Archive for the ‘区議会報告’ Category

地域子ども文教委員会が開催されました

 

墨田区議会では連日常任委員会が開かれています。

 

一昨日の12月3日は、私が所属する地域子ども文教委員会でした。

 
議案については、2年にわたり議論してきた議員提案の「墨田区子ども読書活動推進条例」のほか、条例4件、指定管理者の指定議案8件を十分な議論を尽くし、適切な判断をしたと思います。

 
報告事項では、一生懸命仕事をしている職員には申し訳ないと思いつつも、熱のこもった厳しい発言を久々にしてしまいました。

とりわけ「子ども若者計画」に関し、3年前に同様な質問したにもかかわらず、取り組みが進んでいない現状を踏まえ、特に様々な困難を抱えたまま中学を卒業した子どもに対して、義務教育終了後も切れ目ない支援を継続していくよう求めました。

区長、教育委員会等執行機関に、重要なテーマと受け止めていただくための問題提起はできたと思います。

 

以前に比べ、どの常任委員会も、終了時間が遅くなっています。議会が活性化してきた証であり、事前の準備、調査、勉強をおろそかにするとついていけなくなってきています。とてもいい傾向ですね。

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地域子ども文教委員会の視察を終えて

 

10月2日~4日まで、墨田区議会地域子ども文教委員会の行政視察を行いました。

   

2日:岐阜市 「子ども・若者総合支援センター・エールぎふ」の取組について

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3日:豊田市 ラグビーワールドカップ2019開催地の機運醸成党の取組について

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4日:米原市:今年度からスタートした給付型奨学金について

 

 宿泊が2日間名古屋市だったので、視察終了後の空き時間を使い、商店街再生の取組として、つい先ごろ書籍として発売された「円頓寺商店街を見学してきました。アーケードは少々くたびれた印象を受けましたが、太陽光発電設備を設置し、売電により維持費を捻出しているそうです。  

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議員提出議案『墨田区子ども読書活動推進条例』を上程!

 

2年前に私が発議し、検討してきた『墨田区子ども読書活動推進条例(案)』を議員提出で上程いたしました。

 

11日の本会議で提案説明を行ったのち、質問の通告があったので質問を受け、私が、なぜ条例が必要なのか?条例案を策定する過程などを丁寧に説明いたしました。

13日の地域子ども文教委員会に付託され質疑が始まりましたが、本議案を閉会中に集中審議することとなりました。また、その中で、保護者の代表や有識者を参考人として区議会に来ていただき、お話を伺うこととしました。

 

墨田区議会のホームページで議案が公開されています。

https://www.city.sumida.lg.jp/kugikai/kaigi_info/teireikai/30nen/303.files/g8.pdf

 

以下の逐条解説付きが分かりやすいので掲載させていただきます。

 

墨田区子ども読書活動推進条例(案)逐条解説

  子どもにとって本との出会いは、読む力、書く力などの基礎学力に加え、創造力や表現力など豊かな人生を送る上で必要な力を得るために欠くことのできないものです。
 国においては、平成13年に子どもの読書活動の推進に関する法律が制定され、子どもの読書活動が活発に進められてきました。このような背景のもと、墨田区においても、この法律に基づき、平成17年に墨田区子ども読書活動推進計画を策定し、読書活動を推進した結果、学校図書館において児童及び生徒1人当たりの貸出冊数が増加するなどの成果を上げてきました。
 

 一方、読書習慣の形成が十分でないなどの課題があるほか、情報通信手段の普及、多様化など、子どもの読書活動を取り巻く環境の変化も見られます。
 

 こうした点を踏まえ、読書の意義と効用を再認識し、子どもが積極的に読書活動を行っていけるよう環境づくりをしていくことが求められます。そこで、墨田区は、家庭、地域、学校などを通じ、子どもの読書環境を整えることによって、子どもが楽しく活発に読書に親しむことができるように、この条例を制定します。

