一般市町議員団会議の研修視察を笠岡市にて実施
公明党岡山県本部の一般市町議員団会議(岡山市、倉敷市を除く市、町の議員で構成)の視察研修が笠岡市内で行われ、津山市、備前市、赤磐市、総社市、玉野市など20数名の議員の参加で大いに研鑽しました。
まず10時半より、高木市長、山本議長の歓迎あいさつ後、笠岡市役所組織の機構改革について、係長制廃止とグループ制導入の説明を受け、質疑応答しました。このグループ制による機構改革は県内の自治体で始めて導入されており、大変参考になりました。昼食後、全国初のカブトガニ博物館を見学しました。その後、西日本一の笠岡湾干拓農業の営農現場を視察しました。まず、希望園牧場の乳用牛の全国に数台しかないロータリーパーラーでの乳搾りを見学。次に藤原バラ園の温室を見学。そしてソルゴー・雑草で土着天敵の虫を防ぎ、農薬をほとん使わないで露地ナスを栽培している岡田農園を見学しました。そして最後に場所を移し、全国の自治体で始めて設置された「認知症介護研修センター」を視察し、ビデオによる説明を受け、質疑応答をしました。今日の視察は、常任委員会の県外視察では到底不可能な中身の濃い視察研修でした。県内の自治体を詳しく視察できる機会がほとんどなかったので大変勉強になりました。笠岡市がこれほど先進的な取り組みをしていることに驚くとともに高梁市においても取り入れていける材料があり、特に9月議会ではグループ制導入による組織改革について提案していきたいと思います。最後に、今回の視察受け入れに大変尽力していただいた小山議員、金藤議員に厚く御礼申し上げます。