バックナンバー 2015年 4月

 

平成27年第一回各務原市議会定例会を2月25日から3月24日まで開催、提出議案は新年度予算、本年度補正予算、条例の制定、新市建設計画の変更等42案件について審議し全議案可決いたしました。私の議会質問への答弁から  平成26年度各務原市一般会計補正予算は、国において生活者支援と地方活性化に向けた新たな交付金で、地域住民生活等緊急支援のための交付金充当事業として、地域の消費喚起の起爆剤としてプレミアム商品券発行がされます。4億円発行され割増率2割で4億8,000万円の商品券(1万円で1万2,000円分の商品券が購入できます)が発行され地域の商店街に活気をもたらすと、発行への期待が大きく膨らんでおります。地方創生先行型交付金においては、地方における安定した雇用を創出するため出展事業、地方へ新しい人の流れを作るためわくわく定住奨励金交付事業、若い世代の結婚、出産、子育ての希望を叶える一歳おめでとう事業、産後検診女性事業、一般不妊治療助成事業等がります。時代にあった地域を作り、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携するふれあいバス利用促進事業、ふれあいバス運行事業等があります。いずれも市民に各務原に住んで良かったと思っていただける事業です。108各務原市の平成27年度一般会計予算規模は463億5,000万円です。前年と比べると41億1000万円の増加となっています。これは小中学校冷暖房設備整備事業や川島市民サービスセンター建設事業等の増加です。また本庁舎等整備基金への積み立です。

市税収入は法人税割の1部国税化などにより、市民税が法人、個人ともに減少となります。

27年度の主な新規事業は

高齢消費者被害防止推進モデル事業を行います。(増加する高齢消費者被害を未然に防止するため、見守り活動や出前講座、学習会等を実施する。(岐阜県モデル事業)

認知症地域支援推進員配置事業(認知症対策推進事業)は地域の認知症に関わる相談や実態調査、ケアパスの作成など認知症対策事業を中心となって推進する認知症地域支援推進員を各包括支援センターに配置する。

認知症ケアパス作成支援事業は、認知症の進行状況に合わせて提供される、医療や介護のサービスを標準的に示す「認知症ケアバス」を作成するための基礎となるデータ分析等を行う。(適切なサービスの流れを作る)

 歯科健診事業は、口腔機能の低下や肺炎等の疾病を予防するため、後期高齢者医療被保険者を対象に、27年度より新たに歯科健診を実施する。(自己負担200円)

すこやか健康検査事業は、後期高齢者医療被保険者を対象に、生活習慣病の早期発見早期治療を目的とした健康診査を実施する。(自己負担500円)

 臨時福祉給付金給付事業は、消費税の引き上げによる低所得者への負担を軽減するため、臨時的な措置として給付を行う。(1人6,000円)

子育て世帯臨時特例給付金給付事業は、消費税の引き上げによる子育て世帯への負担を軽減するため、臨時的な措置として給付を行う。(1人3,000円

 空き家等実態調査事業は、適切な管理が行われていない空き家等が市民の生活環境に影響を及ぼす恐れがあることに鑑み、空き家等に関する調査を実施し、具体的な対策を検討する。

福祉体験学習事業は、小学校高学年を対象に、高齢者、障がい者との交流や福祉の現場を体験する学習事業を企画し、地域福祉の関心を高めます。

一歳おめでとう事業は、子育て応援団と連携し、毎月各こども館で一歳を迎える子供の誕生日をお祝いします。

4歳児視力検査事業は、弱視の早期発見・早期治療の為、市内幼稚園、保育所に通っている4歳児を対象に視覚検査を行う。通っていない4歳児を対象に視覚検査用紙を送付する。

妊娠期から始めるハッピー子育て講座授業は、出産を迎える夫婦を対象に、親子の愛着形成の大切さや、生まれてくる子供の望ましい育児環境について学ぶ講演会を月1回開催する。

歯周疾患検診事業は、健康増進法に基づき歯周疾患検診を実施する私単独事業として新年度から新たに20歳25歳65歳を対象に加え、切れ目のない支援を行う。

高等学校卒業程度認定試験合格を支援事業(1人親家庭自立支援事業)は1人親の学び直しを支援し、就職や転職への可能性を広げるため、高卒認定試験合格のための受講費の一部を助成する。(上限15万円)

 認知症対策の内容と目的

早期発見早期治療が有効であることから、市医師会や学識経験者等と協議を行い、市議会公明党の提案で「認知症チェックリスト」を作成し市のホームページのほかパンフレット等に掲載し、気軽にチェックできる仕組みを作ります。また認知症に対する偏見等をなくすため、引き続き認知症サポーターの養成努め、特に小中学生に対しては「認知症キッズサポーター養成講座」を開催し市内の子供たちが認知症や高齢者に対する理解を深める機会を作ります。

基金の運用について   預金利息と運用収入は(25年度決算)

平成25年度総額222億円の基金の預金運用額は38億5,000万円で預金運用収益は415万5,000円、そして債券運用額は183億5,000万円で債券運用収入は1億9,125万5,000円でした。平成21年度以降、預金利率と債権利率がともに低下し平成25年度の利率が平成21年度の半分近くなる中で、より利率の高い債券を活用することにより運用益の確保に努めている。

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側溝の整備ができました。 024

 

 

 

 

 

 

 

 

 

樹木の伐採IMG_4600                   102

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各務原市 横山富士雄
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