七尾市スポーツ合宿のメッカづくりについてiPhone-2016.10.19-14.40.40.987

市議会公明党行政視察報告

七尾市合宿所等誘致事業  取り組み経緯のレクチャーを受けてまいりました。もともと平成12年より和倉温泉の1部の旅館が、星稜高校サッカー部の合宿の受け入れを開始し、受け入れ旅館の努力とサッカー合宿が徐々に浸透し参加団体が増加したことから始まったと伺いました。平成19年度に「七尾市合宿等誘致事業補助金」が開始され減少する宿泊者に歯止めをかけるための方策として、平成21年に和倉温泉観光協会と旅館協同組合が七尾市へサッカー場の建設を要望し平成22年9月和倉温泉運動公園多目的グラウンド、そして平成25年3月に能登島グランドが完成し市外の団体(学校教育法に定める学校及び専修学校)等の七尾市内の宿泊施設における宿泊を伴う合宿に対し補助金が交付されるようになり、交流人口の拡大が図られ地域の活性化に資するようになりました。高校生以上一泊1,000円(50泊以上 上限50万円)中学生以下一泊500円(25泊以上 上限25万円)

誘致活動については首都圏及び関西、中京方面へ出向き、指定管理者の和倉温泉旅館協同組合21社と連携し誘致活動を実施されておりました。訪問先は合宿取り扱い旅行者、競技団体(協会や連盟)、各大学および学生生協との事でした。

七尾市和倉温泉運動公園多目的グランドについては

①防災施設としても活用され、防災備蓄倉庫や避難所等の機能を有した、防災施設として活用が図られておりました。②地域交流地域の交流広場として、グランドゴルフや散策路として利活用を図り地域住民の交流及び健康増進を促進するためにも活用されておりました。③スポーツ施設としてサッカーを軸としたスポーツ合宿の競技施設として活用が図られておりました。

和倉温泉運動公園テニスコートは平成27年7月26日に完成し全天候砂入り人工芝24面を有し観客収容人1,700名の規模で鉄骨作り二階建て夜間照明を有して午前6時より午後9時まで使用できるものであり来年29年にはインカレの大会が予定されており、また実業団大会も開催されるとのことでありました。能登島グランド整理目的については、平成22年度からサッカー合宿の誘致に取り組んでおり全国から多くの学校やチームが七尾市で合宿を行っている。しかし今日に雪がまだまだ少ないため、すべての需要に対応できないのが現状でありより一層の地域振興とサッカーを通した健全な青少年の育成を目的とし、人工芝サッカー場をさらに建設していく方針である。

管理方法については和倉温泉運動公園については和倉温泉旅館協同組合に管理費として150万円(利用料金制)管理期間3年間   能登島グランドについては管理者和倉温泉旅館協同組合管理料はなし(利用料金制)管理期間はやはり3年間ています。利用状況を利用者数については年々増えており、サッカー場利用者分として宿泊状況においては平成24年度2万2,666名から27年度39,079名と着実に増えています。合宿事業推移としては平成19年11件  宿泊人数1,780人に対して助成額150万から平成27年204件宿泊人数2万324人助成額1,798万6,000円と確実に増えておりその中でもサッカーが(86%)となっている。

その他七尾市コンベンション、スポーツ大会等誘致事業補助金として市内において開催され、市内の宿泊施設における宿泊を伴うコンベンション、スポーツ大会等に対し補助金を交付することにより文化およびスポーツの発展並びに地域の活性化を図ることとなっている。補助金としては全国、地方大会1人泊の金額を1,000円(中学生は500円)を限度として200万円(中学生は100万円)

国際大会においては、国外からの外国人に2,000円を限度額200万円としています。これらの補助をしながら交流人口の拡大と宿泊客の拡大に取り組んでおられました。もともとある宿泊施設の利用方法として、今回の合宿等誘致事業が始まりましたがさらなる拡大を応援したいと思いました。本市においては蘇原中学校がこの制度を利用し修学旅行を行ってお見えになるとの事でした。

 

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