【解説】

 
条例の必要性や趣旨・目的などを簡潔に示すため、前文を付すこととします。また、子どもの読書活動推進のための条例であることから、子どもを含め幅広く
区民に関心を持っていただくとともに、わかりやすい表現にするため、条例全体を敬体(です、ます調)で統一してあります。
(目的)
第1条 この条例は、区における子どもの読書活動の推進に関し、基本理念を定め、区の責務、区民の役割及び家庭、地域、学校等の取組を明らかにするとともに、子どもの読書活動の推進に関する必要な事項を定めることにより、子どもの読書動の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって子どもの生きる力を育み、かつ、子どもの健やかな成長に資することを目的とします。

【解説】

 
「子どもの読書活動の推進に関する法律」(以下「子ども読書推進法」といいます。)の目的を引用しています。

 

(定義)

 
第2条 この条例において、次の用語の定義は、それぞれ次に定めるところによります。

 
(1)子ども おおむね18歳以下の者をいいます。

 
(2)子どもの読書活動 子どもが主体的に読書に関わりを持つ活動をいいます。

 
(3)学校 墨田区立学校設置条例(昭和39年墨田区条例第24号)に規定する小学校及び中学校をいいます。

 
(4)学校司書 学校図書館法(昭和28年法律第185号)に規定する学校司書をいいます。

【解説】

「子ども読書推進法」を参照し、「子ども」、「子どもの読書活動」を定義しました。
条例の対象となる「学校」は、私立学校の自律権に配慮して本区立の学校に限定しましたが、私立学校においても本条例を尊重することが期待されます。
「学校司書」については司書資格を有する者、または、学校図書館の運営に当たり専門的知識を有し、それらを教育活動に活用する技能と経験を持つ者としま
す。

 

 
(基本理念)

 
第3条 子どもの読書活動は、子どもにとって言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付ける上で欠くことのできないものであるとともに、基礎学力を高め、想像力を育み、やさしさ及び思いやりの心を養う上でも重要であることに鑑み、区において、全ての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所で自主的に楽しく読書活動を行うことができるよう、積極的にそのための環境の整備が推進されなければなりません。

【解説】

「子ども読書推進法」の基本理念を引用していますが、学力向上に資することから「基礎学力を高め」るとともに、いじめや不登校などの課題解決にも寄与す
ることから、「想像力を育み、やさしさ及び思いやりの心を養う」の語句を加えています。

 

(区の責務)

 
第4条 区は、前条の基本理念にのっとり、子どもの読書活動の推進に関する施策を策定し、実施する責務があります。

【解説】

 
区が、基本理念にのっとり、子どもの読書活動の推進に関し、施策の策定及び実施する責務があることを明記しています。

 
(区民の役割)

 
第5条 区民は、日常の生活の中で読書に親しみ、子どもの読書活動への理解及び協力を通じて、子どもの読書活動の充実及び習慣化につながるよう努めるものとします。

【解説】

 
子どもが楽しく自主的に読書を楽しむ環境を整えるには、多くの区民の方々の理解や協力が欠かせません。区民一人一人が読書に親しみ、子どもの読書活動へ
の理解や協力に努め、その充実につなげていきます。

 
(家庭での取組)

 
第6条 子どもの保護者は、家庭において自らが読書に親しむとともに、子どもへの読み聞かせ、本の感想の話合いなど多様な取組を通じて、子どもが読書活動をより身近に感じることができるよう努めるものとします。

【解説】

 
家庭においては、保護者が自ら読書に親しむとともに、読み聞かせなど多様な取組を通じて、子どもたちが読書を身近に感じられるよう環境づくりに努力する
ものとしています。

 
(地域での取組)

 
第7条 地域においては、家庭、学校、幼稚園(墨田区立幼稚園設置条例(昭和43年墨田区条例第25条)に規定する幼稚園をいいます。)、保育所等(墨田区保育所条例(昭和36年墨田区条例第4号)に規定する保育所及び墨田区認定こども園条例(平成28年墨田区条例第59号)に規定する認定こども園をいいます。)、児童館等(墨田区児童館条例(昭和46年墨田区条例第20号)に規定する児童館及び墨田区コミュニティ会館条例(平成6年墨田区条例第33号)に規定するコミュニティ会館をいいます。)、ボランティア団体、特定非営利活動法人等が互いに協力して、子どもが区立図書館(墨田区立図書館条例(平成27年墨田区条例第48号)に規定する図書館をいいます。以下同じ。)及びコミュニティ会館の図書室を積極的に活用するよう促進するとともに、子どもの読書活動の推進に努めるものとします。

