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公明党広報
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川口市 萩原一寿
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  旧聞になりますが、5月30日に大宮ソニックシティで行われた「夢ある埼玉就活プロジェクト」を視察しました。これは埼玉県が主催する就活イベントで来年春に卒業予定の大学、大学院・高専・短大・専門学校生および卒業後も就職活動を継続中の既卒者を対象として行われました。  午前中は、カリスマ・キャリアカウンセラーの講演や独自の技術や成長を期待される企業を映像での紹介などが行われました。午後からは、埼玉の「ほんもの企業」合同説明会が行われました。これはエントリーされた県内企業50社の自社製品やそこで働く人たちに触れて、その特徴や強みをリアルに体感するものです。50の企業ブース以外にも学生の父兄が相談を受けられるブースもありました。  昨年、経団連の米倉弘昌前会長は企業の採用ルールを定めた「倫理憲章」を改定し、2016年卒(現在3年生)から、会社説明会など就活の解禁時期を「3年生の3月」(現在は3年生の12月)に、面接など選考活動の開始時期を「4年生の8月」(同4年生の4月)に、それぞれ繰り下げる方針を明らかにしました。内定解禁は現在と同じで10月になる見通しです。   文科省、厚労省の調査によると今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率は94.4%、前年同期より0.5ポイント増え、三年連続で上昇しました。就職希望の全高校生が対象の文科省調査(3月末時点)では、前年同期比0.8ポイント増の96.6%で、バブル期並みとなりました。又、文科省は「景気が回復傾向にあり、企業の採用意欲が高まっている結果」としています。ただ、大卒の就職率はリーマン・ショック前の2008年春のピーク時には2.5ポイント及ばず、推計で2万3000人の就職が決まっていないとの発表です。

公明党が3年前に行なった「若者雇用実態調査」では「やりがい」を求める若者と採用意欲のある優良な中小企業との間で「ミスマッチ」があることをわかりました。例えば、若者はインターネットで就職情報を入手するのに対し、中小企業はハローワークに求人広告を出すといった〝すれ違い〟があったのです。    
 
   私は県議会の一般質問や予算特別委員会で新卒の就業支援、学生と中小企業のマッチングについて取り上げてきました。埼玉県は中小企業の県であり、素晴らしい技術を持った企業がたくさんあります。今回のイベントはそのような企業を学生に知ってもらう又とない機会だと思います。埼玉県としては、7月25日に100社の企業がエントリーし「サマー合同説明会」を予定しています。  

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