昨3月19日に墨田区議会第1回定例会が閉会し、第18期4年間の議会活動が終了いたしました。
今後は、来月の統一地方選挙へ向けそれぞれの候補者が、区民の皆様に対し、政策や自身の思いを語り、地域の課題やニーズを把握するために活動することになります。
今期は、区議会に対する区民からの信頼を大きく損なうこととなった、議員による政務活動費の業務上横領事件という過去にない不祥事が発生いたしました。他方で、図書館条例の修正議決、議員提案による墨田区子ども読書活動推進条例の制定、委員会提案による墨田区議会基本条例の制定など、議員同士の活発な議論により、議会としての政策立案機能の強化が図られました。
とりわけ、開かれた議会と議会活動の活性化を目的に2年余りの議論を経て制定された「墨田区議会基本条例」に関しては、その内容と制定までの経過は、全国のどの自治体議会と比較しても優れていると確信しています。
今後は、この基本条例を総論として、各論の議論に入ってまいります。丁寧な議論を経て、様々な議会運営のルールを作っていくこととなります。引き続き、議会改革のけん引役として働いてまいる決意です。