バックナンバー 2010年 10月

 来年2011年にも市町村議員の年金基金が枯渇して、破たんする恐れがあることから、現在、政府(総務省)と全国市議会議長会などの団体の間で話し合いが続けられています。

 議員年金については、国会議員の年金は、すでに年金を受給している方をのぞいては既に廃止されています。

 この例をもとに、地方議員の年金も同様に廃止すべきという意見や、破たん寸前まで何も手を打ってこなかった政府などに対しての批判、さらに、多様な住民から議員が立候補できなくなるといった指摘など様々な議論があります。

 私が初当選した平成4年当時、全国にたくさんの市議会議員が活躍していて、それぞれの議員の月額報酬から一定の掛け金を徴収されていたので、議員年金が破たんするなど誰も考えもしませんでした。しかし、その後、平成の大合併で全国市町村の合併が盛んに政府主導で行われた結果、市議会議員数が激減しました。

 いま、いわき市議会議員の議員年金共済掛け金は、月額9万9、200円で、かなりの負担感があります。同僚議員からも、「破たんするなら早く掛け金の中止をしてほしい」、また、「年金が見込めなくなったら、老後の生活が不安だ」などの声が聞かれます。

 いわき市議会議員40名の中には、生業の傍ら市議会議員をつとめられている方、また、サラリーマンを辞めて議員になった人など様々いますが、私の立場から言わせていただければ、議員共済年金に加入して掛け金を払い続けてきたのに、今になって「無くなります」、「あきらめてください」と言われても、納得がいきません。

 さて、先日、この議員年金の話を市民の方としていたら「民主主義にはお金と時間がかかる。反対に、独裁専制政治を行っている外国の例を見ればわかるように、お金がかからない代わり不自由な生活を強いられるようになる。独裁国家は燃費が良いが、民主国家は、お金がかかるので、そういう意味から燃費が悪い。しかし、議員の数や報酬を減らすことは、住民の意思や選択肢の幅を狭めることであり、優秀な人材(議員)は集まらないし、住民の政治参加への機会を自ら減らすことになる。」と安易に議員の処遇を厳しくすることに慎重な御意見をいただきました。

 昨日、体育の日に行われた「金山自治会町民運動会」へ参加した折、いわき市立汐見が丘小学校のブラスバンドが運動会のマラソン競技の間にジャズ演奏を披露してくれました。

 とても、小学生児童の演奏とは思えないくらい素晴らしいリズムと見事なテクニックでジャズ音楽を堪能させてもらいました。

 演奏を聴いていて、日ごろの練習と指導者(学校の先生)の熱心さが伝わってきて、とてもすがすがしい気分になりました。チームでひとつの音楽を演奏するという作業の中に、他人とのかかわり方や他人を思いやることの重要性など、人が社会で生活していくための術を知らず知らずのうちに、学んでいるんだろうと感心して聞いていました。金山地域の将来を担って立つであろう彼らの成長が楽しみです。

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