本日午後、市立速見小学校の体育館で平成25年度門真市教育フォーラムが行われました。
小学4年生の国語の公開授業で、「木竜うるし」という脚本を物語に書き換えるというものです。
具体的には、セリフだけの脚本にその場の状況や登場人物の気持ちを考え文章を書き加え物語にします。
それを3人のグループに分かれ、それぞれの良いところや理由を考え付箋に書き込み発表します。
そして、最後に違うグループとの共通点や相違点を見つめ振り返ります。
それぞれの子ども達の個性ある想像力や表現力に感心しました。
権八:だいじょうぶか?おい。
藤六:だいじょうぶだ。さわってみい。
権八:な、なるほど。うん、うんうん。こらやっぱり木の竜だ。
藤六:だろが?けど、さっきはおらもおったまげたぞ。
この脚本が
権八は心配そうに
権八:だいじょうぶか?おい。
おそるおそる少し暗く言いました。
すると藤六は安心しながら平然としたように
藤六:だいじょうぶだ。さわってみい。
と少し明るく言って権八の手を引っ張って竜をさわらせました。
権八はやっとなっとくして
権八:な、なるほど。うん、うんうん。こらやっぱり木の竜だ。
と言って感心して
それから藤六は少し笑う
藤六:だろが?けど、さっきはおらもおったまげたぞ。
と言いました。
という物語になりました。
第2部では、速見小学校教職員による研究討議、PTA協議会の取組報告、「門真市の今後の学力向上に向けて」と題して講演がありました。
学校・地域・家庭などが、学力向上に向けて取り組む熱意を感じました。