される事を今、皆様方と祈るような思いで願っているところです。
・・・・・先の部ログにも書きましたが、地域の皆様のご要望を実現していく事が、私の責任であると自負しています。
11月21日 一宮ふれあいセンターで行なわれた「地域防災セミナー」に参加しました。
危機管理室の職員による津波のシュミレーションのCGを見て、会場からは、「すごいねー!」「えっつ」という声が漏れるほどで、皆、真剣に見入っていました。
そして、職員の説明に子ども達も真剣に聞き入っています。高知市中心部は昔は海の中にあったこと。
防災の鉄則は
1、自分の身は自分で守る。火を消すよりもまず、危険回避
2、寝室には何も置かない。家具は転倒防止を!
3、津波は繰り返してやってくる。6時間から8時間は避難場所を離れてはいけない
4、ブロック塀には近寄らない
5、地域のつながりが大切
最後に、「必ずやってくる南海大地震では、子どもが私達を守る番になる。いまこそ、若い世代や子ども達が地域に入り、防災の輪を広げていかねばならない」と、示唆にとんだお話がありました。
友人の誘いで「アンダンテ~稲の旋律~」を鑑賞しました。半ばお付き合いのつもりで出かけた私が、自分を見つめるような思いで、どんどんのめり込んでいきました。それは、我娘にはアンダンテ(歩くような速さで)でなく、allegro(速く)vivace!(急いで)とせきたてていたのではないか、また、親心優先の教育ではなかったかと反省を促した鑑賞でした。
この映画は、
社会に適応できず対人恐怖症に悩みながらも、新な自立の道を懸命に模索する主人公と農業を営む青年との交流をきっかけに、再び生きる喜びを発見し立ち上がって行く姿や、農業問題、親と子の向き合う姿など、現代社会が抱える様々な問題を考えさせられるものでした。
農作業の場面では、物事には「人の力ではどうする事も出来ないものがある」事を感じ、駅のホームにさりげなく貼られた壁紙には、心に「ズン」とくるメッセージを感じたり、自分自身に問いかけるつもりで、一人一人が考えてみなければならない題材が詰まっている作品でした。
「卵の殻を割らなければオムレツはできない」 のメッセージでは、
「そうだ、そのとおり。自分で殻を破らねば新しい世界は見えない。どんな迷路でも必ず抜け道はある。必ず卒業の日はやってくる!解決できないものはない。」と感じました。同時に、それを待つ勇気と見守る余裕が必要である事も感じました。
また、本当の人と人のつながりとは、「きっちり繋がっている」ものなんだ。と、そんなふうに自分を見つめたり感激した一日でした。
今日は「文化の日」。各地で様々なイベントが行なわれています。高知市でも大賑わいの「市場開放」や漫画館の催事。県立美術館でも開館記念のイベントが・・・私の文化の最終のイベントは、かねてより気になっていた映画鑑賞でした。
それは、「君が踊る、夏」。
高知のよさこい祭りを題材に、一人の少女が小児がんと戦いながらも、「よさこいを踊りたい!」との希望を胸に生き抜く奇跡や、若者達の夢や情熱、友情などが汲み取れる感動的な作品でした。
この、よさこい祭りは、「戦争と不況で傷ついた高知の人々を元気にしたい」との願いから商工会議所の有志メンバーが立ち上がり、昭和29年から行政主導でなく、市民の力で行われているものです。
・よさこい節を入れること
・鳴子を持つこと
・前進する踊りであること
さあ皆さん、来年の夏は高知でいっしょに踊りましょう!一年中で一番暑い夏の、真昼から夜まで踊るのです。その暑さは半端じゃない!高知が一番賑やかで、暑く燃える夏を一足はやく、劇場でお楽しみ下さい。
昨日(31日) 184日の会期を終え、上海万博が閉幕しました。私達訪中団も16日に入場。この日の入場者は史上最多を記録した104万人とのことで、私達14名もこの歴史にカウントされています。時間の都合で日本館のみの見学となりましたが、入場ゲートに並び船で対岸に。歩く距離の長いこと。そして人、人、人の山。この日の日本館は5時間待ちであったそうですが・・・・
繭をモチーフに建てられたテーマ館。朱鷺をイメージしたコスチューム姿のコンセルジュに促されて一歩踏み入れると
そこは、「日本の四季を紡ぐ和の空間」
そして感動的は先端技術を駆使した「未来」の世界が広がります。 そのテーマは「こころの和・わざの和」。
日本館では、直面する地球環境問題などの様々な問題を克服していくには技術だけではなく、人と人が国境を越えて協力していくことが不可欠であり、ロボット技術や、環境技術映像技術といった最先端の技術をはじめ、日本における環境保護活動の様子、自然と共存する日本の文化が展示されていました。
今回の訪問団の一員として参加して感じたことは
1、中国経済のすざましい発展の様子と、そこに生き抜くたくましさ
2、賑わいは活力になる
3、民間外交の大切さ
など、多くの事を学ばせていただきました。
万博が終わったらこの人達は何処で働くのか?素朴な疑問が残ります。日本も深刻な雇用問題を抱えていますが、若者の雇用が充満するよう本市を活性化せねばなりません。