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バックナンバー 2018年 11月 14日

本日の研修会の要旨をご報告いたします。

2040年問題 就職氷河期世代がそのまま高齢化に。現在の生保受給者86万人が2040年には200万人に。
地方圏 高齢化はピークを過ぎるが、現役世代がさらなる減少↓

◆重量挙げ社会になっていく。
(若者が社会に出る時に既に借金があり、高齢者が増えるため扶助費は増える)
◆東京一局集中は続く。 漏斗する社会に。
(若者が東京圏に集まり更に少子化が進み東京圏の高齢者は更に増える)

◎解決策は…?

・ピンチをチャンスに

地域福祉の在り方、目的が変わる?
保護から困難を抱えた人を元気にすることに。
地域共生社会とは「誰もが人財」のまちづくり。
ユニバーサル就労→ 職場の間口を広げ共生の場をつくる

・定年後男性の地域デビュー支援が大事

70歳まで同じ会社で継続雇用では地域デビューが遅れる?
高齢者は体力向上だけではない 、60代後半まで伸びる結晶性知能(洞察力、社会適応力等)
流動性知能はAIがやらせればいい。

・必要縁でつながるまちへ

◎パネルディスカッション
「議会と住民の関係について」
江藤俊昭氏コーディネーター
第一部

★地域で分断化された住民の意見を集約し、統合し、地域の発展に繋げるためには議会の役割が重要
その役割を発揮するためには住民との協働が不可欠
現状への評価はどうか。
・議会は何をしているのか分かりにくいので議会が住民の中へ積極的に入るべき(議会報告会特に傾聴する意見交換会)
・議会として市民活動と協働できる余地があるのではないか
・議員の総量を下げてはいけない。(定数削減)
・社会制度的に女性や若者が今以上に立候補してもらいたいが現実に難しい。だったら女性や若者の意見を聞く議員を増やし傾聴する議会の形成にすべき。
・議会が成果を上げるためまとまっていく
・議会だよりを充実させる。読んでもらえる紙面作りにしていく。

★さまざまな課題解決のためには、圏域(自治体間連携)が浮上。
これに住民や議会はどう関わるのか。信頼される議会の創造

・住民と議会との関係について
実効性のある組織 経済循環していく組織
小中学校圏域の組織に
議会人としての使命感・情熱・実践、行動住民参加型のボランティアに積極的に関わるべきでないか

★質疑応答
◎投票率を上げるためには
議会だよりモニターを作ってみては

◎住民の声を聞くとは声の大きい人の声だけではないはず。サイレントマジョリティをどうするか
自己啓発をしっかりとしていく。
足下を掘れ、そこに泉あり。
コーディネーターから議会改革が重要との指摘あり

【まとめ】合意形成は非常に大事。選挙で選ばれた人達の集まりが議会。また、合議体だからこそ重要。重要な権限も持ってる。
縮小社会に向かっていく。シビル・ミニマムは行政の仕事だけではない。だからこそ議会の重要性が見直される。

公共施設等の老朽化対策など、どう住民の合意形成を図っていくか。今後ますます議会の重要性が問われてくる。

明日迄パネルディスカッションが続きます。

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