ブログバックナンバー
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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2011年 8月

4つの特別委員会の最後、安全安心まちづくり特別委員会が午後から開催され、福井市の危機管理体制、原子力災害対策、地域防災計画の見直しの3点について協議されました。

6月26日に実施された福井市一斉の各地区防災訓練は、参加者が前年度より6,373人増加し46,671人になったことが報告されました。東日本大震災によって防災に対する意識が高まった結果だと思います。

さて、災害時には公助である消防や行政の支援は72時間(3日間)は受けられない可能性が高いとされており、それまでの間は自助・共助で乗り切るしかなく、したがって自主防災組織が大きな役割を果たすことになります。しかし、その自主防災組織は、リーダーのほとんどが輪番制の自治会長が兼務していることが多く、そのため活動の永続性が欠け、名前のみあって実質的に機能する組織は少ないと思われます。

本来、市から言われなくても、それぞれの自治会が危機感を持って自主的に取り組むのが自主防災組織のあり方です。我が地域は自分たちで守る。そのために、誰かがではなく、自らが発起して皆に呼び掛けて機能性を高めていくしかありません。

今後30年間で、首都直下型地震は70%、東海地震は87%の確立で発生するといわれています。その余波で福井市も震度7の地震が起こる可能性が指摘されています。

東日本大震災では、岩手県の釜石市では日頃の防災教育のおかげで、小中学生のほぼ全員が津波から避難できました。これは「釜石の奇跡」と言われています。同様に、災害に対して日頃から備えている地域が被害を小さくしていくのです。

市は、粘り強くそれぞれの地区自主防災組織が活性化するように指導・支援していくことが求められます。一方で、行政まかせだけでなく各地区・各自治会が目覚めなければなりません。

昨日、西口再開発対策特別委員会が開催されました。NHK誘致断念を発表するとともに、これまでの分棟案から1棟案+広場案が提示されました。

NHKを断念したということは、事業を成立させるために、その部分の床を誰かが埋めなければなりません。誰が埋めるのでしょうか? 民間誘致はまったくもって無理です。もし誘致できたとしても生活倉庫のように、いずれ撤退するリスクを背負い続けなければなりません。したがって、結局、公共である市と県でカバーするしか選択肢はありません。

一方で、財政厳しい折、既に存在する機能の重複した無駄な施設を新たに入れるわけにはいきません。それでは、公共施設として、何を入れることが県都玄関口としてのコンセプトに合うのでしょうか。

市は5階部分にプラネタリウム+自然史博物館天文機能と1階に駐輪場+トイレ、そして屋根付き広場を提案してきました。

これで、賑わいを作り、福井らしさをアピールできるのかと言われると、それは疑問です。もともと、公共施設部分に「福井らしさ」を要求することは大変難しいと感じています「福井らしさ」は商業床と観光・物産スペースでアピールするしかないのではないでしょうか。また福井らしさを表現するためにも建物のデザインが大変重要になってきいます。

昨日の若手議員の意見を聴いて、言っていることは決して間違いではないと感じましたが、しかし、そのまま受け取れば西口再開発ビルはおそらく永遠にできないと思いました。

いいか、悪いかを別にして、これまでで一番現実的な案が提示されました。市長は、この案で県に説明し支援を求めるとしています。県・市9月議会でしっかり議論して、前進させていきたいと思います。

日之出小学校校門 あいさつ運動

長い夏休みが終わり、今日から登校です。長期休暇明けの日之出小学校挨拶運動に参加してきました。児童が宿題など幾つものカバンをぶら下げてやってきます。
「おはよう」の声かけに、元気よく「おはようございます」という返事が返ってきます。日焼けした顔が多いかと思ったのですが、そうでもないようです。昔と違って、毎日プールに行く子が少なくなり、クーラーの利いた家の中にいる場合が多いのでしょうか。

先日の臨時県本部大会で、福井総支部長が私から永井純一坂井市議に変わりました。それを受け今日は新出発の会合を石川博崇参議院議員を招いて、フェニックスプラザで開催しました。

石橋県代表から公明党の原子力政策について話があり、その後、東日本大震災被災地の声を、どんどん吸い上げて国政に反映させている活動について石川議員より報告がありました。

