これまでも何度か紹介していますが、スカイツリーに関連した区民の雇用拡大に向けた主張が、徐々に実を結び始めました。
今回詳細が明らかになったのは、街区内ショッピングセンターのテナント合同就職面接会の実施概要です。
約300のテナントが出店しますから、全部で3000~3500人の新規雇用が発生いたします。
正直なところ、非正規雇用が多くなると思いますが、できるだけ多くの区民がスカイツリー街区内で働くことで、墨田区全体の活性化につながると確信して訴え続けてきたことなので、ぜひ多くの方にチャレンジしていただきたいと考えています。
具体的な日程は下記の通りです。
平成23年12月25日(日) 求人用特別サイト開設
12月26日(月) フリーペーパー発行(合同求人特集ページを掲載)
平成24年 1月 8日(日) 新聞折り込みチラシ(合同求人特集号)
1月 9日(月) フリーペーパー発行(合同求人特集号)
今年の最後となる第4回定例会が始まりました。
今日から12月12日までの15日間の会期です。
今日から30日までの3日間は各会派からの代表質問と一般質問を行います。
公明党の代表質問は、今回甚野議員で、本日行いました。
内容は
①平成24年度の予算編成について
②脳脊髄液減少症について
③タンデムマス法を導入した新生児マス・スクリーニング検査の実施について
④発達障害児支援について
⑤教員のメンタルケアについて
大要、以上5点について、区長、教育長に質問いたしました。
全体として前向きな答弁が多く、また行財政改革と区民サービスの向上を前に進めることができそうです。
私たち公明党は、代表質問に関し7人の議員でその内容を徹底して議論し内容を決めていきます。
今回は福祉・保健・教育関係が多かった印象を受けるかもしれませんが、来年度の予算編成に関連した質問の中で、最近主張してきた「ゼロ予算事業」についても正式に区長の見解をただしました。
特に新たな税金を投入するわけではないので、区民の皆様へ小額の経費で多大な成果を生み出す事業や既存の事業を工夫すれば税金の無駄をなくすことができることを、今後紹介できると思います。
障がい者施設の秋のイベントの最後となるふれあいセンターまつりが開催されました。
隣接地には障がい者就労支援総合支援センターが明年3月の開設を目指し建設中です。
多くの方が、自立を目指しここを巣立って、一般就労に結びつくことを期待しています。
ふれあいセンターまつりでは、昨年から錦糸中学校のブラスバンド部が演奏をしてくれ、来場者の増加につながっていると感じます。
こうした試みによって、障がいに関心のないこどもたちや近隣の方も大勢集い理解を深めることができるので、協力していただいている錦糸中学校には感謝・感謝です。
今日は、朝から環境改善功労者表彰式や区民相談、お世話になっている方のお見舞いと、スケジュールがいっぱいでゆっくり見学できなかったのが残念ですが、お会いする方々から障がい者施策の充実を望む声をうかがい、身の引き締まる思いで帰ってまいりました。
直近の課題は、スカイツリー関連グッズのアッセンブリーや箱詰め、袋詰めなどの作業を障がい者の作業所で行うことです。
事業者側の協力をいただけるよう、しっかりと取り組んでいきますので応援してください。
11月24日、日帰りでしたが栃木県の足利市に視察に行ってきました。
視察内容は「ゼロ予算事業の取り組みについて」です。
ゼロ予算事業とは、最小限の経費で最大の効果をもたらすことを目的とした事業で、当初予算に計上しない事業をいいます。一銭も税金を使わないということではなく、コピー代や用紙代、小額の人件費等で行う事業です。
実際にはこれまでもこうした事業は行っているのですが、「ゼロ予算事業」としてくくり公開することで、行財政改革に取り組む姿勢を区民へアピールするだけではなく、知恵を出して新たなゼロ予算事業を生み出すことができます。
職員の事業提案制度とセットにすれば、職員の意識向上にもつながります。
足利市はこのゼロ予算事業を平成20年度に開始したことから、視察先として選定させていただきました。
今申し上げた効果に加え、足利市は実際にゼロ予算事業を実施した効果を金額に換算し、公表していることも足利市を選んだ理由でもあります。
コスト削減効果だけではなく、事業を実施したことで新たな価値を生み出したことも、経済効果額に換算し、公開しています。
