川西能勢口駅前と日生中央駅前の2ヶ所で、ヒブワクチンの公費助成を求める署名活動を行いました。
ヒブとは、ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型の事で、通常のインフルエンザウィルスとは異なり、年間600人を超えて発症し、細菌性髄膜炎などを引き起こす。発症後に治療を受けても約5%の乳幼児が死亡し、約25%に知能障害等が残っている。
感染症を未然に防ぐヒブワクチンは、世界で既に100カ国以上で接種されており、国内では一昨年12月に厚労省で認可され、昨年から国内でも販売さ れている。しかし、ワクチン接種1回の費用は8,000円程かかり、計4回の接種が望ましいとされていることから、3万円程度の負担が必要となる。そこ で、この負担軽減し、多くの子ども達が接種しやすいよう公費助成を求める署名活動を実施しました。
講師は、田中危機管理の所長である田中正博氏でした。
『危機管理におけるトップ層の心得と対応』とのテーマで講演があり、危機管理の「7つの行動指針」を徹底させること。
1.いつも「ちょっと変だ?」「本当に大丈夫か?」という意識で仕事をする。
2.「変だな?」と思ったことは独断せず、必ず上司に相談する。
3.「誰かに見られている」という意識で仕事をしよう。
4.「前例」「慣例」は不祥事を生む温床だと警戒する。
5.職場のコミュニケーション欠如は、必ず危機を招く。
6.「仕事の慣れ」からの判断が、思いがけないリスクを招く。
7.新聞記者などが知っても問題にならないか、自問する。
以上の内容を、常に職場の一人ひとりが自覚することが重要である事に加え、具体的な事例を用いてセミナーが開催されました。