高橋区議とともに、日本学校精神保健研究会の夏季セミナー参加し、メンタルヘルスの基礎知識や養護教諭の役割の重要性などを学んでまいりました。
多くの子供たちが、心に不調や病気を抱えているにもかかわらず、それが見過ごされている実態を踏まえ、
① 子どもたちに対し、心の健康と不調、それに対する対処の知識(メンタルヘルスリテラシー)を教える授業の開発
② 常勤の養護教諭の役割が重要→養護教諭のいじめ対策プログラム
③ タブレット端末を活用しての次世代型、子どもの精神保健アセスメントツールの開発
いじめや不登校対策、あるいは自殺予防に関し養護教諭の役割がとても重要であることを学んだ。むろんスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、学校医などとの連携や必要であれば他の機関につなぐことが重要であるが、ゲートキーパーとしての常勤の養護教諭のスキルをにもっと注目するべきであると感じた。
このセミナーの参加者も大半が養護教諭であり、特に経験年数の短い若い教諭が多かった。デリケートで対応が難しい分野であるだけに、積極的に学ぼうという意識が高いことに驚いた。
今回学んだ①~③については、それぞれ現場で活用する協力校が多ければ、より良いものへ進化することから、墨田区内の小中学校への活用を働き掛けていきたい。