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バックナンバー 2013年 3月

2月26日から始まった第1回定例会が本日の本会議で終わりました。

今回可決された議案の主なものは

*平成24年度補正予算について
(今回の国の補正予算による日本経済再生に向けた緊急対策により、
北区で防災不燃化促進事業などに計上 等)

*平成25年度北区予算について

*地域密着型サービスおよび地域密着型介護予防サービスに関わる
事業者、人員、設備などについて
地域密着型サービスは、認知症(痴呆)や一人暮らしのお年寄りの増加などをふまえて、
介護保険法の改正により創設されたサービスです。
介護が必要になっても、お年寄りが住み慣れた地域で暮らし、
近くで介護サービスを受けることが出来るようにというのが、
地域密着型サービスの創設理由です。)

*区民保養所はこね荘廃止条例
(この数年の利用率は1日の定員120名に対し平均40名程度、と低く、
他にも民間の安価な施設もある中で、区民の多額の税金を
はこね荘の維持管理に使う必要がなくなったため)

* 理容所、美容所の洗い場について

*神谷小の学童クラブについて
(H25,4,1~神小つばさクラブを校内に 新設)

*北区立王子本町保育園について
(都営住宅の建替えに伴い、移転 するため)

*北区立浮間さくら草 保育園の新設について

*道路占用料の改定について

*昭和町ふれあい児童遊園について

*区職員の退職手当の引き下げについて

*H25,4,1からの国民健康保険料について
(高齢化と医療の高度化により、毎年医療費が増加し、高齢者を支えるための保険料も増加。
加入者が高齢者医療制度に移行するために減少。)

25年度の予算は、特に防災と高齢者と子育て支援を優先課題として、「全ての世代が幸せを実感できる北区づくりを目指すものとなっています。

又、今回、国に提出した議員意見書の主なものは

*ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の診断・治療の推進を求める意見書

*寡婦控除をすべてのひとり親家庭まで拡大することを求める意見書

*中小企業の再生・活性化策の充実・強化を求める意見書

ですが、そのうちの一つを紹介します。

寡婦控除をすべてのひとり親家庭まで拡大することを求める意見書
寡婦(寡夫)控除は、配偶者と死別又は離婚して、子どもを養育するひとり親家庭に適用される国の税制優遇制度であるが、未婚のまま子どもを養育しているひとり親家庭には適用されていない。
本制度は、自治体の保育園の保育料、公営住宅の賃料の算定等様々な施策に影響があり、未婚のまま子どもを養育しているひとり親家庭には、より大きな負担となっている。
同じひとり親家庭でありながら、婚姻歴の有無及び性別により負担に差異が生ずるべきでなく、子どもの成育環境に影響を及ぼすことがないよう制度の確立が望まれる。
よって、本区議会は国会及び政府に対し、税法の寡婦(寡夫)控除に関する規定につき、すべてのひとり親家庭に適用するよう改正することを求める。
右、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。
平成二十五年三月二十七日
東京都北区議会議長小池 たくみ
衆議院議長伊 吹 文 明 殿
参議院議長平 田 健 二 殿
内閣総理大臣安 倍 晋 三 殿
総務大臣 新 藤 義 孝 殿
財務大臣 麻 生 太 郎 殿
シングルマザーにみなし寡婦控除を、という要望は私も昨年末に地域の方からいただきました。何とか国の税制を改正して欲しいです。

本日は防災対策特別委員会がありました。

最大の議題は、この春 改定される北区地域防災計画の概要について。
約1年かけて、防災課の女性の 副参事中心に行なってきた改定作業。あちこちに「女性の視点で…」という言葉が見られます。
東京都、北区、防災関係機関、事業者、区民、等それぞれの役割や責務が明確になりました。
各家庭、各地域で今後の 防災対策に生かしていけるよう、分かりやすく説明をしていくことが必要です。

その他に、
(1)「東京都北区帰宅困難者対策検討会報告書」について
帰宅困難者とは・・・各地区の滞留者のうち、自宅までの距離が遠く、徒歩による帰宅が困難な人
・帰宅までの距離が10km以内の人は全員「帰宅可能」とする
・帰宅距離10km~20kmでは、被災者個人の運動能力の差から、1km 長くなるごとに「帰宅可能」
者が10%低減していくものとする
・帰宅距離20km以上の人は全員「帰宅困難」とする
平成24年4月公表の「首都直下地震等による東京の被害想定」によれば、北区内の
滞留者は247,350人、帰宅困難者数は69,466人となっている。
(中央区日本橋を起点として徒歩で移動すると、北区滝野川の西巣鴨交差点までおよそ9km、2時間、新荒川大橋まではおよそ13km、3時間とのこと。)
(2)西ヶ原での旧日本軍の不発弾の発見と今後の対応について→住民避難は不要。不発弾処理日時は検討中。
(3)宮城県女川町災害廃棄物の東京都の受入終了について→H25、3で終了
(4)保育園・学校給食に含まれる放射性物質の検査について→来年度も実施し、結果を北区HP上に公表
先月視察に行った、女川町災害廃棄物処理施設出のがれきの選別作業をしている様子が目に浮かびます。被災地でのがれき処理が終わったわけではない、ということを忘れてはいけません。
下の写真は、近所で撮ったものです。東北にも早く春が訪れまように。


