「地球を快適な惑星に保つための倫理と科学技術」をテーマにした特別講演です。エルンスト・フォン・ワイゼッカー博士は、 ローマクラブ会員で国連環境プログラムによって創設された、「持続可能な資源管理のための国際パネル」の共同議長でもあります。本日の創価大学の卒業式に も参加され、また、創価大学の創立者池田SGI会長との対談も決定されたとの事です。

講演要旨

現在、地球は危機的な状況にある。地球温暖化が、重大な脅威をもたらしている。また、生物多様性の喪失は、恐るべきことである。さらに、大規模な軍事衝突は、資源不足から生じているのである。

科学技術は、それらの脅威を劇的に減らすうえで有用である。資源利用を5倍以上に効率化し洗練させることを意味する技術を、私たちは「ファクター5」技術と呼んでいる。

私たちはまた、リバウンド効果の継続(あるいはジェヴォンのパラドクス)をさけなければならない。すなわち、従来のように、効率を上げることがかえって大量の資源消費を招くようなととがないようにしなけるばならないのである。

私たちは、持続可能性における倫理と、この倫理を指向する政治を必要としている。天然資源を消費する際の価格は、上昇させられるべきだろう。私た ちは、トーマス・ホッブスとは異なる人間学や、ミルトン・フリードマンとは異なる経済学を必要としている。私たちは、国家と私的領域の間の適切なバランス を必要としているのである。

私は、資源効率性、社会における団結、そして遠大な思索に向けて、ヨーロッパ諸国がアジア諸国と協力しあうことを提案する。アングロ・サクソン諸国は、初めのうちは衝撃を受けるだろうが、後にはそれに加わることであろう。

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