平成29年第4回定例会、文教こども常任委員会で以下の質問をしました。
- 議案67号一般会計補正予算
(学校施設営繕事業)
問、700万円の増額になっているが、内容について。
答、今年度の小学校のエアコンの修繕費が前年度と比較し、約700万円増加し、補正するもの。
問、現在の小中学校のエアコンの設置状況と契約内容は?また、契約の中に修繕料は含まれていないのか?
答、小中学校のエアコンは、平成17年度から平成19年度の三カ年をかけて、リース契約を行い、全小中学校に設置した。リース契約内容は13年をリース期間とし定期清掃及び点検は業務に入っているが、修繕に係る費用負担は、市負担となっている。
問、今後のエアコンのリース契約をどのように考えているのか?
答、今年度から順次リース期間満了を迎える。市財政にも負担がかからないような、機器の維持管理手法を調査研究する。
要望、エアコンの耐用年数の15年契約を短くすることによって、修繕費を抑えることができるかもしれない。この点も踏まえ、調査研究していただきたい。
- 所管事項
(教育研究指定校事業)
問、現在、9校の小中学校が研究指定校に選定されているが、どのように選定されるのか?
答、学校が取り組みたい研究内容の事業計画を作成し、教育委員会が審査をして選定している。
問、各校の研究主題、テーマはどのように決定されるのか?
答、本市の教育課題及び学校の重点目標との関連を踏まえて研究の方向を決定し、学校教育全般に関する取組と授業改善に関する取組の双方から具体的な研究テーマを決定する。
問、現在のICT環境の状況と学校や教職員からの要望と今後の整備方針については?
答、小学校で全ての普通教室にデジタルテレビ、実物投影機が設置。要望として全ての学級へ電子黒板の整備を求められている。
今後は、市ICT教育推進プランに基づいて調査研究を進める。
問、習熟度授業の現状は?
答、小学校3~6年、中学校全学年を子ども達の習熟度に応じクラスを分割し習熟度授業を推進している。習熟度事業の対象強化は、小学校では国語・算数・理科・、中学校では国語・数学・理科・英語である。
問、今後の展望は?
答、本事業を学力向上施策と位置付け、校内研究の活性化を図り、先進的な学校の研究が推進できるよう支援する。