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12月議会一般質問で論戦

未分類 / 2006年12月11日

平成18年12月議会定例会が開催され、一般質問二日目の最後に登壇しました。今大変問題になっているいじめ問題などを中心に質問しました。質問内容は以下の通りです。

1.小中学校におけるいじめ問題について
(1)市におけるいじめの実態をどうとらえておられますか。そのための日常的な子どもへのアンケート調査はどのようにおこなわれていますか。
(2)本来、100%子どもと向き合うべき教師が雑務に追われ、専念できないという問題も指摘されています。学校、地域、家庭が連携しての教師のバックアップ体制が必要と考えますが、認識を伺いたい。
(3)心の教室相談員、臨床心理士による相談活動や相談窓口の設置についてお伺いいたします。
(4)一連の学校の不祥事を受け、教育委員会への批判と改革論議が高まっています。本市の教育委員会に照らし、教育長の認識を伺いたい。

2.ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯、障害者のみの世帯を対象に地域で安心して自立した生活を支援することを目的として、日常生活で困っているちょっとしたことでも地域住民の協力を得て解決のお手伝いができるサービスを実施していくべきではないか。

3.出産育児一時金の支給方法に関する改善策について
国保被保険者の出産時の家計負担を軽くするため、出産一時金について「受領委任払い制度」を導入すること

4.高梁市の文化芸術振興基本条例をつくるべきではないか
国の文化芸術振興基本法を受けて岡山県は文化振興基本条例を策定し本年4月に施行しております。本市でも早急に文化芸術振興基本条例を策定すべきである。

執行部の答弁ではいじめ問題をはじめ、高齢者福祉、文化芸術新興条例の取り組みなどは前向きな回答は残念ながらいただけませんでした。しかし、出産育児一時金の支給方法については、国保被保険者が病院へ高額の分娩費をいったん立て替えて払わなくてもすむように、一時金35万円の差額分だけを支払えばすむ制度が来年早々にスタートできるようになりました。子育て支援の一環として公明党が少子社会トータルプランで主張していたこの出産育児一時金の受領委任払い制度が実現できました。