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川口市 萩原一寿
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 25日午後、公明党埼玉県議団6名は、東松山市にある埼玉県平和資料館を視察しました。当資料館は県民に戦争の悲惨さ及び平和の尊さを伝えることにより、県民の平和に対する意識の高揚を図り、もって平和な社会の発展に寄与することを目的として平成5年に建設されました。関越高速道の鶴ヶ島インターから約20分程度の所にあり、緑の多い大変に景色の良い所です。

 

 さる9月議会定例会おいて埼玉県平和資料館条例の一部改正条例が可決されました。これは当資料館の業務の一部に、指定管理者制度を導入することです。当資料館は、開館当初、年間で9万人以上だった来館者数が23年度が、3万人を割り込んでいるという状況です。県民のためという視点で必要あれば、官から民間に移行することは妥当だと思います。

 

 当資料館には、常設展示をはじめ、戦争と平和に関する3万点以上に上る資料、戦争体験者の「証言ビデオ」などの学習、情報提供機能など様々な機能があります。防空壕や戦時中の学校における授業の再現などもありました。

 

 埼玉県内の戦争体験として語られているのが熊谷空襲です。これは、昭和20年8月15日0時 23分から1時39分にかけてアメリカ軍によって行われた熊谷方面に対する空襲です。翌日に天皇から重大放送があると伝えられていた地元の人たちが「今日は空襲がない」と安堵していた矢先だったのです。89機と伝えられているB-29の爆撃により市街地は火の海となりました。死者266名、焼失家屋3,630戸、市内全人口の28%に相当する1万5390人が被災し、太平洋戦争最後の空襲かつ埼玉県内における最大規模の空襲となってしまったのです。「終戦があと1日早ければ」とどれだけの人が思ったでしょうか。

 

 戦後70年近く経過し、戦争の悲惨さ、平和の尊さを体験の上から語れる人が少なくなっています。夏場の一定の時期以外はテレビ、新聞等のメディアでも戦争について語られる機会は、そう多くないと思います。平和を希求する事業や運動は、我が国においても、全国各地の国、自治体、民間レベルで行われています。次世代の為に今も世界で起こっているものも含め戦争の悲惨さと平和の尊さを伝え訴えていくことは、我々の責任です。  

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