平成28年度に、当時区民文教委員長だった私が発議し、検討が始まった『(仮称)墨田区子ども読書活動推進条例』の素案がまとまり、本日開会された墨田区議会・議会運営委員会で、条例の必要な理由・背景及び内容について簡潔に説明させていただきました。
一部に条例化に反対の議員もいましたが、大半は協力的で、議員提案の政策条例の意義なども確認することができ、(併行して議会改革を進めているところですが)できるところから改革を進めることができたと考えています。また、まとめ上げていくことの難しさとやりがいも感じました。かかわっていただいた方には心から感謝申し上げます。
2年余り時間をかけたことで、子どもの読書活動に係るこれまでの国や自治体の取組や全国の先進事例などを調べることができ、改めて子どもにとっての読書、特に幼児期からの読書習慣の確立が、いかに重要であるか確認することができました。
今後は、区長と教育委員会の意見をうかがったうえで議案化の作業を行い、9月開会の第3回定例会で上程することを目指すこととなります。条例制定まで油断はできないので、今後も丁寧に説明し制定を目指してまいります。