【解説】

 
地域においては、家庭、学校、幼稚園、保育所、認定こども園、児童館、コミュニティ会館、ボランティア団体や特定非営利活動法人などの各主体・機関が、
協力し合い、また連携しながら、子どもの読書活動の推進に努めることとしています。

 
(学校の取組)

 
第8条 学校は、それぞれの学校の特色並びに児童及び生徒の発達段階に応じ年間指導計画を策定し、学校図書館(学校に設けられた学校図書館法に規定する学校図書館をいいます。以下同じ。)を活用して、児童及び生徒の読書活動の推進に努めるものとします。

 
2 学校は、教育上特別な支援を必要とする児童及び生徒の読書活動について、障害の程度に応じて十分な配慮を行うものとします。

【解説』

学校の取組として、年間指導計画を作成し、学校図書館を活用して、子どもの読書活動を進めるとしています。
また、特別に支援が必要な児童、生徒に対し十分に配慮するよう求めています。

 
(墨田区子ども読書活動推進計画の策定)

 
第9条 区は、子どもの読書活動の推進に関する法律(平成13年法律第154号)に基づき、区における子どもの読書活動の推進の状況等を踏まえ、「墨田区子ども読書活動推進計画」(以下「推進計画」といいます。)を策定するものとします。
2 推進計画は、次に掲げる事項について定めます。
(1) これまでの取組の成果及び課題を踏まえた基本方針及び基本目標

 
(2) 施策及び目標値

 
(3) 家庭、地域及び学校等での取組を支援するための施策

 
(4) 前3号に掲げるもののほか、子どもの読書活動の推進に関し必要な事項

【解説】
これまで3次にわたり墨田区子ども読書活動推進計画を策定していますが、「子ども読書推進法」では努力義務となっている推進計画の策定を義務付けてい
ます。

 
(意見聴取等)

 
第10条 区は、推進計画を策定しようとするとき、又は推進計画の重要な変更を行おうとするときは、有識者及び区民からの意見を聴取するものとします。

 
2 区は、推進計画を策定したとき、又は推進計画の変更を行ったときは、これを公表しなければなりません。

 
3 前項に定めるもののほか、区は、推進計画に定める施策の実施状況等を公表しなければなりません。

【解説】

 
区は、推進計画を策定・変更する際は、有識者、区民からの意見を聞くよう義務付けています。また、推進計画の実施状況等も含めた公表義務を明記していま
す。

 
(学校図書館の整備)

 
第11条 墨田区教育委員会(以下「教育委員会」といいます。)は、学校図書館の機能及び蔵書の充実に努めるものとします。

 
2 教育委員会は、学校司書の配置及び能力向上に努めるものとします。

【解説】

調べ学習などの読書指導等の場として子どもの豊かな読書経験の機会を充実させていくための重要な役割を持つとともに、主体的・対話的で深い学びにおける
活用が期待される学校図書館の機能及び蔵書の充実に努めるとしています。また学校司書の配置と能力向上に努めることとしています。

 
(区立図書館の取組)

 
第12条 区立図書館は、子どもの読書活動の推進に資するため、図書その他必要な資料を確保するとともに、図書館奉仕の充実に努めるものとします。

 
2 区立図書館は、子どもの読書活動についての相談体制を整備するとともに、家庭、地域及び学校との連携並びにボランティア活動に取り組む団体の支援及び育成に努めるものとします。

 
3 区立図書館は、幼児期の子どもの読書への興味を呼び起こし、及び豊かな感性、表現力等を養うことを目的として、読み聞かせその他の事業を実施するものとします。

 
4 区立図書館は、特別な支援を必要とする子どもへの読書啓発及び利用援助を行うものとします。

【解説】

 
区立図書館は、図書資料の充実とともに、子どもに対してのレファレンス・相談対応などの図書館奉仕の充実に努めるとしています。さらに、子ども読書活動
推進の中心となって学校や家庭、地域などとの連携のほか、ボランティア団体などの協働のパートナーの育成に努めるとともに、幼児期から読書に対し興味を持
つように各種の事業を行うとしています。また、特別な支援を要する子ども(障害児や性的マイノリティー、外国にルーツを持つ子ども等)へ障壁のないサービ
スを提供することとしています。