たとえば、市民生活ガイドブック(どこの自治体も発行しているものです)の作成を民間企業に委託。受託した企業は制作費を広告をとることでねん出することで、それまでと比較し1000万円以上削減したとのこと。一方、映画「君に届け」フィルムコミッション事業では、積極的にロケの誘致と撮影に協力することで撮影スタッフ50名以上が一カ月以上足利市に滞在したことで、1100万円以上の経済効果をもたらしたそうです。
コスト削減効果と価値創造効果の双方をコストに換算し公開することで、市民に対するアピールになるとともに、職員の意識改革につながったとのことでした。
墨田区においても、会派として「ゼロ予算事業」に積極的に取り組むよう働きかけてまいります。
足利市議会公明党の幹事長から、視察終了後に時間があれば障害者の授産施設でレストランを運営しているところがあるので、食事をしていただけないかとの話があり、行ってみてびっくり。
勉強不足で申し訳なかったのですが、こころみ学園・ココ・ファーム・ワイナリーという施設でしたが、本格的なワインを製造販売していて、レストランは平日にもかかわらず大変な行列で、食事まで約30分待つほどでした。
地元のかたより観光客のほうが多いそうで、製造しているワインも沖縄サミットで出されたこともある超有名なワインでした。全国の有名店で販売もされているそうです。
障がい者が約130人入所している、障がい者更生施設ですが、90人程度の方が作業しているそうです。
障がい者の自立支援に生涯をささげ昨年末に90歳で亡くなられた、故川田昇先生が昭和30年から山を切り開いたことからスタート。ブドウの苗を植え、アメリカまで行ってワイン造りの勉強をして作り上げてきた施設です。戦後、教員として障がい者に接して以来、退職金をつぎ込み、不動産も処分するなど、文字通り私財をなげうち障がい者に寄り添い続けた60年以上にわたる川田先生の生涯をうかがうと、ただただ頭が下がるのみです。
今回は紹介をいただき食事だけでしたが、あらためて見学やお話をうかがうために訪問し、墨田区の障がい者施策の参考になることはないか、調査をしてみたいと思います。
すみだリバーサイドホールで開催された『すみだキラキラ☆ファミリーのつどい2011』を見学してきました。
各ブースでは、保育園・保育ママのこと、食育や健康のこと、ママのためのヨガ、ベビーマッサージなど盛りだくさんの展示やイベントが行われ、また、ステージでは、こどもたちによるチアダンスやすみだ花体操、救命講習などが行われました。
子育て支援総合センター主催ですが、子育て広場やNPO法人などの団体、企業の協力も得て盛大に開催されました。
リバーサイドホールの入り口では、障害者団体のネットワークでスタートしたスカイワゴンも出店。作業所等で製作した製品を販売しているものですが、若いお父さんお母さんたちに対し、障がいをもった方々とそのご家族やボランティアの活動を啓発するにはよい試みでした。
行政と区民・団体、企業が協働して実施したイベントでしたが、参加者も多く大成功だったと思います。
墨田区肢体不自由児者父母の会が本年4月50周年を迎え、本日記念式典・祝賀会が執り行われました。
身体障がい者の中で、最も重度の方が多く、ご家族のご苦労は並大抵のものではありません。
来し方を振り返り感慨深いものがあったと思います。
とりわけ、今年5月に、長年の念願であった重度身体障がい者用のグループホーム「すずらん」が開所され、会としても歴史に残る年になりました。
個人的には「すずらん」の開所は喜ばしいことですが、規模が小さいことで、すべてのニーズに対応することは難しいと考えています。
医療的なケアが必要な方も多いことから、医療対応が可能な入所施設が求められるところですが、国の方針は地域の中で生活していくことを手とした地域生活支援事業が政策の柱になっているため、実現には困難が伴います。
しかし、身近な自治体は、国や東京都の統一的な施策では対応できない部分を埋める、いわばすきま産業の役割を果たさねばならないことを考えると、智恵を出し要望にこたえていく使命があります。
一歩一歩かもしれませんが、前に進むよう取り組んでいきます。
八広にある墨田福祉作業所で開催された「第30回ふれあいまつり」に参加しました。
バザーや模擬店、作業公開、ゲームに加え、11時からは墨田川高校の吹奏楽部による演奏もあり、冷たい雨が降る中ではありましたが、大勢の方で賑わっていました。
