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川口市 萩原一寿
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 6日午後、川口市内で「徳川宗家が語る日光社参と日光御成道」と題して講演会がありました。これは、川口市が旧鳩ヶ谷市との合併1周年を記念して、来月11日に開催する「川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつり」にちなんで行われたものです。

 日光御成道とは、江戸時代の初めに徳川将軍家が家康公を祀る日光東照宮までの道程の一部として整備され、将軍社参の折には、その専用道として壮大な隊列が往還した由緒ある道です。講演会では、徳川宗家18代当主である徳川恒孝氏による、江戸の歴史や文化をはじめ、現代の生活にも通ずる興味深い話がありました。

 

●平和こそ一切の生活における基盤、平和であるからこそ福祉や教育などを充実することができる。

徳川家が天下統一を果たし、江戸時代における日本は、約250年以上ほぼ内戦がなく、外国との戦争もありませんでした。世界史の中では最長の平和な時代であったとの話です。又、戦争でどれだけ多額の費用がかかるのか。国家総予算における軍事費(戦争にかかる費用)の割合は、日清戦争時で約60%、日露戦争時で約80%、太平洋戦争時の昭和19年で約78%だったそうです。戦争かかる予算がどれだけ膨大な負担であったかがわかります。軍事費が増えれば、それだけ福祉などの他に回す予算が少なくなります。

江戸時代は平和な時代であったことによって、通貨や法律、街道が統一されました。そして商業が繁栄し、長さが統一され、全国的な流通ができるようになりました。こうして日本社会の基礎が築かれた。との話であります。文化の面においても元禄文化など江戸時代にさまざまな文化が花開きました。これも平和な時代が長く続いたからなのです。

 

●江戸時代のパターンを現代も繰り返す。

徳川恒孝氏は、江戸時代のパターンをこのように説明しています。  戦争(戦国時代)⇒平和(江戸初期に平和の時代となる)⇒人口増⇒元禄バブル⇒自然災害(宝永地震)⇒質素倹約の江戸文化  という流れなっています。

それを戦後の日本に置き換えると  戦争(第2次世界大戦)⇒平和(終戦後に平和の時代となる)⇒人口増⇒昭和・平成バブル⇒自然災害(東日本大震災)⇒?

現代は、再び質素倹約の時代に入ったとの指摘です。

 我が国は東日本大震災で被災地における甚大な被害はもとより、計画停電や放射能に関する不安など、それまでにない多くの経験をしました。現在、今後の防災対策をどのように進めていくべきか。エネルギー政策をどうしていくのか。加えて我が国が経験したことのない少子高齢化、人口減少社会にどう対応していくのか。従来の価値観から大きな転換が迫られています。

 言うまでもなく、政治の責任は重大です。内政も外交も前に進めなければならないことが山積しています。臨時国会の日程が決まっていませんが、停滞をしている余裕はありません。ブレずに決められる政治が今こそ求められているのです。

 

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