 
(条例の見直し)

 
第13条 区は、この条例の施行の日から5年を超えない期間ごとに、社会状況の変化やこの条例の推進状況を検証し、見直しの必要があると認めるときは、必要な措置を講ずるものとします。

【解説】

区は、施策の推進状況や社会状況の変化によって、子どもの読書活動がこの条例の趣旨に基づいて行われているか検証し、施行後5年を超えない期間ごとに見
直しの必要があるときは必要な措置を講ずるとしています。

 
(委任)

 
第14条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は教育委員会が定めます。

【解説】

 
施行に必要な事項については、教育委員会が規則等で定めることとしています。

 
付 則

 
この条例は、公布の日から施行します。

 

皆様からのご意見をぜひお寄せください。

kanou.s.komei@gmail.com

 

第3回定例会一般質問

 

今週は、本会議における一般質問、上程した議案「墨田区子ども読書活動推進条例」の質問に対する答弁、地域子ども文教委員会の質疑、議会改革特別委員会運営協議会と連日長時間の会議が続き、かつ発言時間が長かったので、とても充実した1週間でした。

 

【一般質問の内容】

1.保育の質の確保・向上について

(1) 公募における審査の仕組み
 ・地域理解に向けた区の関与について
 ・事前協議の強化と保育の質に係る情報の公開について
(2) 指導検査の実施
 ・指導検査基準及び方針、年間の実施計画、実施後の対応の公開について
(3) 保育人材の確保
 ・キャリアパス作成支援について
 ・墨田区独自の保育園就職フェアの開催について
(4) 保育の質向上を目的としたガイドライン
 ・協議の場の設置について
 ・ガイドラインの作成について
(5) 苦情窓口の保護者への徹底及び情報の集約について

2.東京都受動喫煙防止条例を受けた禁煙支援制度の拡充について
(1) 禁煙支援の広報活動
 ・機を捉えた斬新的、効果的な広報の展開について
(2) 禁煙医療費補助事業の新設
(3) 禁煙支援薬局・禁煙外来一覧のマップ化
(4) 禁煙支援メンタルサポート
 ・インターネット禁煙マラソンの最大活用について
 ・本人及び禁煙を支援する家族への情報提供について
 ・禁煙支援薬局育成の推進について
 ・禁煙に挑戦する人のサポート体制について
3 商店街等の支援について

(1) 個店等のキャッシュレス化について
 ・福岡市の事業を参考にした個店等のキャッシュレス化の推進について
 ・「商店魅力アップ支援事業」の拡充と事業者の「決済手数料無料等キャンペーン」などを利用したキャッシュレス化の推進について
(2) 商店街街路灯のLED灯の補修について
 ・区内の商店街街路灯のLED灯の故障状況などの把握について
 ・東京都に対するLED灯の補修、交換等の費用の支援の要望及び
 ・墨田区の助成制度の創設について

 

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議会改革の進展

 

墨田区議会では平成25年から議会改革を目指し検討しています。

 

現在、議会改革特別委員会を設置し、議会基本条例を検討していますが、できるところから改革を前に進めるために、様々な改革に着手しています。

 

(1)政務活動費領収書の写しの公開

https://www.city.sumida.lg.jp/kugikai/giinkatsudo/katsudohi_ryosyusyo/2017/index.html

 

(2)不祥事発生時の情報共有について(申し合わせ)

https://www.city.sumida.lg.jp/kugikai/info/tah010002018090.files/30husyozi.pdf

 

これからも墨田区議会改革をリードしてまいります。

 

 

(仮称)墨田区子ども読書活動推進条例(素案)がまとまりました

 

平成28年度に、当時区民文教委員長だった私が発議し、検討が始まった『(仮称)墨田区子ども読書活動推進条例』の素案がまとまり、本日開会された墨田区議会・議会運営委員会で、条例の必要な理由・背景及び内容について簡潔に説明させていただきました。

 