私は毎年お邪魔していますが、一番の狙いは福祉作業所で自主生産している梅干しです。
大粒の紀州の梅を福祉作業所でつけているものです。しそ漬け梅干しと赤梅のカリカリ漬けの2種類があるのですが、私だけではなく毎年買いに来るリピーターも多いそうです。
私はカリカリ漬けが好きなのですが、今年はカリカリ漬けをつぶし他の 漬物と和えたものや、細かくしてペースト状にした、いわゆる加工品も販売していたので、そちらを購入してきました。
試供品をいただきましたが、お酒のつまみには最高です。食べ過ぎて塩分の取りすぎにならないよう気をつけます。
その後、曳舟文化センターで開催された「墨田区青少年健全育成区民大会」に出席しました。
同大会は、青少年を取り巻くさまざまな問題を、家庭、地域、学校などが連携を密にして解決へ向け取り組む中で、関係機関、関係者が一堂に会し、健全育成活動の推進を図るものです。
その一環として実施している青少年健全育成作文コンクールの表彰式に出席させていただきました。
区内の小中学生が応募しているものです。今年は家族、地域、絆といったキーワードをテーマにした作品が多かったように思います。
はにかみながらもうれしそうに表彰状を受け取る子どもたちの表情が、毎年のことながら印象に残ります。
本日、新タワー建設・観光対策特別委員会が開会されました。
報告事項は3つ
①東京スカイツリー開業祝賀イベントの概要について
②区内循環バス愛称名の決定について
③環境影響評価のうち事後調査評価書(工事の施工中その2)の概要について
スカイツリーの開業日は明年5月22日と決定しましたが、区としては開業までに祝賀ムードを盛り上げるため、すみだまち開きとして区内各所を飾りつけをするなど、まちをあげて祝賀ムードを醸成する予定ですが、直接の開業祝賀イベントは5月19-20日の土日に行う予定です。
実行委員会も立ち上がり、準備の体制は出来上がりつつありますが、イベントに関しては私自身思い入れが強いので、これからも意見を述べていきたいと思っています。
循環バスの名称が『すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん』に決定しました。
10月の1ヶ月間、区民投票を実施し、投票結果をもとに専門家と協議した結果だそうです。
「すみだ百景」は、観光資源・見どころが多いイメージを表す言葉として、観光客に回遊性をうながす目的があります。
一方、「すみまるくん」は3ルートを通常運行するバスの愛称で、「すみりんちゃん」は環境にやさしいクリーンなイメージとして、全国に先駆け導入する電気バスの愛称となります。
1台だけの導入ですので、なかなか出会わないかもしれませんが、それだけ「すみりんちゃん」に乗車できると得した気分になるかもしれませんね。
誰からも愛されそうな名称が決まってよかったです。あらたなマスコット・キャラができそうな愛称ですね。
来月には、バス停も決まり、改めて報告がある予定です。
その折は、愛称にふさわしいバスのデザインかどうか、料金設定をどう考えているかなどについて質問したいと考えています。また、以前に、バス停そのものを観光資源とするため、一度は行って写真を撮ってみたくなるような斬新なデザインのバス停をいくつか設置してみたら、と提案をしたことがあるのですが、検討していただいているようなので、進捗状況も聞いてみたいと思います。
日経グローカルセミナー11月定例会に参加してきました。
今月のテーマは、「PFIで地域を再生する-5月の法改正を踏まえて」と題し、日本PFI・PPP協会理事長の植田 和男氏の講演でした。
墨田区では総合体育館をPFI事業として実施していますが、行政職員はPFIと聞くと体育館だけで充分という顔をするのではないでしょうか。
体育館の時でこりたといってもよいかもしれませんが、とにかく時間と手間がかかりすぎる、という側面があります。
私自身、今年5月の法改正の内容を知るまでは、これからの事業では必要ないのではと消極派でしたが、今日の説明でよく理解できました。
政府が昨年策定した新成長戦略の中の21のプロジェクトのひとつに挙げられたことを受け、5月に改正したもので、さまざまな可能性が広がることとなりました。
さらに勉強し区政に反映できるよう頑張ります!