8月31日比企郡小川町小川1220にある埼玉伝統工芸会館(財団法人 埼玉伝統工芸協会)を同僚の桐野議員と共に視察してきました・

 当日は川越市でお店を開いている方が、8月28日から9月9日の期間で特別展示を行っている川越市の「金彩工房ちゃこ」の展示がありましたので最初に見学しました。

 この工房の展示は、和服の生地金彩で絵を浮き出す技法によって、小物や飾り物を作り出し製品として販売もされています。川越の店でも何度か作品を見学しましたが、特殊な技術での作品でとても興味を引いたものでした。

 また、会場内では、小川和紙を利用した国指定の無形文化財の凧の展示や、和紙の体験コーナー、常設展示コーナーには埼玉県内の伝統工芸である岩槻のひな人形、春日部の桐たんす、鴻巣のひな人形などのほか、熊谷、本庄、飯能、越谷、行田、草加、秩父市などの伝統的な手工芸品が20産地30品目の展示がされていました。川越市の展示を探しましたが見当たりませんでした。

 体験コーナーでは東京学芸大学の生徒がグループで和紙作りを体験しており、保育園の生徒も見学したりして、手作りの伝統工芸品の素晴らしさを体験しておりました。館内では通常展示品に触れることはできない場合が多いのですが、この工芸館の中では作品に触れることを多くの作品で認めていることも感動しました。ただ見るだけでなく、出来上がった作品に触れることでさらに興味を沸かせる工夫がされておりました。

 同会館の敷地内には、「道の駅 おがわ」も併設されており、また、食事のできる「麺工房かたくり」では食事や地元産の食材の購入もできます。さらに、工芸の里物産館では、小川の和紙を利用した各種の製品のほか、県内の伝統的手工芸品の販売もあり、また地酒や特産品の販売もされていました。

 視察後の感想として、川越市の伝統工芸品の展示が無いことに失望感を受けました。川越市にもいくつも伝統的な手工芸品は有った筈ではないかと考えさせられました。このような会場で作品を見ると、会場的にも関心を持った方が訪れるため、その評価や知名度の普及には絶好の機会であるにもかかわらず、参加していないことについて、改めて調査をしたい衝動に駆られました。

 このような伝統的な手工芸品については、展示と体験と販売がセットでできると見学者も参加者になり、その作品に対して興味を引き、その体験が記憶に残り、更なる宣伝効果と普及活動に役立ち、参加者はその興味からリピーターにも成長するものと考えるものです。川越市にも川越市の一時代に活躍した「旧川越織物市場」が現在その再生活用の対象として、今後の整備計画の対象になっております。私個人としては、伝統的な文化の発信場所として活用するには最適な遺産だと感じています。今回私が受けたような伝承の場として活用できたら、織物市場の財産も生きてくるようにも感じられました。

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川越市 大泉一夫
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