一部に条例化に反対の議員もいましたが、大半は協力的で、議員提案の政策条例の意義なども確認することができ、(併行して議会改革を進めているところですが)できるところから改革を進めることができたと考えています。また、まとめ上げていくことの難しさとやりがいも感じました。かかわっていただいた方には心から感謝申し上げます。

 
2年余り時間をかけたことで、子どもの読書活動に係るこれまでの国や自治体の取組や全国の先進事例などを調べることができ、改めて子どもにとっての読書、特に幼児期からの読書習慣の確立が、いかに重要であるか確認することができました。

 
今後は、区長と教育委員会の意見をうかがったうえで議案化の作業を行い、9月開会の第3回定例会で上程することを目指すこととなります。条例制定まで油断はできないので、今後も丁寧に説明し制定を目指してまいります。

 

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墨田区議会:地域子ども文教委員会報告

墨田区議会地域子ども文教委員会が開会され委員として臨みました。

 
議案第45号 生涯学習センター条例
議案第57号 東向島児童館分館の指定管理者の指定について

の2議案について慎重に審議した結果、賛成いたしました。

 
その他当委員間所管事項として、本区で学校施設のブロック塀の緊急調査・点検をした結果をふまえ、ブロック塀以外の学校施設の安全点検、通学路の点検、並びに学校だけではなく、私立を含む保育園・幼稚園、その他すべての公共施設の安全点検を求めました。

 
また、医療的ケアの必要な児童・生徒に対する保育と教育分野における支援について、早急な対策の検討を求めました。

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議会改革特別委員会 in 本所・ビッグシップ

 
 昨13日、私が所属している「墨田区議会議会改革特別委員会」が23区では初の試みとして区役所内の議事堂を飛び出し、本所地域プラザ・ビッグシップで開催されました。墨田区議会では、2月の八広地域プラザ・吾嬬の里での開催に続き2回目となります。
60名あまりの方が傍聴に来てくださりました。

議題は
1.議会基本条例の「区民と議会の関係」の項目「区民参加の推進」について
2.議会基本条例の「議員の政治倫理・身分・待遇」について
3.「本区議会における不祥事発生時の情報共有などのルール作り」について

区民の声を議会活動や区政にどのように反映させたらよいか、区議会議員が不祥事を起こした際、議会としてどのように対応するべきかなど、区民の皆様にとって関心の高いテーマでしたが、配布した資料の見方が分からないとか、今回のような議論は本来もっと以前にやっておかなければいけないんじゃないの!といった厳しいご指摘もいただきました。また、想像していた以上に真剣に議論していることが分かり頼もしく感じた、といった励ましの声もいただきました。

 今回の結果を活かしていかなければなりません。とりわけ、議員の議論を見ていただくだけではなく、率直に区民の皆様と意見交換する仕組みを作っていかなければならない、と改めて強く感じました。そして、これまで以上に議会改革を進めるエンジンとしてリードしていこうと決意いたしました。

また、開会前には同じ会場で実施している子ども食堂「みんなで晩ごはん」を見学させていただきました。2月、3月の試行実施を経て今回から本格実施とのこと。子どもだけで食事するとことが増えている現状で、こうした地域の取組はとても重要です。この日も親子3世代で来られているご家族がたくさんいらっしゃいました。行政として、こうした地域の取組をどのように支援していくべきか議論していきたいと考えています。

議会改革特別委員会IMG_2555  子ども食堂IMG_2554みんなで晩ごはんIMG_2549

データ分析の重要性

下の数字を見て何のことかわかるでしょうか?

        平成17年      平成27年      平成28年

港 区 1389(170971:0.79) 2962(240585:1.44) 3048(243977:1.45)

 

墨田区 1791(232596:1.07) 2463(258423:1.30) 2390(265238:1.25)

 

港区と墨田区における平成17年のデータとその10、11年後を比較しているということはわかるかもしれませんが、その内容はさて?