明日、民主党の代表選がありますが、民主党は国民を欺いた詐欺政党です。だれが首相になろうとその性質は変わりません。しかし、無能な菅のもとでは被災地があまりにもかわいそうです。

公明党は、被災された方々を支援するために、第3次補正予算成立に与野党問わず全力で取り組んでいきますが、そのほかの政策については全く協調できる状況にありません。とにかく東日本大震災の復旧・復興が最優先です。

一昨日、フェイスブックに登録をしました。

2ヶ月ほど前にソーシャルネットワークサービスという映画のDVDを借りて見たのですが、そのストーリーがフェイスブック誕生の内容であり、ネットを通じお互いの近況を知らせていくことができるため、これは活用しなければと思っていましたが、忙しさにかまけてこれまで手をつけていませんでした。

その矢先、先日視察に行った武雄市長がフェイスブック係を庁内に設けて推進しているのを見て、これは早く始めないといけないと思い、ようやく登録にいたったということです。

一昨日に登録してから、知り合いを探して「友達になってください」と手当たり次第にリクエストしたら、たった1日で30人以上のネットワークができました。また、福井キャノン事務機の玉木社長から経営品質グループにもご招待いただきその一員とさせていただきました。

10数年前に付き合いが途切れた方も見つけることができ、ネットを通じて再度新たな関係を結ぶこともできました。今は、初心者なので利用の仕方がまだまだ限定的ですが、昔とった杵柄ですので、しっかり勉強して使いこなしたいと思います。

皆さんもぜひ登録していただき、私をリクエストしてください。

今月にはいって下打合せ3回を経て、ようやく本日、志比口自治連合会傘下の防災委員23名が集った志比口防災会会議を開き、実質的に機能する自主防災組織を目指してスタートしました。

来月には志比口自治連合会役員会があるので、そこでも各自治会長に防災会から来年度役員の考え方など協力を要請する予定です。とにかく、今すべき最優先事項は、①規約改正、②防災委員の役割の明確化、③一定の考え方に基づく防災委員の選出、④連絡体制の確立です。

まだまだ課題とやるべきことが多いので大変ですが、地域を守るため忍耐強く取り組んでいきます。

福井市文化協会創立60周年記念式典がホテルフジタで開催されました。当協会は地域における文化芸術活動の発展向上に貢献され、文化団体交互の連絡を密にしながら、文化運動の推進を行っています。市議会を代表して、議長代理で挨拶させていただきました、

なお、日之出地区の方がいらっしゃって、1件市民相談を頂戴しました。

福井駅周辺整備鉄道高架化事業促進期成同盟会および理事会がアオッサで開催されました。えちぜん鉄道高架化が棚上げ状態で、JR線高架以来全く進捗のない事業の総会であり、国土交通省の講演も面白みのないものでした。

とにかく一時も早く東西交通の円滑化を図るため、えちぜん鉄道高架化の早期実現へ向けて頑張ります。

福井市各地区消防団の代表が集う福井市消防協会意見交換会に参加してきました。

我が日之出地区消防団長は47年も活動されており、陰になって市民のために必死で働いています。私たちは、こういった活動に支えられているのです。消防団の皆さん、消防局職員の皆さまに、日頃の福井市民の生命と財産を守る活躍に心から感謝せずにはいられません。

今日は、皆さんのご苦労をお聞きする機会をもつことができ、有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

県内9市の議長・副議長が参加する福井県市議会議長会が福井市役所全員協議会室で開催されました。

議題の中で、各市から提案された議案22件が審議され、そのうち20件が採択され、小浜市とえちぜん市から出された「脱原発に関する議案」2件が否決されました。

午後からは場所を県庁に移し、各市から1件づつ計9件をまとめた要望書を県知事に提出し、各市の議長からその内容を説明し要望しました。知事からの返答は、概ね善処するとのことでしたが、我が福井市から要望した中の西口再開発ついては県も支援するが、県都福井市に予算を投入することの各市の了解も必要だと促されました。

 

毎年、この福井県市議会議長会が8月と2月に開催され、10月には中央陳情があります。それぞれの議会を代表して参加するのですから、しっかりとした準備が必要だと感じました。