7月28日大府市役所にて三市議会議員研修会に出席
講演テーマは、災害時における議会の役割について講師は東京経済大学名誉教授 吉井博明氏
災害時の必須条件
①場所、②電力および情の報通信システム、③人員の確保(特にトップが居るか居ないかで大きく変わる)
災害時の初動
①警告 「避難勧告指示」→ ②救援需要の把握 → ③資源の確保
※特に初動で重要なのは警告の出し方。
人はなかなか動かないので以下の住民への対応が重要になる。
①プロアクティブ 空振は当然であることを住民に理解を求める
②勧告は一度だけでなく、続報を出して、状況の変化をきめ細やかに住民に伝える
【災害時の議会及び議員の役割】
第一は現場の避難誘導の先導者になれ!
第二は、現場の情報を迅速に災害対策本部に伝えよ!
26日会派視察3日目 岩手県遠野市 視察項目は、沿岸被災地後方支援について
東日本大震災お後方支援に関して、印象的だったのは、市長の強烈なリーダーシップのもとに進められたスピード感ある対応。
①災害対策本部の設置
②市内全域の被害状況の正確な把握
③各地域の需要の把握
④供給の確保(救援物資、自衛隊支援、ボランティア等)
発災後72時間が勝負といわれる救援活動では、上記の①→④をいかに迅速に対応できるかは、トップのリーダーシップ、日ごろの充実した防災訓練と住民自治組織の意識の高さが求められることを学びました。
通常の防災訓練における充実したものにするための工夫および地域の共助体制の強化の必要性を痛感