2008年国会において2010年「国民読書年」と定め、国民に活字文化への関心を呼び戻すことをテーマに掲げました。そして本年に入り各種団体や機関において「国民読書年」記念イベントが開催されております。

 10月24日には、文字・活字文化推進機構毎日新聞社が主催する「国民読書年記念祭典」《子どもたちの読書のために》と題して記念イベントが、東京の上野の東京国立博物館平成館大講堂で午後1時30より開催されました。

 当日は第一部:特別講演「わたしと読書」と題して作家の林 真理子さんの講演が行なわれました。(下記に講演の要点のみを記憶を辿って掲載します。)

 講演の内容は、自身の生い立ちの中で、子供のころから本に出会い、本を読み漁ったことが作家になるきっかけになった。また、弟のために童話を創作して読み聞かせも行なった。また、子どもは「内容はどんな本でもかまわない。母の声を聞きたがっているのだ。だから、読み聞かせは大事です。」 さらに、本の効用の最も大きなものに、本を読むことで自分の境遇が自分だけでないことを知ることが出来る。社会問題化される「いじめ」の問題も本には多く出てくる。また、自身の中で特に感銘したのが、中学二年生のときに、「風と共に去りぬ」を2日間で読みきって感動したこと、更に映画で「風と共に去りぬ」を見て二度感動した。活字と映像の中で想像がとても膨らんだ。また、子どもに本を読ませる方法で、以前は「家に本がある環境が良い」と思っていた時もあったが、それではだめだと思うようになった。さらに、学校での朝の読書運動の効果を説明、それは、感想文を書かせない。何の本を選んでもかまわない。このことが本に親しむ上で効果がある。そして、ある程度の年齢になったら、本を自分で選ばせることが大事、古典も大事だが興味を持たなければ無理である。(大要以上のような話だったと思います。)

 第二部:お話と朗読会「やさしいきもちで」と題して、キャスターの内田恭子さんが、コーディネーターの木村葉子(毎日新聞社生活報道部)さんと対談と朗読を行ないました。

 内田恭子さんが本を読み始める生い立ちを話した後、本の楽しさは、空想力を生み出す。答えを出すのでなく、それぞれ勝手に空想を作り上げることが出来る。また、読み聞かせは大事であると、自身の育児での考えも述べられ、更に自身がアメリカでの生活の中で、アメリカの学校での先生の読書の授業のやり方を披露、生徒が楽しくその時間を待ち望んでいた、思い出を話されました。引き続いて、内田恭子さんが自ら選んだ宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」を朗読し、最後に、読書は空想力が広がる、アイデアも生まれてくる。本のストーリーには自由な解釈が出来る。本とは楽しいものとの感覚を植えつけることが大事です。と話されました。(大要以上の内容でした。)

 「国民読書年」については、平成22年第1回定例議会(平成22年3月議会)一般質問で取り上げ、「国民読書年における川越市の取り組み」と題して質問を実施しました。質問では読書年の意義を初め、川越市の図書館司書の配備、読書バリアフリーの取り組み、学校図書の書籍の配備状況や配備率、図書館支援ボランティアの活用状況、子ども読書推進計画の計画の中身や推進状況、そして、「国民読書年」に川越市はどのような取り組みを行なうのか、を質問した経緯があるので、今回の記念イベントに参加してきました。

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