東十条小の卒業式。
校長先生は「大震災があったことを忘れてしまうような、満開の桜のもとの卒業式ですが、被災地のことを思いながら、式辞を述べたい」と。

毎日、子どもたちに分かりやすいメッセージを絵入りで書き子どもの目につくところに掲示していた校長先生。

今日のメッセージは卒業生へのはなむけの言葉です。

この4年間、毎週取り組んだ新聞 タイム(その日の新聞から自分で記事を選んで切り抜き、コメントを付ける)。最初は「難しかった」「興味がなかった」が、続けていくうちに「面白くなった」「社会の出来事が分かるようになった」と変化していった事を通して『継続は力なり』を式辞の中で話されました。

卒業生と4月から最高学年となる5年生全員の掛け合いによる門出の言葉と合唱「旅立ちの日に」。小学校6年間の学習の集大成となる卒業式は、一生懸命で、力強く美しい大感動の立派な式でした。
子どもたちの心にも深く残り、これからの人生の糧になることでしょう。

心に清々しい息吹を吹き込まれ帰宅しました。ありがとうございました。

3/23,24、岩手県陸前高田市での復興ボランティアに先輩の青木区議と参加。


海岸沿いは、かつて、8000本の松があり、街の人の家々や牡蠣の養殖などで賑わっていましたが、もうそんなことは信じられないほど、どこまでも見渡せました。見えるのは海と重機とまだ残っているがれきなど。これからどこに何を作って、街を復興させていくのかも決まっていないところがほとんど。

行方不明の兄が戻ってきたときのために、そして亡くなった親族のために、せめて花を咲かせたり、野菜を育てたい、という方の依頼で、津波にさらわれた土地の雑草や石、ガラス、瓦などを取り除き、耕して、マリーゴールドやひまわりの種や野菜を植える、という作業をさせていただきました。

また、ボランティアの受け入れをしている、陸前高田市復興サポートステーションの伊藤代表から1時間余り、復興やボランティアの人への思いなど、お話を伺いました。被災地の各地でボランティアセンターが閉所したこと、ボランティアが激減していること、がれきの撤去や側溝の泥出しなどは、本当は重機などを使って作業してしまったほうが早いが、日本各地からボランティアの人が来ることが、被災者の人にとって、気にかけてもらっているという、生きる支え、張り合いになること、地元に伝わる伝統芸能が復興の力になっていること、いろいろな地域のたくさんの人とつながっておくことの大切さなどを話していらっしゃいました。


今回初めて被災地を訪れた息子も実際に、見て、聞いて 、触れて、色々なことを感じたようです。

種を植えた花が咲くころ、また訪れたいです。


役所近くの 名主の滝公園の桜をお昼休みに見てきました。
花が池に映ってとても綺麗でした。

さて、今朝は、予算特別委員会の前に、北区公明党議員団は大松都議と共に、区へ2つの事柄について緊急の申し入れを行いました。

内容は以下の通りです。

①保育所の待機児童解消について
北区は「子育てするなら北区が一番」を掲げ少子化対策に取り組み、これまでも待機児童解消のための施策を積極的に行い、保育園の整備率も23区トップとなっています。
しかし、本年4月期の認可保育園の入所審査が終了した時点でフルタイム勤務者でも、多数の児童が入所できない危機的な状況になる見込みです。そこで、保育を必要とするファミリー層が安心して子育てできる環境を早急に確保するためにも、待機児童解消へ向け下記事項を緊急に申し入れます。

1,つぼみ保育園の新設・定員拡大を行うこと
2,賃貸物件・土地賃借による私立認可保育所(本園・分園)の整備を行うこと
3,認証保育所の整備・拡充を行うこと
4,東京都の新たな制度である「東京スマート保育」の活用・実施をすること。
5,認定子供園への整備・誘導を行うこと
6,区立幼稚園をふくむ、区立学校施設等の活用をすること
7,家庭福祉員の増員をはかること

②風しんの予防接種に対する助成について
昨年春から、都心部を中心に風しん患者数が激増し、現在も流行状況が継続しています。…(中略)
風しんは、免疫を持っていない女性が妊娠初期に感染すると、白内障・先天性心疾患・難聴などの症状がある「先天性風しん症候群」の子どもが生まれる可能性があります。
東京都は3月14日に、緊急対策事業として、風しんの予防接種を希望する人に対して区が助成を行う場合、都がその費用の補助を行うとプレス発表をしました。
以下、北区に対して緊急の申入れをいたします。

1,これから妊娠を希望する女性及び妊娠をする可能性のある女性に対し、風しんの予防接種に対する助成を行うこと
2,小児期に定期接種として予防接種を受ける機会がなかった20代から40代の男性に対し、風しんの予防接種に対する助成を行うこと
3,北区ニュース、HPなどあらゆる手法を用いて、妊婦が風しんに罹った場合の危険性と予防接種の勧奨を行うこと

