11日、公明党中野洋昌衆議院議員が新名神高速道路の宝塚市、猪名川町、川西市の工事現場を視察された後、川西市役所へ来庁。宝塚市・猪名川町・川西市の公明党議員団も参加し、宝塚市・猪名川町の副市長や関係所管の職員と川西市からは大塩市長と副市長、関係所管の職員が参加し、見交換が行われた。市町を代表して大塩市長が挨拶した後、2市1町でまとめられた新名神高速道路建設に関する要望書が、中野衆議に手渡たされました。各市町において、新名神高速道路への期待は大きく、宝塚市は西日本で最大規模のサービスエリア、川西市は(仮称)川西インターチェンジの周辺整備、猪名川町は新名神へのアクセスを活かしたまちづくりについて意見が述べられました。
11月9日、みつなかホールで川西医師会主催による「第11回市民医療フォーラム」が開催。
会場は満員で立ち見もできるほど。
「考えよう最期の迎え方 一 終末期のケアについて」というタイトルで講演とパネルディスカッションが行われました。
川西医師会会長、川西市長、猪名川町長の挨拶の後、長野県の諏訪中央病院医師の高木宏明先生による講演「このまちで、老いと病を考える」を拝聴しました。講演では、訪問医師の日常体験等を通して、人間が年を取るという事への意識の持ち方や老いを受容することへの大切さを学びました。高木先生は、講演内容に沿った歌(長淵剛の歌)も披露され、非常に解りやすく、心に残るものが多い講演でした。寝たきりになる原因は、1番が脳卒中、2番が足腰の骨折、3番が認知症による疾病だそうです。また80歳以上の4人に1人は認知症であり、3人に1人はガンでなくなるそうです。高木先生は、終末期のケアの在り方、自宅での看取りの重要性、家族や地域のつながり等を語られ、家族には前もって自分の最期について意志を伝えておくことが非常に大切だと言われていました。人間だれでも老いていく。家庭や社会・地域での役割も年を取るごとに減っていくのは当たり前。忘れることが増えてくるのも当たり前。自分が自分でなくなっていくことも当たり前。当たり前のことを素直に受け止めて、いかに年を取って最期を迎えていくのか・・・来るべき時になるべく後悔しないように家族と話し合っておくことは大事なこと。あとは、実践・・・「どのようにありたいか」をまず考えてから・・・
パネルディスカッションでは、医師・ケアマネージャー・訪問看護師・緩和ケア看護師のそれぞれの立場から終末期のケアについて意見交換が行われました。
非常に有意義なフォーラムに感謝・感謝でした。
11月8日、川西市中央公民館にて、川西市と川西市環境衛生推進協議会の共催による第34回川西市環境衛生推進大会が開催されました。その中で、川西市域において環境衛生活動に尽力された団体等への感謝状贈呈式があり、「川西市TNR地域ねこの会」もその対象団体となりました。川西市域全域における、飼い主のいない猫の保護や不幸な猫を減らすための取り組み、環境美化に関する活動が認められたものです。
大会の冒頭あいさつで、川西市環境衛生推進協議会会長が、「今後は、地域ねこに関する活動にも力を入れていきたい」と述べられ、川西TNR地域ねこの会のメンバーたちは、「今まで活動してきたことが間違っていなかった」と実感されたことと思います。
改めて・・・日々の活動に敬意と感謝を表します。そして、おめでとうございます。
11月5日、建設文教公企常任委員協議会。内容は、道路橋長寿命化修繕計画と公園長寿命化計画について説明がありました。
1.道路橋長寿命化修繕計画
川西市が管理する橋梁は、現在194橋あります。市が点検調査を実施し、181橋について長寿命化修繕計画を策定。重要度や管理水準、健全度などを評価し、優先順位をつけ、整備していきます。点検・補修対策を適切にすることで橋梁の安全性を確保し長寿命化を図るとともに、維持管理の効率化を図ることでライフサイクルコストを抑制します。定期点検を5年に1回実施し、必要性に応じて詳細点検をおこない、的確な補修対策に繋げます。また、橋梁台帳データや点検データ、補修対策履歴などのデータを蓄積するデータベースシステムを構築し、補修修繕計画を立案します。市では、このような長寿命化修繕計画によって、今後100年間で約2百億円必要とされる道路橋修繕費が約70億円削減できるとしています。
2.公園施設長寿命化計画
川西市が管理する公園は開設から既に30年以上経過した公園が40%を占め、さらに10年後には 62%に達します。長寿命化計画を策定し、老朽化が進む公園施設の適切な更新や修繕等を計画的に実施し、安全性を確保し公園施設のライフサイクルコスト縮減を目指します。今回の計画では、児童遊園地を除く、249公園が計画の対象となり、耐用年数が過ぎ老朽化した滑り台やブランコなどの遊戯施設391施設について、約4億円をかけ8年間で更新しようとするもの。平成26年度から、施設の劣化や損傷の程度に応じて優先順位をつけ整備されていきます。更新対象になった遊戯施設の種別については現行の更新が基本となりますが、可能な限り地域住民の意見も取り入れ地域の意向も尊重するようですので、地域の声を反映できるような体制をつくれるよう、当局に要望しました。また、点検業務の精度向上をめざすとして、平成25年度より委託専門業者による定期点検(年1回)と日常点検(月1回)が行われています。