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公明党広報
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川口市 萩原一寿
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4日午前、地域交流プラザ「ブレーメン習志野」を視察致しました。この施設は2009年8月に社会福祉法人八千代美香会が運営主体となりオープンしました。千葉県のモデル事業としてグリム童話の「ブレーメン音楽隊」のように地域社会に住む子供や障がい者、高齢者そして専門家を含めた地域住民一人ひとりがお互いの立場を尊重しながら、そして助け合いながら自分らしく生活できる社会を目指しているものです。

又、この施設は、”地域住民の思いと提案”を実現するために、”民間事業者の発想”を活かした”県有地を活用した拠点施設”の整備を目指した新しい手法によって実現された全国的にも稀な施設だと思います。

施設にはデイサービスセンター・ショートステイ・居宅介護センター・地域包括支援センター・健康相談や介護保険などの福祉サービスを行うヘルスステーション・食堂・エステサロン・認可外保育所(現在休止8月末再開)・大学と建築学会によるまちづくり、住まいづくり相談室・多目的ホールなどがあります。

施設のそばには県営住宅があり、ご高齢の方が多いのが特徴です。その様な地域特性を反映してかデイサービスは定員30名で利用率は100パーセントでショートステイも定員20名のうち9割の利用率だそうです。

特筆すべきは地域の自治会、社会福祉士、NPOの方、識者で構成された『地域まちづくり研究会』で13回もの議論を重ね、住民の思いを提案にしてきたことです。そして民間が事業を行う上でどれだけ採算がとれるかということをマーケティング調査という形で県と銀行研究所で詰めていったことです。そして、産・学・官・学協会の協働運営になっていったのです。

高齢化社会が進展していく中で老朽化した公営住宅をどう有効活用し、時代に適合した街づくりをしていくのか。これは、国内の多くの地域が抱えている課題だと思います。その課題について、地域住民を意思を反映させ、民間を中心とした採算性のとれる事業にしていき、その舵取りを行政組織である千葉県と習志野市が担っていったのです。

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