本日は、埼玉県議会動物と共生する社会を推進する議員連盟の視察で熊谷市にある県動物指導センターを訪問しました。
同センターでは、人と動物が共存できる豊かな社会を目指して、動物愛護や正しい買い方の普及・啓発などを行っています。
その中でも特に力を入れてきたのが、犬猫の殺処分ゼロを目指す取り組みです。平成18年で年間で約9千頭が殺処分されていたのが、昨年度は約1,900頭まで減ってきています。これは、新たな飼い主への譲渡や、元の飼い主への返還の推進を行ってきました。
さらに住民やボランティア、愛護団体が野良猫の不妊手術を行って、餌やトイレの世話をしながら管理していく地域猫活動を実施する市町村に対し、その費用助成を県が行っています。現在、我が国では年間約13万頭の犬、猫が殺処分されています。本当に残念な話です。すべてが一つの大切な命です。殺処分ゼロに向けた取り組みをさらに進めるべきです。そして、行政の動きと共にそれを飼う人の意識が最も大切です。今後も人と動物が共生する社会をつくるための活動を進めて行こうと決意をしました。又、今回、同センター視察をして職員の方々はよく頑張られていると思いました。
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