実は出生数を表しています。赤ちゃんが生まれた数ですね。( )内は左から当該年の1月1日現在の人口と合計特殊出生率を示しています。

都心3区は人口の増加が著しく、特に港区の人口は墨田区に迫る勢いです。したがって、いろいろな指標を人口規模の近い港区と比較することは意味があると思い東京都の統計からこの2区を抜き出しました。

わずか10年余り前は墨田区のほうが出生数も合計特殊出生率も圧倒していました。墨田区も出生率を上げるため頑張っていなかったわけではありませんが、港区の伸び率はすごいですね。合計特殊出生率は23区でトップです。都心は出生率が低いというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、千代田区や中央区も含めた都心3区は人口だけではなく出生率の伸びも目を見張るものがあります。一方、新宿や渋谷、豊島など大規模な繁華街をかかえた区は低い傾向のままです。

こうしたデータをもとに各区の特性や取組の違いを比較し、冷静に分析することで新たな政策をつくりあげていくことが求められます。

産後ケアの充実や待機児の解消も重要ですし、住宅施策を通じた転入支援や定住支援も強化する必要性を感じます。経済状況に関係なく安心して育ち学べる環境づくりも重要です。また非婚率を下げるために婚活支援なども検討していくべきでしょう。

財政状況の厳しさを言い訳にせず、現状の施策・事業に加えるものは何なのか、廃止するものは何なのか?

私たちの責務は大変重いものがあります。

 

政務活動費横領事件に関する調査特別委員会の調査が終了いたしました

 

8月1日に設置され今日まで7回にわたり議論を重ねてきた『政務活動費調査特別委員会』の調査を終了し、報告書としてまとめ議長に提出いたしました。

 

12日の本会議において議案として提出し、全議員の了承を得て正式に公文書として確定します。

 

私は委員長として当然のことながら自らの意見は申し上げず、公正・中立な委員会運営に努めてまいりました。ただ、調査終了に当たりこれまで感じてきた、本委員会に関する特筆すべき点につき2点ほど所感として述べました。

 

原稿をそのまま掲載いたします。

「一つは、他の会派の議員に対し本件の内容が明らかにされたのが7月26日、その前日には他の会派の議員には理由も示されないまま本人から辞職許可願いが出されるという極めて異例な状況からスタートしました。しかし、議会が閉会中であったにもかかわらず、前例のない不祥事に対し、本人の責任を公の場で糾弾することが無いまま、辞職をもって幕引きといった最悪のシナリオを避けることができたということです。内容を知らされた当日に緊急声明を発し、またすみやかに特別委員会の設置を決定したことは、全議員が当事者意識を持ち自浄能力を発揮しようと同じ意識に立っていただいたことと思います。その意義は大きいものと考えるものです。

もう一つ特筆するべきは、こちらのほうが重要と思いますが、会派の責任を問うたことです。政務活動費に関しては、これまできりがないほど全国のいたるところで不正請求などの不祥事が発生してきましたが、ほとんどが不祥事を起こした本人が責任を取り、会派の責任まで言及されないまま、トカゲのしっぽ切りといわれても反論できない状況で終了しています。政務活動費の多くは会派に交付しているものです。したがって本来は会派又は会派の代表者が、その所属する議員の不適切な使用に関する責任から逃れることはできません。昨年の富山市議会の件も現在問題となっている神戸市議会の件も会派に交付されているにもかかわらず、会派の責任が厳しく問われることもなく、幕引きを図ろうとしています。これではことの本質にメスが入らず、今後も類似の事件が起きてもおかしくありません。これに対し、本区は会派の責任を明確に認めました。直接かかわりのなかった委員にとっては表現が適切ではないかもしれませんが、居心地が悪かったのではないかと思います。ただ批判から逃げず、真正面から受けとめ、最後まで報告書のまとめにご尽力いただきました。その結果、会派の責任を明記することができたことは、全国の地方議会に対し、問題提起したとともに、良き先例となることと思います。

しかし、区民の信頼を取り戻す戦いはむしろこれからです。今後は新たなステージで議論することとなりますが、政務活動費改革や政治倫理の確立に向け、どこよりも開かれ、区民から信頼される区議会をめざし本日よりスタートを切ってまいりたいと存じます」

 

ここで述べている通り、挑戦はこれからです!議会をリードし、日本一開かれた議会といわれるよう取り組んでまいります。

 業務上横領事件IMG_2211

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