国語の教科書に掲載されている、童謡詩人金子みすゞさんの代表的な詩に触れる機会がありましたので紹介します。
皆それぞれ個性があって、違うところが一杯あって、それぞれが精いっぱい生きることが大事。そう教えてくれます。桜梅桃李の原理です(桜は桜の美しさがあり、梅は梅、桃は桃、李(スモモ)は李の良さがあります)
『私と小鳥と鈴と』
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
スマップの代表的な歌「世界に一つだけの花」もそうですね。
お隣の西開発に平和堂「フレンドタウン福井」がオープンしました。近隣には、BigMart、Aコープ、ワイプラザ、セリオガーデン、パリオなど同業がひしめいており激戦区となっています。さらに、私の地域の中でもスーパーマーケット進出の話があります。
消費者にとっては選択肢が増えて良いことなのでしょうが、全体の消費量は変わらないわけですから、どこかにしわ寄せがきます。競争社会ですから仕方がないのですが、将来の街づくりなど大きな目で見れば、こういった乱立が決してプラスではないような気がするのは私だけでしょうか。
そう言えば、私の生まれ育った森田では、ユースなどが入っていた森田ショッピングセンターがなくなり現在解体中です。幼いころから親しんできた店がなくなりました。ピア跡にはゲンキーが建つそうですが、それまではずっと廃墟ビルが残っていました。10年後、20年後、これら激戦区に大きな廃墟ビルや空き地がでないことを祈ります。
本年度第2回福井県後期高齢者医療広域連合議会定例会が自治会館で行われました。県内17の市町議員のうち23名が議席を得ます。福井市は3名が割り当てられており、その一人として参加してきました。
民主党は野党時代、後期高齢者医療制度について「うば捨て山」とまで批判し、08年には廃止法案まで提出しています。また、民主党は09年衆院選マニフェストで同制度について「廃止する」としていました。ところが、政権交代後、即時廃止をあっさり撤回し、4年間の存続を決定しました。今年10月25日には、厚生労働省は後期高齢者医療制度に代わる新制度の試算をようやく公表しましたが、その案は、現役世代に過大な負担を強いる内容になっており、国民から大きなブーイングが起きています。
今日、広域連合長は「制度導入当初は課題もあったが、今ではうまく運営されている(趣意)」と話していました。また、制度導入後、低所得者を中心とする75歳以上の方の保険料負担は導入前と比べて軽減されています。政権がほしくて反対のための反対をしてきた民主党の馬脚が現れて久しくなっていますが、本当に「国民生活第一」が聞いてあきれます。
福井市東消防署管内の自治会長を一斉に集めた「住宅用火災警報機設置促進研修会」が防災センターで開催されました。来年6月1日の設置義務化に向けその設置率を100%にするための普及促進目的で行われたものです。防災センター入口にはカウントダウンが表示されており、義務化の6月1日まであと「192日」と啓発掲示していました。
現在福井市の設置率は63.4%です。しかし、マンションなど設置義務のある住宅もその数字に含まれているため、一戸建て住宅の設置促進が必要とされています。実際私の自治会も福井市平均と全く同等の63%の設置率ですが、マンションの設置率が高く一戸建ては少ないのではないかと推測しています。
昨日も日之出地区防災会本部役員会で設置率をあげるためにどうするかを論議しました。私からは、昨年に引き続き(今年はさらにその必要性を訴えながら)共同購入・設置できる体制を本部長にお願いしました。
設置場所は、すべての寝室、および寝室が2階にある場合は階段の天井に必要です。安価なもので1個3000円~4000円です。寝ているときに、煙に巻かれて逃げ遅れ、亡くなるケースが多いため警報機設置が必要なのです。実際、平成19年からこの4年間のうち県内で17軒の方が警報機で救われています。
火事は自分の家だけではなく周りにも延焼する可能性があります。警報機設置は、決して自分の家の問題だけではないのです。