本日、予算特別委員会は、歳入と国保や介護保険、後期高齢者医療などの予算について。
私は、風しん予防接種、女性の健康支援、埋蔵文化財の保護について、質問させていただきました。3月6日から始まった予算特別委員会は、明日で終了します。
一日中、委員会室で質疑する毎日で、桜が咲いたのにも気付きませんでしが、
役所近くの音無川沿いの桜はもうこんなに咲いていました。


この週末はお花見日和ですね。

王子桜中の卒業式。今年も素晴らしい絵が出迎えてくれました。

校長先生は、湯川秀樹博士の言葉『一日生きることは 一歩進むことでありたい』をひかれ、お祝いの餞。悩むことも自分を成長させる糧になる青年時代。毎日一歩ずつ大きくなって、すごい大人になって欲しいです。

卒業生代表4名による答辞は、3年間の学校生活での様々な場面での感動、喜び、戸惑い、悩み、葛藤、教職員への感謝などが綴られていました。
卒業式は、新たな旅立ちの日。187名の前途を心から祝福し讃えます。

この写真は、昨日の女性の街頭の模様です。サミット王子店、十条商店街(写真)、赤羽駅東口と西口で行いました。先週に引き続き、大松都議や女性党員さんにもお手伝いいただきました。

さて、本日は、桜田幼稚園の卒園式にお招きいただきました。

そら組とうみ組の48名の子どもたちが、ひとり一人「ぼくは大きくなったら警察官になりたいです」「わたしは小学校へ行ったらたくさん勉強したいです」等と夢や希望を発表し、園長先生から授与された修了証書を、お母さんに「ずっとおいしいお弁当を作ってくれてありがとう」等と感謝の言葉を言って手渡す、そういう可愛い式典でした。

♬世界中の子どもたちが♬

世界中の子供たちが 一度に笑ったら
空も笑うだろう ラララ 海も笑うだろう

世界中の子供たちが 一度に泣いたら
空も泣くだろう ラララ 海も泣くだろう

広げよう ボクらの夢を 届けよう ボクらの声を
咲かせよう ボクらの花を 世界に虹をかけよう

世界中の子供たちが 一度に歌ったら
空も歌うだろう ラララ 海も歌うだろう

これは式の中で子どもたちが歌ってくれた、懐かしい歌。

あらためて、子どもの笑顔がいっぱいの社会に!との思いを強くして幼稚園をあとにしました。

我が家の長男も一昨日高校の卒業式を終えました。日々大きくなっていく子どもと過ごす毎日は楽しいことも大変なこともありました。子どものお陰で自分もたくさんの人との出会いがあったり、いろいろな経験ができました。我が子も、世界中の子どもたちを笑顔にするために、頑張ってほしいです。

震災から2年。被災された方々にあらためて心より哀悼の意を表します。

北区では、区職員の防災意識を高めるため、3月11日朝9時 シェイクアウト訓練(一斉防災訓練)を実施。大地震が起きたことを想定して机などに身を隠したりしました。

シェイクアウト(ShakeOut)訓練は、2008年にアメリカで始まった新しいかたちの地震防災訓練です。訓練方法はいたってシンプルで、指定された日時に、家庭や職場、外出先など、それぞれの場所で地震から身を守るための3つの安全行動(①姿勢を低く!②頭を守って!③揺れが収まるまでじっとして!)を約1分間行うのが基本です。

区役所だけでなく、区民センターなどの区の施設でも同時刻に行いました。

そして、今日は赤羽スポーツの森公園で広域避難所訓練。

震度6強の地震が起きたことを想定。あちこちで発生した火災から身を守るために、広域避難場所である桐ケ丘、赤羽台、西が丘地区の赤羽スポーツの森公園へ近くの保育園の子どもたちが避難、というシナリオです。防災課、健康福祉部、子ども家庭部の職員が現地に災害対策本部を立ち上げるところからスタート。こういったことも訓練しておくことが大切ですね。


救護所に使用した、エアテント。組み立ての練習をしていれば、素早く簡単に設営できますね。

テントの中に温かい空気を送り込んで暖房しています。

巻き取り収納式で持ち運び自由な太陽光発電シートで、テントの中の照明をつけたり、携帯電話を充電したりしています。

東京都は北区に14の広域避難場所を指定しています。

各広域避難場所で住民も一緒に訓練をしておきたいですね。

「女性の健康週間」にちなんだ街頭演説を大松都議、北区公明党区議団で、昨日、本日と行いました。

今日は午前中から、十条駅や赤羽駅、豊島5丁目団地などで行っていましたが、立っていられない程 風が強くなり、目も黄砂(?)で開けられない状態に。ということで、写真も撮れませんでした。
来週末もまた行います。

一緒にチラシ配布をお手伝いいただいた女性党員の皆さん、大変ありがとうございました!

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